「社会」カテゴリーアーカイブ

夏休み中の少女の夜遊びの誘惑と危険、 常磐道上り線の車線変更ミスからの事故で20代男性3人が死亡

○19歳までは夜の街が危険で、20歳になれば急に犯罪に巻き込まれなくなるわけでもないが、水商売は別として一般女性でも『夜に出歩くか否か』は個人差が大きい。
「20歳だから…」と嘘つく少女も ガールズバーで客引き、夏休みの大阪・ミナミで一斉補導 大阪府警

夜勤もある看護師・介護士などは、夜更かしのカラオケや飲み会とか好きな人も多かったが、早寝早起きのリズムでないと仕事ができない人や家庭がある人はやはり夜は外にでない傾向がある。学生時代のバイトでも終わった後に女の子とファミレスとかカラオケとかで朝までおしゃべりして過ごしたりとかも楽しい思い出にはなる。

未成年者ではない大人でも『夜に外に出るのは危ない・余り良くない行為である』といった教育方針や価値観の人は一般に多数派であり、特に女性は男性よりも犯罪に巻き込まれるリスクは高い。夜中のウォーキングやランニングもする人と絶対にしない人は分かれるが、真夜中までいくと住宅街を歩けば警察から職務質問されやすい。

『夜遊びは非行の始まり』といった標語は、ネット社会になってからは物理的に夜に出歩く非行少年が激減してあまり意味を持たなくなったとも言われるが、学校・家庭からドロップアウトした未成年者は風俗業で稼ごうとする大人の罠にひっかかりやすい。家庭教育・意識転換がなければ同じ行動の繰り返しになりやすいが。

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タトゥーを彫れるのは医師免許所持者のみとすべきなのか?:現代におけるタトゥーのファッション性と偏見・差別の心理

アンダーグラウンド文化にも法整備の網をかけるのが現代だが、刺青を彫る為だけに医師免許を取得する人はおらず、医療行為とはかなり異なる動機付けによるものなので、『彫り師』の別資格を創設すべきだろう。

広がるタトゥー、彫るのは医師のみ? 法整備どうする

日本では刺青は、反社会的な暴力団や粗暴な性格、内面の屈折、犯罪行為を連想させるために忌避されやすく、偏見・先入観をゼロにすることはできない。海外でもタトゥーが普通のサラリーマンで一般化しているとまではいえず、『芸能・スポーツ・肉体労働・不良や遊び人の文化・やんちゃな自己主張や攻撃性』と相関している。

刺青・タトゥーには確かに『ファッション性・芸術性・文化性』のプラスの側面もあるが、日本だけでなく海外でも『大人しくて真面目なタイプではないという悪ぶった示威的な自己主張』がタトゥーには含まれる。欧米でも男はマッチョやアウトロー、女はビッチやパリピのイメージと重なり、反知性・反骨精神の意味合いもある。

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huluでアニメ『美味しんぼ』を見返してみての雑感:現代社会も30年で大きく変わってきた。

バブル期前後に放送の雁屋哲『美味しんぼ』、huluでたまに見るが約30年でいかに『日本社会の常識・感覚の前提』が変わったか実感させられる。8話『接待の妙』はどケチな大企業社長に寄付を頼むため高級料亭で接待するも激怒され、ホームレスの案内でデパートの試食品を食べまくって満足させるが今なら炎上回だろう…

新聞社や百貨店、ダイエー的なスーパーが好景気に沸き成長を続けている背景も、1990年前後の日本経済を表している。東西新聞社にせよ飲食店にせよ、情緒的結合による家族主義経営の終身雇用形態で、派遣社員もいない。主人公・山岡にしても仕事自体はやる気が乏しく、競馬新聞片手にさぼりまくって上司に悪態をつく…

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自然災害報道で“写真つきの実名”で報じられるのはどのような人か?:事件事故・災害で実名で詳細報道される問題はあるが…

災害・事件の被害者の写真・名前・情報を記事に掲載する事の是非は難しいが、若者や母子、美人、殉死などのように物語性・将来性のある人のほうが詳細な報道をされやすい待遇の違いはあるように思う。

おなかの命も奪われた 1歳かばうように妊婦の遺体

遺族の許可を取れば、映りの良い写真を報道記事に掲載する問題はないが、人によって『悲劇・被害を多くの人に知ってもらいたい』か『身内だけの問題としてそっとしておいて欲しいか』の考え方は相当に違う。リンちゃん殺人事件では、父親が『匿名報道はやめて、写真と名前を出してリンちゃんを覚えていてほしい』と語った。

基本的に、事件や自然災害の被害に遭われた方に、暴言や侮辱が寄せられることは殆どなく、同情や共感、励まし、義憤の声が集まる事になる。だが、他人のこういった共感的な反応・慰問が自分の心の支えになる人もいれば、逆に赤の他人ですぐに忘れるくせに(興味本位なだけ)と偽善を非難するような気持ちになる人もいる。

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日本の人口が8年連続で減少、1億2558万3658人に:日本の少子化はなぜ進むのか?

少子高齢化問題は1990年代から指摘され続けているが、『皆婚・早婚・多子・同調圧力・児童労働の前提』が概ね崩れた先進国は程度の差はあれ少子化傾向になる。所得減少・格差社会も少子化を強める。

<人口動態調査>8年連続で減少 1億2558万3658人

既に出産可能な女性の人口が減ってきているので、急激な人口増加への反転は期待しづらいが、日本より韓国・香港・シンガポール等の出生率が低いことを考えると、少子化は日本特有の問題ではない。『自立までの子育てにお金がかかる国・教育水準が高くなった国・子の自立が遅くなった国・格差が大きい国』は少子化に至る。

政治が悪いから子供が増えないという単純な問題ではなく、現代の経済社会・先進文明が抱える『個人の人権と尊厳・選択の自由と決断の放棄・市場競争原理・建前の平等と実際の格差・子の非生産性(孝行から子のために親が援助へのシフト)・性の代理満足』などによって積極的に子供を増やしたい男女が減っている。

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子供を道路・住宅地で遊ばせる『道路族』と生活騒音トラブルの心理:なぜ騒音を我慢している人はキレやすいのか?

モラル希薄化ではなく地域の共同体性の崩壊とライフスタイルの個人化・静謐化が根本原因だろう。子供本人や親と気軽にコミュニケーションして移動して貰える関係があればまた変わる。

「道路族」トラブル深刻=住宅街路上で遊ぶ子と親―地域モラル希薄化・専門家

地域の共同体性が崩壊すると、お隣の親子でも挨拶や雑談をしない『赤の他人』に近くなり、『地域共同体の一員』ではなくなるので勝手に『話し合いが通用しない異質で不快な人たち』と決めつけてしまう。道路・自宅の周辺で遊んだり大声を出したりしていると『他人に自分のパーソナルスペースを侵害される圧迫』が強まる。

『コミュニケーションをしない親子(話し合いが通じない異質・不快な他者)』と『一方的に理不尽に自宅で我慢し続けている自分(少し移動してくれと言えない自分)』が組み合わされると、最悪の場合、精神状態が悪化してよく事件報道にあるような刃物を持って公園等に押しかける犯罪者のようになる。

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