「事件・事故」カテゴリーアーカイブ

部下に熱いラーメンのスープをかけられた20代の上官が失踪して懲戒免職に:自衛隊・警察など閉鎖的集団生活のトラブル

ラーメンのスープをかける行為は悪ふざけの度を越しているが、何をやっても怒らない奴と舐められたか。経験のない大人しい幹部候補に悪ふざけのマウンティングをしかける部下もいる。

部下に熱いラーメンの汁かけられ自信喪失、失踪 20代の幹部自衛官を懲戒免職

自衛隊は階級社会だが、実地経験のない新人士官だと古参のベテラン兵にからかわれたりいびられる問題もあり得る。概ね人は第一印象で『相手のくみしやすさ・相性の良さ』を見分けたりもするが、体育会系の閉鎖集団では『格下に見た相手をいじる行為』に親密さ・ふれあいだけでなく侮蔑・嘲笑・暴力が加わるリスクはある。

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北海道釧路のイオンモールで4人が死傷(女性1人が死亡)する無差別事件:現代を生き抜く処世術

無差別殺傷事件は、『孤独・貧困・絶望』をこじらせて自殺ではなく他殺に走る『拡大自殺・巻き添え・社会憎悪・自暴自棄の心理』と関係する。現代は人知れず絶望したりひきこもったりする無数の人が、『不可視化』されて再起しづらい社会であり、大多数は『他害・犯罪』ではなく『自己否定・うつ』に向かいやすい。

男が切りつけ女性4人死傷 釧路のイオンモール (朝日新聞デジタル – 06月21日 16:28)

33歳の容疑者の男は新聞配達のバイトをして、両親・妹・妹の子と暮らしていたという。高齢に近づく親とシングルマザーの妹との同居で暮らし向きは厳しく、将来の明るい見通しも立ちづらかっただろうが『自分の不幸・絶望・怒り』の責任を八つ当たりで無関係な他人に求めても無意味で自分が決めて変わる以外の方法はない。

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AV出演強要事件から考えるリスク・対応(自衛)・誘惑:どうしてこんな子がという若い女性が出る現代の心理欲望的・社会経済的な問題と構造の分析

『AV出演強要』の一般的な構造は、スカウト担当者がアダルトの勧誘である事実を隠して、容姿を売りにする仕事の中で、『芸能界・グラビア・モデルなど若者にステータスのある仕事のスカウト』であるように見せかけて“判断能力・社会経験・自己規定”が未熟な若い女性を勧誘することから始まる。

AV出演の義務や違約金を定めた契約内容の詳細を伝えずにわざとわかりにくくして、とりあえずサイン(署名・捺印)をさせて身分証(実名・住所・大学など個人情報)の控えを取ることで、そのサインを契約内容の合意の証拠として出演を強要したり脅す材料にしたりする構図がある。

不本意にAVに出演させられる被害を未然に防ぐためには、『簡単に契約書にサインしないこと・一回の出演という既成事実(親にばらすなどの脅される材料)を作ってしまわないこと・サインしても一般基準において公序良俗に反する仕事内容を必ず履行しなければならない義務があるわけではないこと(弁護士や法律専門家のいるNPOにまず相談してみること)』を意識しておくべきだろう。

脅し・甘言・交渉でパニックになってもその場で同意・出演をせず、紋切り型のフレーズとして『弁護士に相談してから返事をします』と答え、その場をまず何とか離れることだが、実際に強要・脅迫のプレッシャーを感じている場合でも弁護士同伴で現場に赴いて契約無効の交渉をしてもらえば、相手も後ろめたい部分があるだけに面倒事を恐れて契約書をその場で破棄してくれる可能性は高い。

同じ女優であってもその経路が、『自分自身で応募してくる人(経済的困窮・興味本位・成り上がり)・風俗業界などで知人から紹介される人(AVと知りつつ報酬に納得して参加してくる人)・借金返済などの理由から参加する人・思慮が浅くお小遣い稼ぎの感覚で参加する人』と『容姿が魅力的であるために業者側から勧誘される人(中途半端な説明で雇用契約などにサインをさせられその後は脅し・甘言・報酬・既成事実などで言いくるめられて流れに乗せられる人)』では事情が異なると思われるが、出演強要が問題視されるのは後者だろう。

業界のスカウト担当者は若くて爽やかな清潔感のあるイケメン風の男であることも多い。悪意なさそうなイケメンがきちんとスーツを着こなして社会人としての礼節も守りながら、『容姿やスタイルがずば抜けて綺麗で目立っていたからちょっと声をかけさせて頂いたんですけど、芸能界やモデルのお仕事に興味はありませんか』と柔らかい物腰と爽やかな笑顔で声をかけてくる。

この時点ではコワモテな強要や威圧的な雰囲気などあるはずもなく、見た目さわやかで礼儀正しい感じの悪くない青年(あるいは自分もその事務所で仕事経験があるという眉目秀麗なスーツ姿の綺麗な女性かもしれない)が、『お時間がよろしければ、お仕事についてご説明だけでもさせていただきたいのですが、そちらのカフェでいかがでしょうか。説明はすぐに終わりますし、興味が湧かなければ断って頂いて全然構いませんから、気軽にお願いします』と来ると、押しに弱くて暇な女性やそれなりに容姿の自己評価が高くて芸能・モデルの業界に興味のある女性なら、お茶くらいいいかと思って話を聞いてしまう可能性はある。

