「恋愛・結婚」カテゴリーアーカイブ

若者の『恋愛離れ・おひとりさまの増加』の現象を起こしている原因の考察

若者の『恋愛・結婚離れ』とはいうが、昔も自発的な自由恋愛は少なかったのかもしれない。世界的・歴史的に見ても個人としての男と女が、『自分の好み・選択・欲求・自己責任』だけで相手を探して付き合ったり結婚・出産したりという時代は殆どなかった。『家柄・血統・宗教・生活・親の希望や社会規範(周りの強制的な干渉)』などで半ば運命や義務として恋愛をすっとばした結婚・出産(見合い婚や取り決め婚)が行われることのほうが多かった。

恋なんてめんどくさい!?おひとりさま大歓迎な若者たちの恋愛事情

結婚とは惚れた腫れたや性的・人格的な魅力(好みのタイプ)の比較及び追求というよりは、ほとんど『生活・育児のために必要な男女の役割分担の結合』であったからであり、好きな人が見つからなかったらしないでもいいかといった選択肢はなく、一定の年齢でしなければならない(そのために周囲も見合い・紹介なりの強い干渉をしてくる)ものだと受け取られていた。

現在の40~50代以上のバブル景気を経験したような男性にしても、みんなが好みのタイプの女の尻を追っかけ回して、躊躇いなく肉食系の勢いで口説きまくる『恋愛至上主義者』だったかというとそうではないだろう。

今と同じで『女性に上手く話しかけられない人・女性の扱いやデート(遊び)の計画が苦手な人・一緒にいて異性を楽しませたり魅了したりすることができない人・女よりも趣味や自分の世界に生きたい人』だって相当な割合で含まれていたはずだが、『30歳くらいまでには結婚しなければ恥ずかしい・差別的なまなざしで見られかねない(女性であれば生活できなくなる恐れがある)』という周囲・現実の圧力や世間体の意識が現代とは格段に違っていた。

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遠野なぎこが再婚から55日で離婚:別居婚における妻・夫としての役割負担の重さとは何だったのか?

遠野なぎこの短期離婚は二回目だが、『別居婚・子供がいない』というほぼ独身と変わらない自由が担保された生活条件で、相手からの被害があるわけでもない状況で、離婚しなければならない特段の理由はないようにも思うが。

遠野なぎこ、ブログで離婚発表 再婚からわずか55日

結婚制度や夫婦の責任を軽視しているという意見もあるが、逆に『行政・法律の結婚制度』に異常なほどの関心や執着があり、実際の生活は何ら変わらないのに『ただ籍が入っているだけという現状』が何らかの理由・こだわりで許せないのか。

別居婚で束縛も経済的負担もないなら、結婚しているままでも問題ないはずだが、あるいは相手の男性が家庭や子供を欲する常識的な型の人で、『この条件・生活なら結婚していても意味はない,ずっとこのまま別居婚で家庭の実態がないなら別の相手を探したい』という離婚の申し出をしてきた可能性もあるのだろうか。

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恋愛もまた『巧遅』であるよりかは『拙速』であるべきか(孫子の兵法):ストーカーになるリスクを回避するためのアプローチ論

警察官(警部)という職業(職位)の世間的なイメージや45歳という年齢(常識的には、知らない20代女性に対してナンパを仕掛けるには不釣り合いな年代)はともかく、電車・街中であれお店であれ、気になった女性がいればアプローチする自由はあるが、アプローチを間違ってストーカー化すれば犯罪行為である。

45歳男性警部、「一目ぼれ」でストーカー行為

この45歳警察官のストーカー行為は殺害・暴力につながるような凶悪度は低いが、一方的に恋愛感情や劣情を抱かれて個人情報を密かに調べられ、何をされるか分からないと感じた20代女性の恐怖感・不安感は想像するに余りある。

