「仕事・雇用」カテゴリーアーカイブ

梅田地下街のパン屋で起こった従業員間の切りつけ事件:接客業に求められるハードルが上がっている

接客業に求められる対人スキルは昔より上がったが、パン屋のレジ中心の接客で『殴るほどの指導』をするのは、どちらかの考え方が極端にズレている。

【梅田地下街切りつけ】「何度も殴られカッとなった」逮捕の22歳男供述 被害女性と同じ「神戸屋」店員 接客態度を注意され

よほど無礼・傲慢な店員でもない限り、パン屋の接客で強いクレームがくる状況は考えにくいが、『お客に暴言を吐く・パンを乱暴に扱う・挨拶なしで無表情』などのレベルだと初めから採用されないか、短期で解雇されそうなものだが。それか重箱の隅をつつくような不要不急のしごき的な体罰・指導をしていたか。

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長時間の仕事をして家に帰って寝るだけの何が楽しいのか?:その質問は大多数の人にとって現実に選択可能な問いではない

楽しくなくても働くしかないのが大多数の人の現実ではある。『衣食住の欠乏や社会的孤立の不安・標準的な人生設計や自他比較』の方が人を動かす力が大きいというだけの話。長時間労働のサラリーマンをするなら、仕事や学習そのものに遣り甲斐を見出せないと厳しい。

絶望だ!「仕事して寝に帰るだけの生活」って何が楽しいんですか?

そもそも楽しみや面白さだけのために生きられる人はよほど幸運な人か数億円以上を持つ資産家でもない限りいないが、現代社会では幼少期から大学生時代までが『擬似貴族的な楽しいことが多い生活環境・交遊関係』になりやすいため、『一日の大部分を拘束される自由度減の会社員生活』との大きな落差に不適応を起こしやすい。

現代人にとって『時間』は『貨幣(お金)』と並ぶ希少資源だが、時間資源ばかり優先すれば無職・無収入で『お金のない苦痛・惨めさ』を味わいやすく、金銭資源ばかり優先すればワーカホリック・仕事して寝るだけの生活リズム、健康を壊す過労で『時間不足の苦痛・長期雇用の拘束感・健康悪化』に苦しむで一長一短はある。

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ゼリア新薬の新人研修による自殺と洗脳的な自己変革セミナーのテクニック:会社(家族も)は外の常識や法律が及びにくい治外法権の部分を持つ

■「自己変革研修」で新入社員自殺、遺族がゼリア新薬など提訴…研修会社は反論

ゼリア新薬の缶詰め状態の自由を奪う新人研修は、『自我・自尊心・自分の都合を捨てさせる+会社が外の常識が通用しない治外法権(上意下達)の場であることを叩き込む研修』である。私生活や自分の都合を捨ててのハードワークを厭わない企業戦士の育成だけではなく、メンバーに忠誠心と規律遵守を求める軍隊・新興宗教団体でも用いられてきた研修手法ではある。

『仕事に対する自発的な従属・忠誠』を受け容れきれないいわゆる学生気分を脱ぎ捨てて、社会人(企業人)としての自覚や覚悟を叩き込むといった名目で行われることが多い。

洗脳的な自己変革セミナーのテクニックは、端的には『現在の甘い自分の否定』と『今までの自分の考え方の否定』を進めるために肉体的・精神的にギリギリの所まで追い込んで、悲しみや悔しさ、恥ずかしさなどの激しい情動を喚起させることで『丸裸の自分(知られたくないことまで曝け出して隠せるものがなくなった自分)』を会社のメンバーにさらけださせてそこを居場所と思い込ませることである。

そのために、どんなに大声で返事や復唱をしても『まだまだ声が小さい・お前の声は全く聞こえねえぞ・蚊の鳴くような声でやる気あんのか』と威圧・罵倒しながら、声が嗄れてしゃべれなくなるくらいまで大声を出させたり、朝から晩までスケジュールを詰め込んで休む暇なく家事・雑事・単純作業をさせて深夜遅くにくたくたになって倒れこむくらいまで追い込む。

あるいは、街頭に立たせて大声で自己紹介や仕事の意思表明をさせて恥をかかせたり、無差別的に街を歩くサラリーマンと名刺交換をさせて『恥ずかしさ・プライドによる行動抑制』をなくさせたりする。