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北海道・「しつけ」で山林に置き去りにした小学生1年生が行方不明になっている事件

子供が大怪我をしたり死んだりする時に『親のしつけ』が関与している事は多いが、『苦痛・恐怖・屈辱を与えるしつけ』はその場の条件反射的な行動修正に役立つだけで、人格形成への副作用も心配だ。

「しつけ」で山林に置き去り、小学生が行方不明 北海道

そもそも過度の暴力・恐怖や危険性を伴うようなしつけの必要を強調し実行する親に『人格的な魅力・状況判断の高さ・倫理観や善悪の峻別・知識教養の練磨』があるか疑わしいことも多く、まずは親自身が正しい行為・考え方を子供に対し率先垂範できているか(悪い見本にならず子供に注意を納得させられるか)が重要と思うが。

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群馬県・軽乗用車とバイクが衝突して高校生ら4人が死亡, 滋賀県・少年が速度超過でRV車横転の事故

バイクはブレーキの制動距離が車より長く、車重のある大型バイクなら更に急には止まれない。バイクの速度は不明だが対向バイクの加速感は見誤りやすく、相手の車が来るか来ないか曖昧な状況で速度を落とさずに突っ切ろうとするライダーもいる

軽乗用車とバイクが衝突、高校生ら4人死亡 群馬・太田 (朝日新聞デジタル – 05月29日 11:17)

信号のない交差点とあるから、軽乗用車はバイクを視認した時点の距離で『このタイミングなら右折できる』と判断したが、バイクが加速しながら直進してくる場合には『数秒間での予想以上の接近』に驚く事は多い。ライダーが直進優先を過信して加速、軽が安全の為にゆっくり右折で、ちょうどぶつかるタイミングになったか。

法律上は直進優先だが、自分が法定速度以上に加速しようとしている状況では特に(本来は急加速はダメだが)、『相手が自分のスピードを把握してない可能性』を考えなければ危ない。交差点での死亡事故では『車とバイクの体感速度の違い(バイクが思ったより速い)』が原因になりやすく、バイクは車をとろく感じやすい。

法律上も『交差点は緩やかに進入しなければならない(加速して通り過ぎてはならない)』とされており、それだけ他の車・バイクの次の行動やタイミングの取り方に『個人差』が生まれやすく事故が起こりやすい。右折は無理のないタイミングで曲がり、優先の直進でもウインカーを出した右折車があれば少し注意して進みたい。

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擬似恋愛を商品化する距離の近いアイドル業、あるいは偏執狂(パラノイア)を惹きつける愛想の良い美人のリスク

アイドル(idol)は理想の異性像のアニマ(女性)やアニムス(男性)として機能する『偶像』であり、アイドルの芸能稼業は『不特定多数の好意・憧れ・情欲の総体としてのサポート的な購入行動(熱狂的ファンの過剰な追っかけと購入はリターン無視の盲目的な献金・布施にも近い)』に支えられている。

■女性アイドル刺され重体=ファンの男、傷害容疑で逮捕―イベント前・警視庁

昭和期のアイドルは、遠く離れた高いステージの上にいて、『観客席との距離感・厳しい警護体制』が『非現実的な接点のない偶像性(自分とは違う世界に生きている人)』を強化した。いかに熱狂的ファンであろうとも直接的に話したり触れたりすることはできないという越えられない一線(立場の違い)を、誰もが認識できる舞台装置(アイドルを高みに置く見せ方)を用いて明確に引いていたのである。

アイドルはファンとの距離を縮めて『あなたを個人として認識していますよ』という幻想を煽るほど強いサポートを受けることができ、半ば洗脳に近い熱狂と貢献(高額の購入行動)をさせることができるのは確かだ。

だが、これは商売上のメリットだけではなく、勘違いする男性心理(女性心理)のリスクを高めてしまうやり方でもある。

アイドルの主要顧客層(特に高額購入層)は、恋愛・女性に不慣れで純粋・真面目すぎるオタク層とかなり重なると言われるが、純粋で真面目な人は熱心に一途に応援してくれる一方で、アイドルの偶像性・仮想性(キャラ性)を飛び越えて、『実際の一女性(私人の部分の人格者)としてのアイドル』まで自分に都合の良い形で理想化してしまうことがある。

例えば、人気アイドルが商売上のリップサービスやキャラクター設定として『私は今好きな人はいません。今までキスもしたことがなくて受身で奥手なタイプなんです。好きな男性のタイプは真面目で誠実な気取らない人で、格好良過ぎる人は緊張しちゃってほんとダメなので内面重視です』などと言っていて、イケメンのジャニーズや俳優との熱愛連泊旅行がスクープされたとすると、アイドルの仮想性を飛び越して、本気で激怒・号泣したり代理的な破壊行動(CDを叩き壊す・写真集を破ったり燃やしたりする・ネットで口汚く誹謗中傷する)をしたりする者もでてくる。

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