人生を所与の義務や関係の束縛と捉えれば“一切皆苦”で絶望しやすい。視野狭窄や無理な過剰適応も自殺リスク。学校・会社は『自己と他者のポジティブな相互作用の場』として選択し活用すべき環境以上のものではない。
“学校(会社)に行かなければいけないという社会規範”は、精神疾患や希死念慮、絶望感に陥らない限りは常識的なものとして認識されるが、“生きるか死ぬかの瀬戸際の苦悩・落ち込み”がある時には『今の状態の学校(会社)に死ぬ思いをしてまで行かなくても良いという選択』もあると教えておくことが必要なのか。
人生を所与の義務や関係の束縛と捉えれば“一切皆苦”で絶望しやすい。視野狭窄や無理な過剰適応も自殺リスク。学校・会社は『自己と他者のポジティブな相互作用の場』として選択し活用すべき環境以上のものではない。
“学校(会社)に行かなければいけないという社会規範”は、精神疾患や希死念慮、絶望感に陥らない限りは常識的なものとして認識されるが、“生きるか死ぬかの瀬戸際の苦悩・落ち込み”がある時には『今の状態の学校(会社)に死ぬ思いをしてまで行かなくても良いという選択』もあると教えておくことが必要なのか。
介護ロボットスーツのHALで有名になったCYBERDYNE社(筑波大出身のベンチャー企業)が、PEZYComputing社と資本提携して『小脳機能』と『学習型汎用AI(人工知能)』のHALへの搭載を目指す。姿勢・運動の小脳機能と人の指示に従う知能がロボットスーツに搭載されれば介護以外の応用も広がる。
HALは部分型ロボット(サイボーグ型ロボット)のパワードスーツだが、現時点では経営的にも技術的にも成功を収めているわけではなく、CYBERDYNEの評価は『近未来の部分型ロボット市場での優位』に依拠している。人の身体機能の補助・向上と外的刺激・言語指示への対応でPEZYのプロセッサとAIが使われる。
続きを読む ロボットスーツHALのCYBERDYNEが『小脳機能・学習型汎用AIの搭載』でPEZY Computingと資本提携へ
デスクトップやノートのパソコンが売れなくなり、スマホやタブレットの売上が伸びたが、昨年からタブレットの成長も鈍化した。スマホの一般化だが『創造性・自己表現のアウトプット』の道具であるパソコンから『コンテンツ消費・娯楽のインプット』の道具であるスマホへの移行は、コンピューターの大衆化の到達点だろう。
今は初めて購入・使用するコンピューターがスマホという人も多いだろうが、操作が簡単なタッチパネルと5?6インチ程度の画面サイズを持つスマホは『アプリ利用+コンテンツ消費』に最適化された閲覧ツール。ウェブやアプリを使用するユーザーの多くが、長文や複雑な編集のアウトプットを殆どしないという事でもある。
『世界同時株安』で中国・上海ではストップ安が続発、日米欧でも株価は乱高下しているが、特に輸出型の中国関連株が激しく下落している。今日の日本市場は弱含みの持ち直しだが、米国では中国市場の重要性が極めて高いアップル株も約30%下落した。ティム・クックは中国市場での史上最高益予測は揺らがないとしているが。
アップルは1~3月の四半期で、中国市場でのiPhone販売台数が米国を抜き、特に重要な市場となっている。4~6月期の四半期の売上も132億ドルで倍増したが、中国市場での販売台数増の貢献がかなり大きい。T.クックは『今後の中国のLTE普及・中流層増』は固いとするが中国の景気後退材料がマイナス視された。
アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪を引くといわれたが、今や、中国がくしゃみをすれば日米欧にインフルエンザの悪寒が走る。中国の軍事的脅威論以前に、米国を代表するグローバル企業の多くが中国の成長予測に依存している。経済成長した現代の中国は『超巨大市場の潜在力の予定調和』を皆に求められ引き受けて苦しむ……。