群馬県・軽乗用車とバイクが衝突して高校生ら4人が死亡, 滋賀県・少年が速度超過でRV車横転の事故

バイクはブレーキの制動距離が車より長く、車重のある大型バイクなら更に急には止まれない。バイクの速度は不明だが対向バイクの加速感は見誤りやすく、相手の車が来るか来ないか曖昧な状況で速度を落とさずに突っ切ろうとするライダーもいる

軽乗用車とバイクが衝突、高校生ら4人死亡 群馬・太田 (朝日新聞デジタル – 05月29日 11:17)

信号のない交差点とあるから、軽乗用車はバイクを視認した時点の距離で『このタイミングなら右折できる』と判断したが、バイクが加速しながら直進してくる場合には『数秒間での予想以上の接近』に驚く事は多い。ライダーが直進優先を過信して加速、軽が安全の為にゆっくり右折で、ちょうどぶつかるタイミングになったか。

法律上は直進優先だが、自分が法定速度以上に加速しようとしている状況では特に(本来は急加速はダメだが)、『相手が自分のスピードを把握してない可能性』を考えなければ危ない。交差点での死亡事故では『車とバイクの体感速度の違い(バイクが思ったより速い)』が原因になりやすく、バイクは車をとろく感じやすい。

法律上も『交差点は緩やかに進入しなければならない(加速して通り過ぎてはならない)』とされており、それだけ他の車・バイクの次の行動やタイミングの取り方に『個人差』が生まれやすく事故が起こりやすい。右折は無理のないタイミングで曲がり、優先の直進でもウインカーを出した右折車があれば少し注意して進みたい。

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中学1年生の男子が14階から転落死で自殺の可能性:菓子の持込みでの厳しい指導

中学生くらいの世代の自殺が目立つが『長期の深刻ないじめ・虐待』を除けば、『悲観主義・自己否定に根ざすメンタルの不安定と思春期の過敏さ』が自殺企図の原因になりやすい。菓子持込みの注意が自殺の原因になったのではないかというのが記事の論調ではあるが、『いじめ・虐待の有無の確認』と合わせ『本人が何を感じて考えていたのか』を明らかにして自殺予防の対応に活かすことが必要なのではないかと思う。

中1男子が14階から転落死、自殺の可能性 東京・大田

お菓子の持ち込みを注意されたことだけが原因ではなくて、元々、中一男子本人に『人生がつらい面白くない・嫌々ながら学校に義務的に行っている』などの悲観的というか厭世的な側面があったのではないかと推測する。菓子という本人には瑣末な問題で厳しく注意され、逃避的受動的な攻撃・衝動で自殺した可能性もあるか。

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消費税増税を2019年10月に延期するとした安倍首相:解散総選挙はすべきか。

消費税増税の延期は株式市場や景気にはプラスだが、『財政再建の先送り』は社会保障制度の不信を強め国債の信用低下のリスクはある。増税延期と議員・歳費の削減をセットにして財政再建の姿勢は見せるべきか。

不信任案提出へ最終調整=30日に党首会談―4野党

麻生太郎氏のいう衆議院解散で総選挙をして『消費税増税の延期の是非』を国民に問うべきの意見も、『増税の選択責任』を国民に押し付けているだけでナンセンスだ。大半は税金は安いほうが良いので延期に賛成に決まっている出来レースのようなもの。消費税増税も焼け石に水、社会保障が維持しづらい窮状が根本問題なのだ。

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“ゆとり世代”の性格・価値観・仕事の姿勢は『ゆとり教育』だけで生まれたわけではないだろう

『団塊・シラケ・新人類・団塊ジュニア・ロスジェネ・ゆとり・さとり・つくし・脱ゆとり』など、どの世代に属していても個人差の方が大きいというのはあるが、『学力・忍耐・同調』があっても人生を生きるというのは基本的に楽はできず大変なものである。

