埼玉県朝霞市の女子中学生監禁事件と寺内被告の特異な心理・コンプレックス

寺内樺風被告は統合失調症でなく異常性格を前提とした解離性障害の可能性があると思うが、自己と他者の現実感が希薄な『人のモノ化』がある。性犯罪が第一の動機ではない女性の監禁は特殊・稀である。

寺内被告「少女は被験者」=誘拐、監禁で本人質問―さいたま地裁

寺内被告が性犯罪だけを目的としたペドフィリアやサイコパスなら、被害女性は長期監禁されず殺害されていた恐れもある。『被験者を長期間かけて洗脳実験したい』という男の異常性や変則の動機で助かった面もある。相当歪んだ異常なパーソナリティーだが、直接の暴力・性虐待には向かわず、精神支配に向かった特殊性はある。

無論、被害少女に配慮した報道規制もかかっているはずで、厳密には性被害が皆無という事ではなく、相対的に精神支配・長期監禁に焦点づけされているだけだが、現時点では性犯罪者というより従順な好みの共同生活者を求める孤独な解離者のイメージが強い。『無感情なクールさ』を装うが、臆病な愛情飢餓者ではないか。

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元恋人・元配偶者による『ストーカー事件』の危険をどう回避すれば良いのか?

元恋人・元配偶者によるストーカー事件は、異性と付き合う事と別れる事の難しさを伝えるが、別れ際にトラブルになる人はいても、愛憎で殺傷を企てる所までいく人と付き合ってしまった不運もある。

コンビニで助け求めた女性を殺害容疑 「元彼」の男逮捕

コンビニに助けを求めても、殺す気で刃物を振り回してくる闖入者を撃退できる店員がそうそういるとは思えない。可能性でいえば、加害者が来る前に事務所に匿って『ここには来てない・その女性を知らない』とシラを切れば良かったかもしれないが、被害者が必死に殺される恐れを訴えなければそこまでしてくれないだろう。

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高齢化社会における医療費削減案の健康ゴールド免許, 今の若者にワサビ嫌いの人が増えている?

○高齢化社会で医療費は上昇するが、医療費削減に貢献した健康な人にインセンティブ(認定証・自己負担減・現金還元等)を与えるは政策オプションとしては有り得る。軽症者にとっての医療費節約・セルフメディケーションの動機づけになる。

定期健診で自己負担減?「健康ゴールド免許」に賛否両論

公的健康負担の保険料負担は重く、特に会社との折半がない自営業者ではかなり重い。健康でほとんど病院に行かなくても月額5万円以上(年間60万円以上)の保険料負担は珍しくない。1年間に一定以上の医療費を使わなければ、1万円の還元というだけでも支払う側としての気持ちはかなり違ってくるだろう。

生死に関わる重症・重傷患者の医療費は削ることはできないし削るべきでもないが、定期健診や健康増進に努めて実際に医療費をほとんど使っていない保険料負担者は、『公的健康保険制度の相互扶助に特に貢献しているので、一定のインセンティブを与えてもおかしくはないし、結果として若年層の支援制度にもなる。

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韓国の朴槿恵政権の腐敗と崔順実の権力の私物化, 富山市議会の辞職ドミノの問題

○韓国の政界・メディアは任期満了が近づくレームダックとなった大統領の求心力が落ちると、途端に大統領の粗探しが過熱して権力の座からの追い落としが始まる。朴槿恵(パク・クネ)はじめ歴代大統領の権力の私物化とネポティズムの問題もあるし、韓国の社会や大衆の暮らしそのものが疲弊して格差が大きくなりすぎている。

韓国大統領府、朴槿恵氏の「3人組」更迭 機密文書問題

朴槿恵政権がレームダックとなって権力機構の統制が落ちた為、『朴槿恵の追い落としを図る政治・官僚の勢力』が勢いづいたともいえる。朴槿恵の民間人の親友・崔順実氏が『不正な国政介入容疑』で逮捕されたのも政略的・恣意的な逮捕で、『賄賂・公金横領』がなければ機密文書の閲覧・政治的な助言云々の違法性は曖昧だろう。

朴槿恵大統領の親友・崔順実氏は『陰の実力者』と報道されるが、大統領の政策決定に公職者でないのに不当に容喙したことが犯罪というのは、大統領本人からの訴えがない限りは事実確認も危うい。公職ポストを与えなければブレーン・顧問の相談役にしてはいけない韓国の国内法があるのかもしれないが。

法律違反の容疑として有力視されるのは、『大統領を利用した公金横領・財団の不正管理』の部分だが、政策部門の秘書官と親友の崔順実氏が共謀して、『私腹を肥やす目的で財団創設の働きかけ』をしたというシナリオを突いてくるのだろう。朴槿恵本人は大統領の不逮捕特権で身柄拘束は当然ないが、任期満了後は危ういかも。

韓国のような権力機構や国情だと『大統領に就任することのリスク』は大きい。任期満了が近づくにつれ身辺整理をして内輪びいき・違法性のチェックを怠らないようにしなければ、大統領でなくなった後に悲惨な名誉失墜や逮捕・身柄拘束の憂き目を見やすい。全斗煥も盧武鉉も大統領になったばかりの不遇・自死があったわけで。

○富山県議会の辞職ドミノは『政治利権の氷山の一角』だが、『平均的サラリーマン以上のお金にならない政治家という職業』にどれだけの需要と立候補があるかは、民主主義の腐敗度・成熟度の指標にはなる。

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ガウチョパンツやオールインワンはトイレがしにくい:ファッションの実用性

トイレが鬼門となるファッションはつなぎのようなオールインワンが典型だが、ダボダボなガウチョパンツもやりにくそう。トイレ含め実用性の低い服、歩けない靴は、意外な場面で困る事はある。

スタイリスト直伝!人気のガウチョパンツで上手にトイレを済ます方法

真冬の厚手のロングコートとかもファッションとしての見た目は格好良いものも多いが、ハンガーや椅子にかけられる店内以外で『常に着ていなければならない制約』が暖房が効いた環境で厄介になる。ダウンの大きな実用性の一つは、軽くて畳んで小さくできる事。長く外にいるとジャケットが邪魔な状況・暑すぎる場合が結構ある。

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年を重ねても仲の良い夫婦・カップルになるためにどうすべきか?:つがい幻想の維持と相手への尊敬・感謝

相手への尊敬・感謝を維持できるか否かは、本質探求の思索者よりミクロな生活者としての適応が問われる。対(つい)や番(つがい)の共同幻想を良い形で維持できるかどうかは相性もあるが、孤独を恐れる帰属・貢献の強度も相関する。

年取ってもイチャイチャ!? 男性が考える「いい夫婦」像6選

その時々の好意や言動に感謝することはできても、共同生活の必然性が弱まった現代で、本心から他者を尊敬するというのは『尊敬の本質』を考える人ほどなかなか難しいもので、採用面接などで『尊敬する人は誰か?』という質問も深く考えるほどに難問なのである。生身の人への持続的な尊敬が困難なればこそ離婚も別離もある。

実直なイワンの馬鹿の黄金律ではないが、誰々をリスペクトして、両親を尊敬している(両親のような家族を作りたい)というような『シニカルな視点のないストレートな情緒と社会観・明るい対幻想と親への尊敬、地道な生活に基づく家族主義』は良い夫婦関係の持続性に関係する。主観の共同性と情緒の親和性が絆を深める。

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