沖縄(琉球)の差別は戦前から『(文明の低い旧琉球の末で)本物の日本人ではない・太平洋の島の土人=三級国民に近い』の形であり、『忠誠度の低い新参者・境界地の偏見』に沖縄は苦しみ戦争で犠牲を払った。
土人発言「侮蔑的な意味知らなかった」 機動隊員に戒告
明治維新による近代化、大日本帝国建設はいわば『天皇・国体に忠誠を誓う国民』を国民教育と規律訓練で量産した歴史で、多くの国民が『本物の日本人ではない』と見られる事を恐れた。同じ国民の中に『本物の日本人ではない属性・特徴を持つ集団や個人』を作って差別・弾圧を加え『本物の日本人とする自分や仲間』を高めた。
沖縄県民に対して『土民・シナ人』の侮蔑語が出たのは偶然や無知によるものではなく、国家体制やナショナリズムに親近する日本人が潜在的に持つ『周縁(境界地)・歴史的文化的な異質性に対する差別感情』の発露だろう。中世以前から『日本国(中央政府・旧朝廷)にまつろわぬ者』を夷狄・土人の未開の野蛮人と見なした。
続きを読む 沖縄県の基地反対運動の市民に対する『土人・シナ人』の暴言と歴史的な沖縄差別の構造的問題:歴史的・文化的な差別は世界各地にあるが →
○街頭で50%近い男性がジーンズを穿いているのは意外に多いと感じる。ジーンズは一本良い物があれば、生地が長持ちで飽きにくい利点はある。
【関西の議論】若者が「ジーンズ」をはかなくなった? 生産10年で3割減…「カジュアル」多様化、パンツを替える時代!
ボトムスのバリエーションは、ジーンズ、チノパン、カーゴパンツ、スラックス、短パン、ジャージ(運動着)、アウトドア系。後は色・形を選ぶ。ジーンズは『何度でもはける頑丈さ・ブルーの着古した味わい・ベーシックで飽きが来ない』が良いが、『生地の固さと動きにくさ・放熱しない暑さ・濡れた時の重さ』が欠点だ。
ジーンズも好きな人やこだわりがある人はお気に入りのモデルがあったり、何種類も揃えるが、リーバイスやエドウィンでベーシックな青・黒のジーンズを買っておけば、何シーズンでもはけるコスパの良さがある。スーツ下のスラックスは特にだがチノパンも、生地が擦れたり変色・てかりがでると味わいよりボロに見えやすい。
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ハラスメントには『他者の過度な侵入感・支配性』がある。男のセクハラには、拒絶を恐れて冗談の防衛線を張った『間接の性的関心・誘惑・評価』が含まれ、それが性的嫌がらせや侵入感になりやすい。
「セクハラ発言が許容される社会へのモヤモヤ」詩人・文月悠光が語る、女性の生きづらさとは
セクハラは『見る性・見られる性』『社会経済的な力関係・ポジション』『性別役割規範のジェンダー』の男女の非対称性によって生み出されやすい。近年は男性も『外見・性的魅力の目線や評価』に晒され愚痴や不満は増えている。男でも女でも『他者から不躾に品定めされるような目線・言葉』を受ける事は一般に不快である。
しかし厳密にはセクハラにおいて『男女の平等なポジションや被害感』は成り立ちにくい。『男性・女性のセクシャリティ』の差異は、男性側の性的欲望・視覚刺激(女性の身体性への幻想)の強さによって規定され、『女性身体=性的なオブジェクト』のように男性身体をまなざしてあれこれ品評する女性はどうしても少ない。
確かに、女性にも男の身体性について『胸・腕・尻の筋肉が好き,全身のフィギュアや顔立ち(目・鼻・口)が好き,性の好きなムードや感覚』はあるかもしれないが、男性のような女性身体(胸・口腔・性器等)に対する執拗な視覚・言葉のフェチシズムには到底及ばず、女性でさえ女性身体にエロスを感じる人が多いといわれる。
セクハラの根源には、遺伝・形態・生理も含んだ『男と女の差異』が横たわるが、社会的・表面的には『理性・知識・配慮』での抑制が可能である。だが性的にまなざして欲望して比較する内面自体に、一定の侵入性・暴力性が潜在し、それを表現・伝達・干渉した時に、受け取る相手によってはセクハラや性暴力になる。