否定されるゆとり世代「勝手に作ったんだから責任とって」

ゆとり世代というのは、1980年代の学習指導要領改訂後の教育を受けた『1987年4月から1996年(か2004年)3月の生まれの人』を指すようだ。『教科書が薄い・学習内容減少・休みが多い』などが人格・仕事・人間関係に与える影響もあるが、日本経済がバブル崩壊後の1990年代から長期低迷・斜陽期に入ったのもある。

ゆとり世代だけでなく他の世代も学校教育は人格形成要因の一つだが、自らを取り巻く『時代・経済・環境・情報・道具の影響』は軽視できない。1995年のWin95ブーム以降のネット社会発展やスマホなど『勉強・学習の目的意識(詰め込み重視)』の変更を促進したし、現代で有用な知性・能力が多元化している。

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擬似恋愛を商品化する距離の近いアイドル業、あるいは偏執狂(パラノイア)を惹きつける愛想の良い美人のリスク

アイドル(idol)は理想の異性像のアニマ(女性)やアニムス(男性)として機能する『偶像』であり、アイドルの芸能稼業は『不特定多数の好意・憧れ・情欲の総体としてのサポート的な購入行動(熱狂的ファンの過剰な追っかけと購入はリターン無視の盲目的な献金・布施にも近い)』に支えられている。

■女性アイドル刺され重体=ファンの男、傷害容疑で逮捕―イベント前・警視庁

昭和期のアイドルは、遠く離れた高いステージの上にいて、『観客席との距離感・厳しい警護体制』が『非現実的な接点のない偶像性(自分とは違う世界に生きている人)』を強化した。いかに熱狂的ファンであろうとも直接的に話したり触れたりすることはできないという越えられない一線(立場の違い)を、誰もが認識できる舞台装置(アイドルを高みに置く見せ方)を用いて明確に引いていたのである。

アイドルはファンとの距離を縮めて『あなたを個人として認識していますよ』という幻想を煽るほど強いサポートを受けることができ、半ば洗脳に近い熱狂と貢献(高額の購入行動)をさせることができるのは確かだ。

だが、これは商売上のメリットだけではなく、勘違いする男性心理(女性心理)のリスクを高めてしまうやり方でもある。

アイドルの主要顧客層(特に高額購入層)は、恋愛・女性に不慣れで純粋・真面目すぎるオタク層とかなり重なると言われるが、純粋で真面目な人は熱心に一途に応援してくれる一方で、アイドルの偶像性・仮想性(キャラ性)を飛び越えて、『実際の一女性(私人の部分の人格者)としてのアイドル』まで自分に都合の良い形で理想化してしまうことがある。

例えば、人気アイドルが商売上のリップサービスやキャラクター設定として『私は今好きな人はいません。今までキスもしたことがなくて受身で奥手なタイプなんです。好きな男性のタイプは真面目で誠実な気取らない人で、格好良過ぎる人は緊張しちゃってほんとダメなので内面重視です』などと言っていて、イケメンのジャニーズや俳優との熱愛連泊旅行がスクープされたとすると、アイドルの仮想性を飛び越して、本気で激怒・号泣したり代理的な破壊行動(CDを叩き壊す・写真集を破ったり燃やしたりする・ネットで口汚く誹謗中傷する)をしたりする者もでてくる。

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沖縄、在日米軍軍属(元米兵)による20歳女性の殺害事件:米軍関係者の犯罪の処遇と日米関係への影響

米軍関係者は無条件で日本の司法権で裁けないの誤解があるが『公務外での刑事犯罪』は日米地位協定でも日本側の刑事訴追を受け入れると規定されている。米側の裁判権は公務中の犯罪に関するもの。

遺棄容疑の元米兵、殺害ほのめかす供述 沖縄の女性不明

公務中の犯罪であっても、被害者の死亡、生命を脅かす傷害又は永続的な障害を引き起こした場合、日本側の刑事訴追したいという当該要請に米国は好意的考慮を払う事も規定されている。平成23年、公務中の交通死亡事故に対し、米側は刑事訴追を断念、日本側の要請で日本の司法権に従う回答をした事が見直しの契機となった。

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