「政治」カテゴリーアーカイブ

北朝鮮問題で強まるアメリカの圧力:『対話と圧力』のバランスの崩れと日韓の副次的被害のリスク

北朝鮮の核実験に対する米国の制裁圧力が高まる中で、金正恩は『核実験』ではなく『半端なミサイル実験』で強気な挑発姿勢をアピールしたが、核実験なら米国が軍事攻撃の可能性もあった。北朝鮮の瀬戸際外交の緊張感が高まっているが、韓国・日本の副次的被害を回避しつつ圧力をかけるには米国と中国の連携が鍵になる。

北朝鮮問題は緊迫化するが、日本の安倍首相は花見会で桜を愛で当事者意識薄くトランプ頼み、韓国の朴槿恵前大統領は弾劾裁判で失職し『実質の政治空白』に陥り黄教安代行もトランプ頼みか…トランプ大統領は軍事制裁の圧力を強めるが、米国本土にまず危害が及ばないが故の日韓巻き込む強硬策の懸念が出てくる。

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諫早湾干拓事業訴訟、開門差し止めを命じる矛盾した判決、 タリーズの新作『クレープシュゼットラテ』は美味しそう

○諫早湾干拓事業は農地造成と水害対策を目的に1997年に湾を堤防で締切り、堤防をギロチンと呼ぶ非難が起こった。それから20年の歳月が経過したため、『農地=既存環境』の既成事実化の地裁判決が出たという事だろう。

<諫早訴訟>開門差し止め命じる判決 長崎地裁

諫早湾を干拓してまで新たな農地が必要だったかそもそもの疑問はあるが、国策的な巨大公共事業は一度動き始めたら止まらないわけで、『漁師と農家の対立・潮流による海洋環境の変化』も織り込んで、大きなお金を行政と地元業者に回す公共事業自体が目的化していた面もある。諫早湾干拓事業は総事業費約2530億円がかかった巨大プロジェクトだった。

長崎県は国から干拓農地(約670ヘクタール)を約51億円で購入、約40件の営農者に貸し付けて年間約34億円の農産物を生産しているという。福岡高裁の開門命令を国は長崎地裁の相反判決で履行せず、漁業者に支払わなければならない制裁金は1日90万円まで増額された。開門すれば農家に支払わなければならないが…

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くら寿司のネット上の中傷に対する訴訟問題、 近年の日本は自動車事故も刑事犯罪も減少傾向に。

○くら寿司も個人の感想・意見のコメントとして放置していれば誰にも注目されず忘却されたと思われるが、こういった相手を困らせて楽しむ頑固な型の確信犯・愉快犯に対抗しても時間・金銭の浪費だろう。

くら寿司がネット上の誹謗中傷に反論 「看過できない」と情報開示請求に至った理由を説明

『無添くら寿司』の商標に対する言いがかりだが、くら寿司側は『四大添加物の無使用』を中心にして無添と称し安全品質のイメージ戦略を展開しているだけで、『全添加物・食材としての果糖等』を一切使ってないとまでは言っておらず、現実的に全国チェーンでそこまで徹底することは不可能に近い。

くら寿司が対抗措置を講じた背景には、不特定多数の個人投資家が閲覧している『株式の掲示板』において、くら寿司の企業価値・経営理念を不当に毀損するしつこい誹謗中傷を繰り返していると捉えた事もあるのだろう。株式の掲示板にはこの種の『ネガティブ・コメンテイター(株価誘導の願望含め)』は結構いるものだ。

『客観的根拠・論理的正当性のあるまっとうな企業批判』でなければ、『口汚く感情的に書いた自分の批判・非難』について企業から取り下げてほしいと頼まれれば、削除することもやぶさかではないと思うが、訴訟を起こされてもどうでもいい誹謗中傷を消したくないという頑固さは、なかなか気難しい性格の人なのだろう。

裁判や法律の観点からはこのレベルの非難であれば、『個人の言論・表現の自由の範疇』であり、強制的に『会社に対するネガティブな評価や乱暴な口調での非難』を書くなというわけにはいかない。『イカサマくさい』程度の言葉で、実際の企業価値が落ちるとも思わないが。

くら寿司も直接交渉したりお願いしてみて、相手が書き込みを削除するなどしていれば訴訟までしなかっただろうが、恐らく話しても『俺は間違ったことは書いてないので今後も言いたいことを言わせてもらう、くら寿司はイカサマだ』な感じで平行線だったのだろうw話を聞く態度がない相手とまともにやり合うと面倒なだけだが……。

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高齢者の年齢の定義の引き上げ、『70歳までほぼ現役世代』にしたい政府の思惑:引退できない生涯労働時代の到来か

『75歳以上が高齢者』とする御用的な日本老年学会の再定義を流用し、自公政権の社会保障削減のロードマップが露骨にアピールされている。公的年金の給付開始年齢を65歳より上に上げたい意図が透けるが、70歳まで『ほぼ現役世代』にして働けば超高齢化社会を乗り切れるはずだと、生涯現役気分の片山さつきPT座長は意気軒高だけれど……上からスタッフに指示しながら働く国会議員と、上から命じられて働く一般労働者は同列には語れない。

確かに75歳未満をすべてほぼ現役世代にして、年金・医療・介護の社会保障に頼らなくて良いとすれば、社会保障財源の問題は粗方片付くが、その片付き方が『75歳までみんな元気でバリバリ働く』でなく『お金・健康・保険がない人から先にバタバタ恨み節で死んでいく』だけであれば、先進国としてはアウトである。

60代前半までは致命的疾患・持病・心身障害がなければ大半の人がそれなりの健康状態にあるはずだが、70代というのは遺伝・体質・病気の限界からお金があっても自然に亡くなってしまう人も増える世代で、過去の無理がたたって一気に衰える人も出る。大半が75歳まで社会保障の支え手のまま適度に働ける前提が怪しい……

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北朝鮮問題に米トランプ政権はどう対処するのか?:DVにも似る主権国家不可侵のロジック

米国のトランプ政権の北朝鮮政策が緊迫の度合いを強めている。北朝鮮の『瀬戸際外交』に対し、トランプは土俵際ギリギリまで詰めそうだが、北朝鮮の強気の反米政策は異常な金正恩独裁体制の柱なので、米国の警告には従わず基地を攻撃されれば反撃するだろう。半島有事の誘発は、米国より韓国・日本のリスクが大きいが。

米国と北朝鮮の強硬姿勢のぶつかり合いだが、北朝鮮は『米国を交渉のテーブルに着かせること=金王朝体制容認の保証』を強く求めていたが、核実験の合意不履行を繰り返しオバマ政権からは完全無視に近い対応を受けていた。トランプはオバマより北の挑発に乗るが『力による平和実現』は周辺へのコラテラルダメージは大きい。

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女性は『赤い服』を着ると魅力的に見えるのか?、 韓国出版社が筒井康隆の作品の出版を中止。

○赤は暖色で最も刺激が強い色で、人目を引き交感神経を刺激しやすい効果はある。ファッションでも黒と赤・ピンクの組み合わせはセクシーさ、白と赤は鮮烈な強い印象を与えやすい。

【連載:男と女のなぜ】 なぜ、赤い服を着ると、女性はより魅力的になるのか?

真っ白なブラウスに赤いスカートなどの組み合わせは、シンプルで上品なデザインでも間違いなく人目を惹きつけることは確かだが、『赤い服・赤い口紅』が女性を魅力的に見せる理由が『生物学的なもの(生殖器の発赤・発情サイン由来)』か『色彩効果的なもの(赤色の交感神経刺激)』かの区別は難しい。

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