交通事故死者数はここ20年で半減して、年1万人ベースだった死亡事故は4千人ベースまで改善された。交通事故被害者に占める高齢者比率上昇は高齢化率25%を超える時代の反映でもあるが、高齢者は認知・知覚の能力が低下するので、自分が思っている以上に『車との衝突回避行動』が遅れてしまうケースも多い。
薄暮の事故死、10月倍増=昨年、77%が高齢者―「明るい色の服装を」・警察庁
薄暮の交通事故の起きやすさは、『ドライバー側の視界の悪化(光度の低下)による順応や注意力・ヘッドライト・速度の要因』と『歩行者側の注意力や判断力・黒系の見えにくい衣服(無点灯の自転車)・車側の回避や停止への過信』と関係している。高齢者は車が避けるはずの過信や近づく車の速度感覚の低下が影響する。
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『認知症』ではなくても、高齢になると程度の差はあっても『認知機能の低下』が起こる。運転技能の基礎には『目・耳・肌の知覚+前頭葉の判断力・思考力=認知』があり、運転技能と認知は密接不可分である。
認知症はたったの1割 「逆走事故」は健康な高齢者に多い?
日本の生活環境・高齢者のみの世帯・買い物や通院の事情を考えれば、地方の過疎地ほど『車のない生活』は成り立ちにくいが、できるだけ『病院や店舗への送迎サービス・移動販売車・通信販売(ネット販売)等の増加』によって、身体・認知の衰えた人が『免許証を返納しても生活に困らない環境』を整えていくべきなのだろう。
車の運転の特徴として、自分が誰かさえ分からなくなった(宣言的記憶が完全に障害された)重症認知症者でも、運転に必要な筋力・関節の稼動域など運動機能が維持されていれば、外見上は普通に運転できるという事である。
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現在の64歳は特別な病気・障害がなければ『高齢者』と一括りできない体力があり、無力な弱ったお年寄りは少ない。健康・知性・経済・家族・人間性などあらゆる面の格差が開く世代でもあり、それまでの人生の不運やツケが蓄積してくるためにしんどい人は相当にしんどい。
ベビーカーの1歳男児殴る=暴行容疑で64歳男逮捕―有楽町駅地下通路・警視庁
超高齢化社会と健康年齢の延長によって『現役世代であればその暴力・犯罪を心配しなくても良い絶対的弱者の高齢者』は70代半ば以上くらいまで年齢が上昇、先の新幹線内での焼身自殺・殺人のように『高齢者の貧困・孤独・不遇』などから社会全体に対して不平不満を蓄えた層(良識・共感・自尊心が弱い層)も少なくない。
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『友達を選ぶ大切さ・断る勇気』の言い古されたスローガンを思う。『嫌がる事を強制される関係・人格や自由が虐げられる場』を見抜いて離れ『類友にならない自己形成・環境調整』ができるか否か…。
琵琶湖の16歳水死、泳げぬ少年落とした疑い 3人逮捕
中学時代からいじめられ、嫌々呼び出されていたような関係なら避けるのは難しかったかもしれないが、「コワモテの先輩への憧れ・同調(外部への示威)」や「やりたいことがない故の不良集団への参加」などで、思わぬ不幸や犯罪に巻き込まれてしまうケースも多い。少年問題に限らず反社会的勢力の人間関係にも共通する構造である。
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ホストクラブは暴利を得るため『無理な酒量の消費(一気飲み等)』を煽る事もあるが、死人が出れば法的リスクも生じる。ホストを生業にするなら『自分が安全に飲める酒量』を経験的に把握しておきたい。
<ホスト>一気飲み死亡 遺族、賠償求め提訴 大阪・ミナミ
ホスト業であっても、経営者が従業員を死亡させないレベルの最低限の安全管理義務を負うべきだと思うが、実際には『個別の従業員の飲める酒量』を経営者・先輩や同僚が把握しておらず、ある種の『根性論・空気読み』によって気合を入れれば飲めるはずという科学的根拠のない慣習・思い込みが跋扈している危険性がある。
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プリウスの新型のデザインが発表された。6年半ぶりのフルモデルチェンジで好き嫌いは分かれるが、ライトとボディーの複雑な整型技術は似た車種がない。特にリアの曲線の多いライト回りは個性的だ。ボディーサイズはαまで拡大するのに、リッター40キロでアクアの37キロより燃費が良い。
デザインの変更について反論・批判も多く出されてはいるが、いざ販売されればかなり売れるのは確実で、すぐに予約しても納車まで相当待たなければならないだろう。
すっごい斜め! 梶が谷駅前の駐車場が、ピサの斜塔もびっくりの傾きぶり
斜度のきつい駐車場。整地が不十分だった昔は傾いた所が多く、トラックのようにタイヤ前後に木片を挟み滑らないようにする事も多かった。傾きがきついと大型バイクは出せなくなる事も。
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