続きを読む セクハラやパワハラ、モラハラが増加する『現代のハラスメント社会』をどう生きていくべきか? →
○フィリピンのドゥテルテ大統領の内政指針は『ゼロトレランス+ポピュリズム』であり、外交戦術は『実利的なオポチュニスト(機会主義)』だから、日本の安倍晋三、中国の習近平のどちらかだけの不動の盟友にはならない。
南シナ海問題「日本側に立つ」=比大統領
ドゥテルテ大統領の言動を見ると『南シナ海の領有権問題』に限らず、『米国に対する強気な同盟離脱発言』にしても、目の前にある相手と状況に応じてどちらにより強く味方するかのポーズを調整している。『真意が分からない』のではなく『真意を敢えて可変的にする』だろう。領有権問題では中国の力の論理と距離を置きそう。
実際に比米の首脳会談があれば、正面から合衆国大統領に対決姿勢で臨むとは考えにくいのもあるが、同時に中国に対して常に味方するとも考えにくい。常識的には『旗幟を鮮明にしないブレ』は同盟関係や安全保障の信頼を損なうが、フィリピンは領土・外交・軍事で揺れ動くキャスティング・ボートとして影響力を高める利もある。
ドゥテルテ大統領は麻薬犯罪者の即決裁判による殺害方針も転換する姿勢を見せ始めており、ポピュリズムで暴言を吐く独裁的な側面もあるが、半分は過激なことでも何でもやるという印象づけをするポーズのような感じがある。話し合いの不可能な北朝鮮的な暴言・暴挙とは質が異なり、戦略的な機会主義者の狙いがあるのだろう。
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26歳差の50歳男とバイト先で知り合い食事位ならまだしも交際・同棲までした理由が不明だが、後がない男はストーカー化のリスクも高い。無職だが資産家等と身分を偽って接近した可能性もあるのかもしれない。
<目黒女性不明>24歳女性「仕返しされるかも」と相談
交際して同居するまでの期間が非常に短く、同居してから別れるまでの期間も短いことから、じっくり付き合って『お互いの相性が良いか・人間性や価値観がまともかの吟味』をする暇もなかっただろう。考える時間を与えず判断力を麻痺させるのも、詐欺師的な加害者の手としてあるが。
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○ゲオは本業のレンタルビデオ事業が定額動画配信に押され衰退期に入っているので、今は『スマホ関連事業(中古販売・修理)』に経営資源を割いている。iPhoneは修理が手間なので、格安修理という着眼点は良い。
ゲオ、iPhoneの格安修理事業を開始…担当者に事業の狙いや今後の展開を聞いてきた
iPhoneもアップルケアの補償サービスがあれば、格安修理はしてもらえるがキャリアの代理店で請け負ってくれないので郵送など時間コストがかかる事がある。iPhoneはじめ『裏蓋固定でバッテリー交換できない機種』で、30分でバッテリー交換して貰えるのは便利かも。ホームボタンなど物理ボタンも壊れやすい。
キャリアが販売するフラッグシップモデルのスマホは、総務省主導の0円スマホ規制もあり新品の実質負担が上がっているので、『MVNOの格安スマホ,SIMカード,中古スマホの需要』は今後伸びてくる可能性が高い。iPhoneも一つ前の型なら安く購入でき十分なスペックはある、最新モデルにこだわらない人は増えそう。
中古スマホの最大の不安は、キャリアの補償サービスに入れないので、『すぐに壊れたらどうしよう』ということだが、ゲオは3か月補償と自社の修理体制もあるので、アフターサービスが皆無な中古販売店と比べれば多少は安心感もでるかもしれない。その日の内にすぐに持ち込める修理受付の店舗数の多さ・深夜営業も強みだ。
続きを読む ゲオがiPhoneの格安修理事業を開始, Twitterのユーザー数に頭打ち感、9%の人員削減! →
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