「仕事・雇用」カテゴリーアーカイブ

強迫性障害と自分の潔癖・完全主義について考えたこと,昔の職場の徒弟制と暴力の容認

“不潔・細菌恐怖の洗浄強迫”以外にも“完全主義・過失恐怖の確認強迫,数字や配置に固執する秩序強迫”もある。不潔恐怖はないが、嗅覚・嘔吐中枢の過敏で古い公衆トイレがダメな時があるw

つり革握れない、カラオケマイク触れない…「強迫性障害」 鬱病併発も

特に『食べ過ぎ・飲み過ぎ・睡眠不足・体調不良』の時に、店舗のトイレでアンモニア臭が強かったり掃除が行き届いてなかったりすると、嘔吐中枢が刺激されやすくなっていて、精神的に抵抗があるとかではなく反射的に気分が悪くなる(吐きそうになる)。調子が良い時は多少汚れていても軽く掃除してから出るくらいなのだが。

秩序強迫・儀式行為との類似性でいえば、車を駐車場に止める時は綺麗に白線内に収まっていないと落ち着かないので、少しでも白線と並行になっていなかったら入れ直すとかはある。テストの見直しや屋外での財布・鍵・スマホの確認なども何度かしてしまいやすいが、そのお陰か物を落としたり試験のケアレスミスが殆どない。

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現代の若者はなぜ『飲みニケーション』に否定的なのか?:失われていく企業の共同体性・社員の忠誠心

共同体性を失った企業や若者では、オンとオフ(仕事と私生活)の境界が明確となり、飲み会が『私生活の干渉・拘束の延長』で否定的に捉えられやすい。

飲みニケーションってどう思う? ネットは否定派多数「憧れる先輩とはいろんな話聞きたいって思うけど…」

団塊世代はじめ40代以上位なら、企業を運命共同体的に見なし、職場の人間関係やイベントと自分の人生(私生活・家族)との境界線を余り意識しない人も多い。そういう人は飲み会・忘年会・社員旅行が好きで率先して参加するが、現代では『所与の枠組みにおける人間関係』を私的な人間関係・時間に含めたくない人も増えた。

『所与の枠組みにおける人間関係』の典型が、『職場・学校・地域・親戚の人間関係』であるが、現代では『自分が好きで能動的に選んだ相手との人間関係』だけがプライベートな時間・感情に干渉しても良い人間関係で、それ以外の義務的・必然的な人間関係は仮りそめ・表層の人間関係に過ぎないと感じる人が多い影響もある。

例えば、アルバイトなら顧客との人間関係はその場限りのものとして割り切り、レジ打ちのバイトが、勤務外に常連客と会っても知らん振りして通り過ぎても良いが、企業の総合職・営業職の人が勤務時間外に取引のある会社の担当者・幹部と顔を合わせた時に、知らん振りを決め込む(今は仕事中じゃないから)のは問題である。

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アリさんマークの引越社の『社員による恫喝映像』がネットに流出:企業・労働と暴力

引越しもまともな所とやくざまがいのブラック企業との落差が激しい業界だが、業務中のミスの損害賠償を従業員に負担させ借金で拘束するのは違法。昭和期の過酷な肉体労働系は労務管理に暴力・恫喝が混在しやすかったが……。

アリさんマークの引越社が「恫喝映像」をネットに流されてしまった理由

まっとうな社会人は暴力・恫喝などはしないというのは『一般論』としてはそうなのだが、かつては不動産・土木建設・資源等の上場企業にも暴力団が背後で食い込んでいたというのもあるし、人間は一皮剥けば獣の側面もあるので『売り言葉に買い言葉・挑発と応酬』の空気に呑まれれば思わぬ人が暴力的な相貌・言葉を覗かせる。

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バブル崩壊以後の日本は“失われた25年+変化した企業観・労働意識”の歴史でもある:『日経ビジネス』のシャープのリストラ記事から思うこと

日本経済・日本人の労働の歴史を振り返れば、1980年代末のバブル絶頂期に『エコノミック・アニマル』としての日本人の企業・労働への適応力は最高度に高まった。都心の上場企業のサラリーマンは、夜遅くまで働いて夜の街に接待に繰り出し、札束をばらまくような飲み方をして、一日の疲労・ストレスを紛らした。給料は儲かっている会社で勤続年数を積み上げている限りはずっと上がる前提だから、分不相応な金額の車・住宅のローンを組むことの不安も少なかった。

就活と大学教育・価値観の多様化と経済格差の広まり:これからの時代を生き抜く働き方

『右肩上がりの給料と明るい未来・3回以上の大型給与・海外旅行やリゾートの福利厚生・手厚い企業年金の老後保障』などで、毎日ハードワークで人生全体を捧げる絶対の忠誠心を持つ社畜になることに何の疑いも持たずにいられた時代である。

