「経済」カテゴリーアーカイブ

トイレットペーパーはシングル派ですかダブル派ですか?:価格で品質はかなり違うけれど。

○トイレットペーパーは価格と質が分かりやすく相関するが、格安ホテル・量販店のトイレなどに備え付けられている『極薄・粗い繊維のシングル』は実用性に乏しいというか普通に引き出しても切れ、使い心地も悪い…

トイレットペーパーはシングル派? ダブル派? 関東と関西で意見が分かれたよ~っ

ネピアやスコッティなど大手メーカーのダブルのトイレットペーパーはやはり『柔らかさ・破れにくさ・適度な香りなどの質感』が良い、迷いつつもそちらを買ってしまう。紙やすりのような粗さ・摩擦力を持つ格安ペーパーも節約にはなるが、強い力で使用することを想定してない質感で肌・粘膜が弱い人は痛めかねない。

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中古38万円のセルシオと新車の軽自動車はどちらがお得?、 高齢者のブレーキの踏み間違え事故をMT車で防げるか?

○中古38万円のセルシオの下取り査定額が、3年後に18万円ない可能性が高そう。軽でも人気のあるNボックス等なら3年後の下取りは55万よりかなり高いはずである。

中古38万円の高級車セルシオ vs 新車の軽自動車、どっちが得か考察

日本人は一般に新車でなくても『年式・モデルが新しい車』が好きな傾向は顕著、性能・デザインが古くない一つ前のプリウスでさえ、現行プリウスが出た途端に中古価格が十万円以上すぐにダウンした。『年式が古すぎる大型高級車』は人気がないがお得な事はある。セルシオクラスは大半の人にとって取り回しがしづらいわけで。

大型セダンが好きな人しか旧型セルシオや旧型シーマの需要はないが、15年以上の型落ちになると幾ら最高級セダンでも塗装面・プラスチックが劣化したりして、乗り心地の良さと合わせ高級セダンを買いたい動機づけである『全体の高級感』が失われ売れない。BMWなども経年劣化に対する塗装技術はいまいちで古くなると塗装の光沢が褪せる。

セルシオの15年以上前の中古の不安は、故障時に内部部品の在庫があるか安く取り寄せれるかということ、高級車は古くても修理費・車検が高い(18インチ以上のタイヤならタイヤだけで10万近い)ことがある。車検切れの20年以上落ちまでいくとセルシオもさすがに査定はゼロだろう。

新車で軽自動車を買いたいと思う人は、基本的に『車のグレイド・エンジン性能・乗り心地』よりも『車の新しさ・綺麗さ・維持費』を気にする人だろうから、新車の軽と古いセルシオは比較対象にならない。古いセルシオを買うなら、3~5年落ちの見た目がまだ新車に近い軽やアクアなどに流れるはずで。

15年以上落ちなら、新車ではまず買えない高級車(高級セダン・スポーツカー)を数十万円で買うことは可能で、確かにエンジン性能は軽自動車・コンパクトよりも良い(高速では特に差を感じられる)とは思うが、『予期せぬ経年劣化による不具合』がいつ起きるかは分からない。好きな車種で数年で乗り潰す気なら良いけれど。

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労働時間の長さを耐えづらく感じ始めた現代人と“余暇・趣味・娯楽”の比率を高めたい精神的貴族主義(自由の拡大願望)

消費社会に育つ現代人は『精神的貴族主義』になりやすく雇用労働の拘束に悩むが、現代の物質文明・生活水準は当面は膨大な労働時間がないと維持できない。

「1日5時間労働が理想」「人生スッカスカだ」に賛同相次ぐ 「まずは1日8時間の徹底が先」という意見も

企業に雇われて働く正規雇用の労働は、法律で強制的・一律的に労働時間を短縮しない限りは短くならないが、それを突き詰めれば営利企業・市場競争のない社会主義(ノルマ・計画経済の全員が公務員的な俸給制)に近くなっていく。資本主義では労働時間短縮は生産量減少・競争劣位で、他社にシェアと収入源を奪われやすい。

1日5時間とか3時間とかの労働は、個人事業の生産効率の上昇によって達成できる可能性はあるが、小売の会社やメーカーの工場で考えれば無理なことが分かる。5時間しか開店してないスーパーやコンビニは競争に敗れて廃業。3時間労働・8交代制の工場がまともに利益の出る経営はできない。

時給制で良いなら、3~5時間のアルバイト的な働き方はできるが、20~30万以上のまとまった月収にはまず至らない。個人事業か知識労働なら短時間で20~30万以上稼げる可能性はある。高級な寿司・フレンチでも、週に3日・夜だけしか営業してないような店もあるが、客単価2万程度に設定、確実に10人入るなら1日20万超の売上だ。

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年金受給開始年齢を71歳以上に引き上げようとする自民党の社会保障政策:高まる社会保険負担と年金不信

年金制度は80代以上の人なら納付以上に支給される大きな恩恵があったが、『人口動態・給付水準・税収規模による年金給付の持続性』が元々考慮されてなかった。長寿化・高齢者増加に長期の対応ができない。

年金受給開始、71歳以上も=自民、「1億活躍」で提言

年金給付開始年齢の設定はぐだぐだで曖昧だが徴収はしっかりしてる…5月1日にきっちり通帳から1年分の国民年金(193,730円)が引き落とされていて、もはや確定申告で控除する税金として諦めるしかない境地になっているが庶民にとって約20万の年間負担はやはり重たい。国民年金基金も合わせると結構な金額になってくる。

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一人っ子政策をやめても中国人も子供を産みたがらなくなっている問題、 ブックオフが中古品売買の高級路線も開拓

○中国も農業から工業・情報産業に産業構造が転換し、子供に教育投資が必要な都市部居住・サラリーマンの雇用が急増している。農村・都市の格差が大きいが、人口・家族が多くて貧しい環境を中国人が受容しなくなりつつある。

日本人だけじゃない! 中国人も「子どもを産みたがらなくなっている」

中国の都市部、特に香港の女性特殊出生率は日本よりも低く、物価・生活コストも少子化率も世界最高水準になっている。シンガポールや韓国、台湾といった教育・経済が発展して競争も激しいアジアの国の出生率も日本より低く、アジアも経済成長した国ほどかつてのような農業国的な大家族・人口増加はない。

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日本の『学校生活+ブラック部活動』は近代の長時間労働に適応するための規律訓練でもあるが…:長く自宅外で活動する意思・体力

休みなく夜遅くまで部活に励む学校生活は『長時間労働・上下関係』の規律訓練で、少なくない企業では今もそういった人材は歓迎される。特別な能力のない多くの労働者にとって会社適応の手段でもあった。

やばい「ブラック部活動」 保護者「まともに休日がない」と悲鳴

近代の学校制度や国民教育の原点は『労働者・兵士の規律訓練』であり、戦前戦後までは『長時間労働・上意下達(理不尽な上下関係)』は否定すべき悪ではなく、何とか適応しないと貧窮する庶民の現実だった。無論今もそういった側面は完全に解消されてはおらず、就活面接で『残業・転勤を嫌う発言,反抗的態度』はマイナスだ。

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