『格好つけるな恥をかけ・良く見せようとするな・プライドを持つな・自分を大した人間だと思うな・とにかく感謝して感動しろ・どんな仕事でもやらせて頂いてありがとうございますとへりくだれ』といった自己否定の洗脳的なワードや評価が飛び交い、『自分の意識や恥ずかしさ、プライドにこだわらずに言われたことを即座に実行する機械的な反応・従属』を条件反射のごとくさまざまな課題強要で仕込んでいくことになる。

心身をくたくたに疲れ切らせて睡眠不足にすれば、『正常な思考力・判断力』を低下させて、本来あるべき『他者との心理的距離感』を失わせることができ、『むきだしの感情を噴出させた上での忠誠・改心』へと洗脳的に誘導しやすいからである。

最後は、自分の弱みや情けない部分をさらけ出し合った新入社員同士で、厳しい研修を乗り切った連帯感とお互いの恥ずかしい部分を知り合った仲間意識が芽生えやすく、涙でぐしゃぐしゃになりながら『ありがとうございました。生まれ変わることができました。今までの自分の甘さが分かり大切な仲間が得られました』と改心(完全従属)して、企業のハードワークや無茶な命令にも適応しやすい(そういった自己否定研修をする会社が望ましいと定義する逆らわない)企業人の素地ができあがるというわけである。

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あなたは“お金”のために働くのか?:現代の賃労働と何かの役に立つために働いて対価(金銭・感謝)を得ること

お金を増やすことだけを第一の目的にして他の全てを捨てて働ける人は資本主義では困窮しないが、現代日本は逆に『お金・労働より時間資源を優先する人の率』が増えて労働力・消費の不足に陥りやすい。

ズバリ、質問! あなたの働く第一の目的は「お金」ですか?

本当に一切の自由時間・余暇活動を捨て、朝から晩まで複数の仕事を掛け持ちして働き続ければ、『健康を壊すリスク』さえヘッジできれば特別な能力がなくてもかなり稼ぐことは可能だが、実際は『ほどほどに働きたい人・ある程度の余暇も確保したい人』が多い。大卒でもハードな総合職より一般職希望の人が増える時代である。

資本主義は差異の拡大で共同体的連帯を衰退させ、個人単位の競争原理によって『自他の境界線(私とあなたは関係がなく、私のものは私のもの)』を強める傾向があり、結果として『拝金主義』が多数を占めるに至るが、その背景に金銭万能と生の空虚化が混合した『消費主義的ニヒリズムの罠』も生じやすい。

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なぜ美男美女が得というニュースや認識が増えてきたのか?:現代のルッキズムと地道な労働価値の評価されにくさ

近代以前は『身分・暴力』、近代初期は『勤勉道徳・物作り労働』によって『ルックスの価値』は低かったが、現代はメディア・豊かさ・労働の変質で人生を美を愛でる娯楽にしたい人が増えた。

美男美女は高収入を得やすい事実。ブサイクはコンプレックスをバネに馬車馬のように頑張るしかないのか?

芸能人のイケメンや美人が好きな人は、若者だけでなく高齢者にも若手演歌歌手や宝塚の追っかけをするような人は多い。メディアやネットを介し『好みの容姿・愛嬌(サービス精神)のあるアイドル』を現実のストレスを癒す娯楽として終わりなく消費する構造があり、昔と比べ『愚直・働き者の評価』が認めづらくなっている。

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レギュラー・ハイオク・軽油の燃料の違い、 耳かきは耳の健康に有害、 70代女性の車が病院に突っ込んだ踏み間違え事故など

〇『ガソリン車』と『ディーゼル車(軽油)』の区別は知っておくべきだが、一度入れれば忘れないだろうし大半の車種はレギュラーだ。ハイオク仕様は大排気量車・スポーツカーなど限定的で、レギュラー給油可も増えた。

“軽油=軽自動車用”は意外と多い勘違い!? 今さら聞けない「車の燃料」基礎知識

初めて乗る車の給油口レバーは意外に見つけるのに手間取る。運転席の床の右下部やハンドルの右下部が多いが、軽は助手席との間のコンソール部にあったり。今はセルフのGSばかりで窓ふき・灰皿捨てなどのサービスは減ったが、今の車はデフォルトだと灰皿もライターもついてない。

GSでの適当な窓ふきは、昔は車に神経質な人は『傷がつくかもしれない』と嫌がったりもしたが、今はそこまでマイカーの表面の傷にこだわる人は減ったのかな。

車を大事にしている人はかなり細かい傷にまでこだわって、丁寧な洗車や入念なワックス掛けなどをしたものだが、屋外を高速で走るという車の特性がある以上、どれだけ気を付けていても乗っているうちに小さな傷は増えるのが当たり前ではある。

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