「政治」カテゴリーアーカイブ

ゆうちょ限度額を1300万円に引き上げ、 沖縄県・普天間基地の辺野古移設問題など

ゆうちょ限度額1300万円=郵政民営化委が上げ容認

ゆうちょ銀行の強みは高齢者の開設口座の多さと地域カバーの全国ネットワークだが、民業圧迫から預入れ限度額を低く抑えてきた。金融機関としての収益力は低いが、上場と限度額の上昇で投資機会が増える。

カップルでなくても、男女の友人知人とかきょうだいとかで食べに行ってもお断りされそうで面倒臭い気もする。そこまでクリスマスやカップルを意識してる人は一部の世代や人を除けば多くない。要予約のレストランはともかく、飲食店は非カップルの客も多い。

カップル入店禁止レストランに喝采

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天皇陛下のリベラルな平和主義思想と元号、 冬ボーナス、東証一部上場企業の平均額は89万6,279円だったが…。

保守派を自認する安倍政権にとってリベラルな今上天皇が「戦後レジーム・戦後民主主義の代弁者」になっている構図はシニカルだが、日本にとっての象徴天皇の位置づけは歴史・民意の結節点になりやすい。

<天皇陛下>82歳に 戦後70年「先の戦争を考えた1年」

“改憲・安保法制(集団安保)・歴史教育(大東亜戦争の評価)・沖縄基地問題”などは、確かに安倍政権の特徴の一つで、多くの政治対立の原因となっているが、日本の時代精神や外交・世論が180度変わる時には、当代の天皇陛下ではないにしても、今上天皇の発言・価値観にも何らかの変化が見られるはずだ。

天皇の治世が『元号(明確に区切られる歴史的時間軸)』と共にあるという『時間支配の記号化(数値化)』は、世界的に見ても世襲王朝が断絶した民主国家ではかなり特殊な遺制だ。昭和の戦争が大東亜戦争を想起させるように、日本人の時代感覚・価値・記憶と元号は現状では西暦以上に切り離せない所与の時間概念である。

天皇陛下本人が老いの影響を折に触れて述懐されているが、天皇が崩御するまで『元号』が続き、原則引退できない慣例は健康・人権の観点からも改める必要がある。明治以前の天皇は上皇・法皇になる事ができたが、近代日本は院政の歴史等から『最高権威の分裂・万世一系の乱れ』を警戒し、元号・天皇の唯一性を強調した。

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日本の少子化問題の本質はどこにあるのか?:移民政策とAI・ロボットの技術革新(イノベーション)

今の技術水準や労働需要の延長線上で未来を予測しても、科学技術や意識の変化は予測できない。労働人口不足というが幾ら子供を増やしても移民を入れても政府が働かせたい建築・介護等の仕事を希望する人が増える保障もない。

日本は移民政策が必要、労働力確保で中国に負ける可能性=河野担当相

最もクリティカルな問題は、少子化問題が解消して子供が増えれば、人手不足に喘いでいる介護・建築・一次産業等の労働に進んで従事してくれる人が増えるという予測自体が『非現実的・的外れ』という事である。

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介護離職問題の解決に向けた介護ポイント制度の提案:現代社会における介護・老後の相互扶助の仕組みづくり

厚労省は現在の家族構成・労働環境では難しくなっている『在宅介護』を推進し『施設介護』を削減しようとしているので、家族にフリーに動ける人員がいなければ『介護離職』は構造的に増える。

介護離職をしない・させないために、私たちができること

家族・地域社会を主体にした『地域包括支援のシステム』が、夫婦のみ世帯・単身世帯の増加や親子関係の希薄化(距離の遠さ)、地域社会の衰退で機能しづらくなり、配偶者や高齢の子しかいない世帯で『在宅介護』しようというのは難しい。親の経済基盤が弱いほど、有料の介護サービスは使えず介護離職が起こりやすい。

介護保険は『寝たきり・歩行困難(車椅子生活)』に対し『認知症・精神障害』の問題を過度に低く評価している。脳機能が大きく低下していても、身体が元気で動けるならまだ施設介護は必要ないという考え方なので、夜間徘徊や被害妄想、錯乱・興奮、排泄障害(弄便)などに付き合う高齢家族が限界まで追い詰められやすい。

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“生活苦(貧困)・介護疲れ”などを理由にした家族間殺人の増加と自己責任論の圧迫感

現代の貧困は悲惨な事件が起これば『同情論・政府批判』が集まるが目の前の貧困は『自己責任論』で叩かれる。無年金・無貯金の困窮も、健康でもう少し若ければ過去の就労歴を非難される要因になる。

夫婦死亡、殺人容疑などで三女逮捕「生活苦や介護疲れ」

本当に困っているなら生活保護を受ければいいのには…ある種マリー・アントワネット的な他人事の言い草で、生活保護申請で受け得る説教・屈辱・非難を恐れている人は多い、自殺とバーターになる事さえある。生活苦・介護破綻は突然起こるものではなく、じわじわ過去の不足・ツケが積み重なり、気づけば限界を超えている。

中年の長期無職者の再就労の難しさで、面接者が『こんなに長く働かずに何をしていたんですか?普通はもう少し早い段階でどうにかしなきゃと思う』などの自己責任追及の説教モードで来る事があるが、数十年かけて仕事や年金納付が定まらず貧困化していった高齢者も、同様の自信の無さ・不安が強く相談しづらくなっている。

人の自意識や相談の難しさは、『現時点の生活状況・困窮の度合い』だけを見て対応してくれる相手かどうか分からない事であり、過去に負い目があって自省の強い人ほど、生活保護に頼る発想にはいかない。貧窮に対する自己責任の部分も分かっていればこそ、ギリギリまで出来る範囲で働いてダメなら自殺の悲観に嵌りやすい。

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アウンサンスーチー氏が民主主義的な選挙で政権を握ったミャンマー:軍政の終焉とこれからの改革

二度目の総選挙大敗の結果まで武力で覆せば軍部は国民の敵となり、権力の正統性を全て失う。歴史的なミャンマーの民政移管はアウンサンスーチーのカリスマ無しには成し得なかったが、実際の政治をどう変えられるか。

スーチー氏、下院議員に再選 ミャンマー総選挙

『アウンサン将軍の娘(ビルマ建国史との相関)・オックスフォード留学(西欧的知性)+英国人との結婚』によってアウンサンスーチーの血統的・インテリ的なカリスマの土台が築かれ、『民主化運動挫折+自宅軟禁』によって反軍政の旗手としてミャンマー国民の求心力を集めた。軍の軟禁策が逆に彼女への国際的支持を強めた。

ミャンマー軍部はアウンサンスーチーという個人を過度に恐れ、『憲法・法律・司法判断』のすべてを恣意的に運用することで公民権・政治活動を大幅に制限、自宅軟禁で行動の自由を奪った。国外に亡命すれば自由になれたが、再入国がほぼ不可能になる為、長期軟禁を受け入れた。その選択が更に国民の信任を集めた。

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