「趣味」カテゴリーアーカイブ

カジノ解禁法案(IR法案)についての雑感,  VR技術を応用したゲームの可能性

○カジノ解禁法案で、色即是空の『般若心経』を講義するのは内容が矛盾、審議の本質も外している。谷川議員は人文学・宗教・芸術の素養豊かな風流人の相貌でも見せたかったのか…だが、般若心経の暗誦と解説などは政治に直結しない、私的な時間にやるべきだろう。

カジノ審議中、「般若心経」唱え時間消費 自民・谷川氏

日本には既に『公営ギャンブル・パチンコ・パチスロ等』の巨大な賭博市場が形成されている。外国人観光客の誘致を目的としたカジノを備えた『統合型リゾート(IR)推進法案』に、『日本人のギャンブル依存症患者・破産者を今以上に増やすリスク』はさほどないだろう。米国のカジノ市場さえ日本のパチンコ市場に及ばない。

そもそもIR法案で建設されるカジノは、日本各地にパチンコ店のように沢山建設できるものではなく、法律で定められた『統合型リゾート推進地域』にしか設置できない。滞在型リゾートのコンテンツの一つにカジノがあるので、リゾート施設に用のない日本人が賭博のためだけに入店する可能性も高くないように思うが。

カジノには色んな種類のギャンブルはあるが、高額当選のスロットゲームなども『今の日本にあるロト・トト』とさほど変わらない。カジノの魅力や面白さがあるとしたら、カードゲームに典型的だが『ディーラーの人間(相手)』がいて駆け引きがあるという事だが、ポーカーやブラックジャックも日本人にそこまで人気がない。

続きを読む カジノ解禁法案(IR法案)についての雑感,  VR技術を応用したゲームの可能性

ダウンジャケットの基礎知識と冬場のダウンジャケットの使い方・防寒性

冬の定番の『ダウンジャケット』はデザインの好みはあるが、冬のアウターやインナーとして『防寒性・軽量性・機動性』に優れる。防寒性だけなら非ダウンのインサレーションでも良いし安いが、化繊・綿は小さく折りたためず嵩張るのでアウトドアでは荷物になる。

ダウンジャケットの基礎知識と正しい選び方&着こなし方

地域や場所にもよるが、零度以下になるような真冬でも、動いているかいないかで体感温度が何十度も変わるし、運動後に止まれば汗が冷えて体温が一気に下がる。登山などハードな運動をしていれば、冬山でもダウンは汗をかいて暑過ぎるが、冬の街中でバス待ち等で静止していれば高品質なダウンを着てても寒いことも多い。

続きを読む ダウンジャケットの基礎知識と冬場のダウンジャケットの使い方・防寒性

雪山のスノボで遭難し救助中に死亡した男性の遺族が北海道警察を提訴:最高裁が山岳救助の過失・賠償を認めたが…

雪山のスノボや登山は基本自己責任で本人は了承しているはずだが、雪山を知らない遺族からすれば『救助隊の管轄内の致命的ミス』に見えたのか。故意でない救助中の過失は免責すべきと思うが。

「山岳救助に過失」賠償確定=死亡男性遺族、北海道警訴え―最高裁 (時事通信社 – 12月01日 18:01) (12月02日)

雪山の自己責任は原則だが、遭難したくてする人がいないのもまた前提だから、最低限の救助活動が行われる。リスクのある雪山登山には日本山岳会などが世界の高峰を目指した歴史や近代のアルピニズム文化もあり、『雪山環境へのチャレンジやアクティビティ』には一定の文化娯楽的・思想的な価値も認められるべきとは思うが。

続きを読む 雪山のスノボで遭難し救助中に死亡した男性の遺族が北海道警察を提訴:最高裁が山岳救助の過失・賠償を認めたが…

鶴保庸介沖縄・北方担当相の沖縄県民の活動家に対する『土人』発言は差別でないのか?, ポケモンGOの速度規制とながら運転の危険性

○鶴保庸介沖縄・北方担当相は『土人』は差別用語でないとし、その根拠を『現在は差別用語でも過去には流布していたものもある』と語ったが、明治の福沢諭吉の語用において既に土人は『文明・知性の乏しい野蛮』を含意した。『沖縄県民を土人と呼んだ文脈(コンテクスト)』は土着民でなく文明・知性の程度を低く見たものだ。

土人には確かに『土着の民・素朴な原始的生活を送る民』といった中立的な意味もあり、文化相対主義や価値多元性を前提にするならば『近代化されていない文明社会から隔てられた素朴な民』は別に差別や蔑視ではないかもしれない。だが現代を生きる沖縄県民やデモ参加者は土着性・原始性の意味でも土人ではないだろう。

現代社会を生きる日本人・文明人には『土人』と呼称されるに相応しい『野生的原始的な素朴な生命力に満ちた民』のような人はまずいない。また差別・蔑視でないならば『この土人が』という表現にはならない。そもそも中立性や文明人の憧れに基づく土人であれば、『あなたは文明に毒されない土人ですね』の話し言葉にはならず、ほぼ書き言葉の叙述になるはずである。

続きを読む 鶴保庸介沖縄・北方担当相の沖縄県民の活動家に対する『土人』発言は差別でないのか?, ポケモンGOの速度規制とながら運転の危険性

高齢化社会における医療費削減案の健康ゴールド免許, 今の若者にワサビ嫌いの人が増えている?

○高齢化社会で医療費は上昇するが、医療費削減に貢献した健康な人にインセンティブ(認定証・自己負担減・現金還元等)を与えるは政策オプションとしては有り得る。軽症者にとっての医療費節約・セルフメディケーションの動機づけになる。

定期健診で自己負担減?「健康ゴールド免許」に賛否両論

公的健康負担の保険料負担は重く、特に会社との折半がない自営業者ではかなり重い。健康でほとんど病院に行かなくても月額5万円以上(年間60万円以上)の保険料負担は珍しくない。1年間に一定以上の医療費を使わなければ、1万円の還元というだけでも支払う側としての気持ちはかなり違ってくるだろう。

生死に関わる重症・重傷患者の医療費は削ることはできないし削るべきでもないが、定期健診や健康増進に努めて実際に医療費をほとんど使っていない保険料負担者は、『公的健康保険制度の相互扶助に特に貢献しているので、一定のインセンティブを与えてもおかしくはないし、結果として若年層の支援制度にもなる。

続きを読む 高齢化社会における医療費削減案の健康ゴールド免許, 今の若者にワサビ嫌いの人が増えている?

ガウチョパンツやオールインワンはトイレがしにくい:ファッションの実用性

トイレが鬼門となるファッションはつなぎのようなオールインワンが典型だが、ダボダボなガウチョパンツもやりにくそう。トイレ含め実用性の低い服、歩けない靴は、意外な場面で困る事はある。

スタイリスト直伝!人気のガウチョパンツで上手にトイレを済ます方法

真冬の厚手のロングコートとかもファッションとしての見た目は格好良いものも多いが、ハンガーや椅子にかけられる店内以外で『常に着ていなければならない制約』が暖房が効いた環境で厄介になる。ダウンの大きな実用性の一つは、軽くて畳んで小さくできる事。長く外にいるとジャケットが邪魔な状況・暑すぎる場合が結構ある。

続きを読む ガウチョパンツやオールインワンはトイレがしにくい:ファッションの実用性