『働かざる者、食うべからず』を資本主義の労働道徳と勘違いしている人は多いが、元はプロレタリア独裁(全労働者国家)を理想とする共産主義の道徳律だった。資本主義は資本と経営・投資・土地所有の不労所得を容認する経済制度だが、ロシア革命の指導者レーニンは聖書に由来する『働かざる者、食うべからず』で不労所得を戒めたとされる。
『働かざる者、食うべからず』は、新約聖書の『テサロニケの信徒への手紙二』3章10節にある『働きたくないものは食べてはならない』という一節が語源とされている。
『働かざる者、食うべからず』と同じく、世間に流布する格言で発言者が余り知られてないものに『四十歳を過ぎたら、人は自分の顔に責任を持たなければならない』がある。これは米国の16代大統領エイブラハム・リンカーンの言葉で、閣僚の一人を選ぶ際『ダメだ、顔が気に入らない』で却下しその理由を述べた故事にちなむ。
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他人との比較に一喜一憂するかは強いか弱いかではなく、『外向性・内向性の違い』と『標準的な生き方の準拠・交友範囲・他者との距離感』が関係する。他人に動じない人は内向的・メタ的で一人でやる事に終わりがない。
自分を他人と比べて落ち込んでしまう・・・どうすれば強い自分を持てるか
他人と比較し優劣を感じてやる気が出たり落ち込んだりという人は、ある意味では外向的な社交性・競争心や世間一般的な適応意欲・感受性が強い人でもあり、必ずしも悪いことではない。大人になっても友人関係のコミュニティを維持し、頻繁に近況を語り合ったりするような人は、ある程度は人との比較も気になりやすい。
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男にも女にもそれぞれの人生の苦難があるが、一般論として経済的・精神的に自立できれば男女の差異は縮む。若い頃は平均的な女は存在に価値があるが、男は何か役に立つ事をして初めて価値が出る。
ホンネ告白で大激論!? 「今の時代、男と女、どっちが得?」
現代でも社会で働いて経済的に長く自立しやすい面では男が有利だが、人に愛されたい異性として求められたい承認欲求では、若い時期はどうしても女の方が有利だろう。だが男は自分の存在自体に性的価値が乏しいこと、腕力があることで、若い頃でも『性犯罪・襲撃を恐れず夜でも一人でも気楽に自由行動できる利点』もある。
平均的には、男の場合、自分自身で稼ぎ続けなければ人生は苦難と孤独にさらされやすく、女の場合、完全に自立できる金額を稼ぎ続けなくても、自分を愛し支えてくれる(多めに経済負担してくれる)パートナーを捕まえられれば、それなりの人生を歩きやすい。支え合うにしても、異性に求める貢献・役割の差異はでやすい。
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