北海道で女子高生が幼い頃から祖母に奴隷のように使役・虐待されて殺人事件を起こした事もあったが、祖父母と孫の関係が『孫に愛情を注ぎ援助もした優しい祖母』の定型のイメージに合致するかは分からない。
北海道の事件では母親も祖母から使役・虐待を受けて育てられ(祖母自身も)、『親に子供を支配し奉仕させる権限があるかのような価値観』が家にあったという。祖母は資産家だったが、近所でも有名な性格のきつい女性で孫に何かしてやる事もなかったと報じられたが『おばあちゃんの平均的イメージ』からかけ離れた例はある。
北海道で女子高生が幼い頃から祖母に奴隷のように使役・虐待されて殺人事件を起こした事もあったが、祖父母と孫の関係が『孫に愛情を注ぎ援助もした優しい祖母』の定型のイメージに合致するかは分からない。
北海道の事件では母親も祖母から使役・虐待を受けて育てられ(祖母自身も)、『親に子供を支配し奉仕させる権限があるかのような価値観』が家にあったという。祖母は資産家だったが、近所でも有名な性格のきつい女性で孫に何かしてやる事もなかったと報じられたが『おばあちゃんの平均的イメージ』からかけ離れた例はある。
“お金・地位・名声”を得ているのに一人の相手に本心から落ち着かない男は、『女遊び(不特定の魅力的な相手との刹那的な快楽主義)』に逸脱しがちな傾向はある。10~20代の若い時期以上に、女性関係を諦めない30~40代の力のある男性の異性への興味は衝動的・粘着質になりがちで、実際に据え膳のようなチャンスが来れば衝動の押さえが効かないことが多く、『社会的・職業的・家庭的な信用失墜』の罠に落ちやすくもなる。
『今の自分の年齢・立場』で、この状況でその相手に手を出して関係を持ってしまえば『後で相当に面倒な事態になる(今まで築いてきた仕事のキャリアや社会的信用を失う)』か『法的な責任追及の恐れ(青少年健全育成条例などにひっかかって性犯罪者として指弾される)』があることが分かっているのに、俳優の小出恵介氏のように『目の前にいる押せば落ちるであろう若い女性との快楽』を制御できないケースは少なからずあるだろう。
昔は10~20代の若い頃のほうが性欲が強い(40代以降は自然に性も枯れていく)というのが半ば常識だったが、若い頃の性欲は純粋な恋愛感情とセットになりがちであり、単純な欲求発散の生理的な勢いはあるが、性欲の中身が生理的であるだけに複雑な観念を伴っておらずあっさりしているという見方もできる。
酸いも甘いも噛み分けて何人もの女と関係を持ってきてまだ足りずに新たな刺激を求める中年男のように、女性の肉体そのものに対して未練がましい変態的なフェチシズムや精神的な癒しの救済願望が若者にはそれほどない。
若者と中年以降の性欲の強度を単純比較することには意味がない理由であり、中高年になれば性欲が枯れていくというのは厳密には殆どの人には表面的な抑圧以上の部分は当てはまらない。若者同士の男女の性的関係よりも年の差のある中年男性と若い女性の性的関係にどこか不健全でいやらしいものを感じるのも、中年以降のその場の刹那的関係というのは、ゴールのない未練がましいフェチシズムや精神的な癒しの救済願望に傾きやすいからだろう。
中高年になると単純な生理的感度が低下するので『異性に対する快感取得』のための観念・感情・嗜好が複雑になりすぎて(純粋な恋愛感情から逸脱して執拗に貪る感じが出て)しまうため、一般に中高年者の若者に向けられる性欲は気持ちの悪い不適切なものとして認識されることがどうしても多くなるだろう。違法行為でなくても、極端に年齢差のある男女のカップル(生物学的魅力・生殖適応度の格差が大きすぎる)に嫌悪感を抱くような人も少なからずいたりする。
30代以上の男の未成年相手の『淫行条例違反』というのは、犯罪の被害そのものよりも倫理的・生理的に受け容れられない犯罪(未熟・無知な未成年者を煩悩の深い中年者が快楽取得の道具として執拗に利用する犯罪)として認識されるために、イメージが非常に悪くて感覚的な不潔感のようなものを感じられてしまいやすい。芸能人のような人気商売にとっては致命傷に近くなる。