またインターネットも携帯電話もない時代で、みんな30歳くらいまでには結婚してしまう皆婚の風潮も残っていたから、会社の労働・家庭・子供にリソースを投入しなければそれ以外にやることも殆ど無く(現実問題として実際に顔を知っている人の範囲でしか人間関係やコミュニケーションができない)世間体も今より格段に厳しかった。

バブル経済末期は調子に乗った大企業が、学生の質を精査しない青田刈りで、極端な大量採用をした時代でもあり、現在では簡単には社員をクビにできない大企業の『人件費コスト問題』となっている。

一部上場企業でも、ヒラで部下のいない特別な技能・知識・実績もないバブル期採用のサラリーマン(40代半ば)を大量に雇用し続けているが、日本の解雇規制に守られた『バブル期大量採用世代』は企業の構造改革を停滞させる要因にもなっている。

少し前の団塊世代の『ノンワーキングリッチ問題』と並んで容易に解消できない問題であるが、実際は日本の1980年代までの中流階層の豊かさの大部分も、こういった特別な才覚・能力・実績がなくてもいったん組織に入った人を冷遇しない(退職金まで出して長く在籍させる)という企業の家族主義経営に支えられていた背景が大きいといえば大きい。

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就活と大学教育・価値観の多様化と経済格差の広まり:これからの時代を生き抜く働き方

大学は『学問・教養の府』であって就職予備校・資格取得の専門学校ではない。だが、理系学部の産官学連携の流れ、アメリカのビジネススクールのような起業家や企業幹部の養成(金融専門家養成)課程などを考えれば、一般的な学生のニーズは『良い企業に就職するための大学』にシフトしている。

良い企業という場合には、財閥系・政府系などの安定したレガシーな大企業、平均所得が高く福利厚生の良い上場企業(高収益企業)を指すことが多いが、近年はワーク・ライフバランスやブラック企業嫌悪の価値観から、『長時間労働・ハラスメントのない無理せずに働けるホワイト企業(職業以外の私的活動にも時間を割きやすい企業)』を多少収入が低くても希望する学生が増えている。

朝から晩までのハードワーク(営業・企画など対人折衝・顧客対応のある精神力を疲弊する業務)を回避して、夕方6~7時には帰りたい人たちの一部は、地方公務員や限定正社員、派遣社員、バイトなどにも流れていく。

厳しいことをいえば、現代の日本には8時間きっかりで終われる定時労働で、それほど強い精神的ストレスのない仕事であれば、日本の平均所得の約400~500万円台を稼ぐことはよほどの才覚・幸運に恵まれなければ難しい。短い時間で仕事を済ませたい、仕事はほどほどでアフターはゆっくりしたいと思えば、大半はアルバイト+α程度の給与水準に留まりやすい。

逆に、大卒者がイメージするオフィス街を拠点とするホワイトカラーの仕事ではなく、工場勤務・現場仕事(重機操作・長距離配送等)の正社員のブルーワーカーのほうが時間きっちり(残業代もきっちり支給)で400万円台以上の年収を稼ぎやすいかもしれない。

日本の大企業の採用面接では嘘でもいいので『会社のためなら何でもやる自分・業務遂行のために一日の労働時間など全く気にしない自分』を演出しなければまず採用されない、他の応募者の大半がそういう全人格的コミットの姿勢で来ているので、自分だけ手を抜いてワークライフ・バランス(そんなに無理はしません)を語っていれば競争で脱落して選ばれないだけである。

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原付バイクに乗る人が減っているらしい・美容師の親密なトークと個人情報の感覚

『原付バイク』は内燃機関を積んだ乗り物としては性能が中途半端で、制限速度30キロというのも逆に危険性を感じやすく、大きな車の横を走る時の不安にもつながりやすい。走行時に車に巻き込まれればかなりの確率で死亡するリスクがあるので。

排気量150cc位まで、各種税金や車検免除などを原付同等の保有コストにして、速度規制も標識通りなら使い勝手は上がると思うが、現在の原付バイクだと安全性・制限速度の面から敢えて乗りたいと思う魅力には欠けている。

原付バイク離れ 電動チャリに奪われた市場復権のポイントは

僕は10代の頃はバイクが好きで、中型二輪免許(400ccまで)をすぐに取得して、スズキのインパルスとかホンダのフォアとか幾つか乗ったけれど、ビッグモーターサイクルに憧れたものの、1000ccオーバーのバイクは高すぎるので断念したままである。

原チャリは操作は簡単だが、速度が出ない、音がうるさい、ブレーキが弱い、事故すると死にやすい(まぁ大型バイクも死亡事故率は高いけれど)というのがネックで、ただ本体価格も含めて非常に安く乗れるというメリットはあるなと思う。

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