近年、ストーカー犯罪が増加傾向にあるが、その大半は『元恋人・元配偶者による未練や執着』によるものであり、『一目惚れした知らない異性に対するつきまとい』の比率は低いが、ストーカーの心理的問題は『好きであれば何をしても良い・好きだから仕方ない・相手の直接の返事を聞くのが怖い』というような恋愛感情の不適切な表現や一方的な押し付け、傷つくことの回避による隠れた行動にあると考えることができる。

警部は一目惚れした若い女性と接点を持ちたかったと動機を語っているが、2011年から3年近くもの間、隠れながらつきまとっていて『会話できるくらい・メルアドや電話番号を聞くくらいの接点』も作れない、拒絶されるのが怖くて正面から話しかけられないのであれば、『縁がなかった相手(自分に自信・行動力・決断力がないから仕方ない)』として諦めるのが筋とも言える。

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『人口減少社会』に直面する日本と人口1億人維持の目標設定:少子化・未婚化が進行する要因

少子化対策の意識が『社会保障と経済成長(労働力・消費者候補のボラティリティ)・現行の経済レベル維持』になっていて、子供の幸せ・希望が二の次の印象。自らの人生を楽しく思う大人が増えないと難しい。

人口1億人維持に力点=法人税下げ、調整続く―骨太原案

この人生を生きられて楽しい、この相手と出会えて良かった、生きている事は基本的に素晴らしい(子供にもこの社会・体験機会を残してあげたい)と感じられる人でないと、現代では積極的に子供を多く産むメンタリティにはなりにくい。子供を育てやすい環境整備、前向きな人生観・社会観、本能・生活と知性・情報のバランス等が求められる。

50~60代以上の親世代までは『結婚・出産育児』は共に、それをするかしないか選ぶものではなく、みんなが半ば義務として絶対にしなければならないもの(そうしないと特に女性は生活が成り立たないもの)でしたから、『現代の若年層の選択的な結婚観(育児観)』とは全く異なる視点や価値観(世間体)に立っていますから相互理解は難しいかも。

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“異性の性格・外見の好み”とその効果的な伝え方:自分らしい個性とかみんなが気に入る個性とか

異性の性格や趣味は『陽性-陰性・理性-感情・インドア-アウトドア・読書人-非読書人』など大まかな相性を左右する部分はあるが、『自分に好意的に接してくれる』だけで概ね+にはなる。

飲み会で盛り上がること間違いなし!女子が好きなメンズのタイプ「細マッチョ+ロールキャベツ男子」

『好きな異性のタイプは?』の質問は、相手を突き放したり興味を無くさせたいのであれば、『美人・イケメンの芸能人の具体名』でも上げて、外見や容姿は妥協できないほうですとでもいっておけば、『あちら(自分とは関わりのないほう)の住人』という認識にはなるかもしれない。

『性格の良い人・優しい人・面白い人・価値観が合う人』とかいうのは無難過ぎて面白みはないが、基本的には『自分のストライクゾーンの広さ・性格や好みの寛容さ=今向き合っている相手の可能性』を示唆して相手を突き放さないマナーに適った答えではある。

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男性が女性に抱きがちな『幻想』:幻想と現実の境界で関係を築いたり維持したりする男女

恋愛も性愛も結婚も『幻想』から始まることは多いが、現代では女姉妹や女の親戚が減ったり男の一人っ子も増えた事から、『同世代の女性に対する過度の幻想・期待』を持つ比率が上がっている面もあるのかも。

男が女に抱きがちな幻想 -「小食」「ムダ毛がない」「鼻くそをほじらない」

男が女に抱く幻想は男にとって望ましい女性らしさ(性別役割規範)というジェンダーの源泉になりやすいがそれは女が男に抱く幻想も同じ。料理・掃除などにまつわる女性への幻想が強いと世話を望む男の面倒臭さはあるが結婚が早かったり。相手に特別な役割を望む事や独占欲が弱い人は自分も求められたくない傾向を持つもの。

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