絶対的権力は絶対に腐敗するとはいうが…籠池泰典、加計孝太郎、山口敬之など安倍首相あるいは昭恵夫人と個人的に親交があるとされる人々のメンツが揃いすぎている。官邸の圧力・ほのめかし、官僚機構の忖度・追従、(事実関係は争われているが怪しげな男女関係の)性犯罪の揉み消し、劇場型政治が露悪さを増している。
ジャーナリストの詩織さんが準強姦罪の被害を受け不当に不起訴処分にされたとして、安倍首相に近い元TBS支局長の山口敬之氏を検察審査会に告発したニュース。顔出しで注目を集めなまじ容姿が整っているために『反政権の陰謀』として叩かれてもいるが、被害の供述は具体的ではある。大手の新聞社・テレビは殆ど不気味に沈黙を守っていて(不起訴処分になった事件を掘り返さないという大義名分はあるにせよ)、ワイドショーなどでも話題にされていないようだ。
TBSの武田信二社長は『当時、警察から事件について問い合わせもあった。本人に事情を聴いたが、詳細を語らずに退職していった』と語り、山口敬之氏からは女性乱暴容疑について一切の釈明や説明はなかったという。恋愛関係でない性的関係を詩織氏と持った事自体は認めているが、具体的な経緯は語られてない。
続きを読む 安倍首相周辺の人物の問題が次々と起こっている:山口敬之氏の準強姦罪の不起訴処分に対する詩織氏の検察審査会への告発
日本の若い世代の死因で『自殺』が1位というニュース。海外との比較で自殺数の多さもあるが、他者に危害を加えられて死んでしまう『事故・事件の件数』が少ないのもある。15歳から39歳までの年齢区分全てで自殺が一位は暗鬱な結果だが、日本は画一的システム化で規律訓練され、生き方の多様性に乏しいことも影響する。
最近は中学生・高校生の自殺も目立つが、学校でも会社でも社会でも『中程度の適応のためのハードルの上昇』があり『人間関係のトラブルやストレスへの対処能力(人に好かれて場に溶けこむ資質・スキル等)』がないと、自分の居場所がないように感じて過度に悲観する若者も増えたか。超高齢化社会のマクロ要因もある。
○うつ病も内因性か心因性かで薬物療法の有効性に差が出るが、近年の米国の統計研究では抗うつ薬はリスク対効果で有益性が高くないとの結果もある。胃薬が精神疾患に効いた前例ではスルピリドもある。
岡山理科大の研究でうつ病に効果があるとされるのは、一般的な胃薬である『テプレノン(セルベックス)』で、本当にうつ病改善効果があるのであれば抗うつ薬より格段に安全性の高い処方になるとは言える。テプレノンは胃酸の防御因子増強薬でスルピリドも交感神経抑制で似た働きがあるのかも。
○顔も性格も経済力も健康も重要だろうが『大勢の異性のカタログの中から任意の一人を自由に選ぶこと』は普通できない。『知り合った範囲でどこかが良いと思って選んだ相手』は概ね妥当な相手で、感性・色欲の選り好みは切りがない。
身分制度(家格の釣り合い)を前提としたお見合い結婚・取り決め婚が多かった時代は個人間の総合的魅力のバランスが崩れた夫婦も多いが、恋愛・結婚が自由市場化される度合いが強まると社会的バランス理論にあるように『個人間の総合的魅力の釣り合い』が取れて、似た者同士や相互補償(長短持ち寄りの相殺)が増える。
結婚相手の何が重要かの個人差はあるが『自分が妥協して結婚してあげた(だから相手が下手に出て尽くすのが当たり前)という意識』があるほど、夫婦関係や結婚生活は主観的に面白くなくて不平不満が多いものになりやすい。良くも悪くも『自分の選択(自分の選んだ相手・人生)に納得と受容ができる人』が幸せではある。
現代社会で生きやすいか生きづらいかの一つの分岐点は『ナチュラルな自己洗脳のセンス』で、『自分の現状と選択に納得・受容ができない人』は客観的に見てまずまず幸せで豊かな状態であっても、主観的に生きづらさと面白みのなさ(不平不満)に苦しみ続けやすい。納得できる状況に近づける努力や工夫ができるかも鍵になる。