自意識と理想・妄想が肥大する“中二病”とは何なのか?、 学生・飲めない人の安全なお酒の飲み方

〇中二病は『自分に実現不可能な妄想とその言語化態度化』や『井の中の蛙の価値観表出』だが『根拠なき自己特別視・主役視の差異化欲求』を自意識過剰の悪目立ちでこじらせるのは人間的でもある。

やしろあずきの調査―― 中二病って本当に中学2年生で発症するの? 現役中学教師に聞いてみた!

『根拠なき自己特別視・主役視の差異化欲求』を仮想的・創作的な物語や概念、絵図として他者も一緒に共感できる形で表現できる人であれば、作家・思想家・漫画家(イラストレーター)のような職業に特化した適性になることもある。『現実では無理と分かっての妄想・構想』でなければ妄想家・大言壮語で終わるだけだろうが。

小説にせよ漫画・アニメにせよ、あらすじや登場人物、コミュニケーション、世界観の多くは、客観的な現実世界においては『中二病的・非現実的・幼稚』だが、『一定以上の数の人の妄想的な自己特別視・主役視・理想・感動や興奮』と共鳴する空想・構想・主題の物語化ができれば商業価値を同時に生み出すことが可能となる。

続きを読む 自意識と理想・妄想が肥大する“中二病”とは何なのか?、 学生・飲めない人の安全なお酒の飲み方

Windows XPを狙ったランサムウェアの被害が拡大、 アニメの『ベルセルク』をhuluで見た感想

〇ランサムウェアの大元は米国の公的研究機関から盗み出されたものという報道もあったが、メールの添付ファイルに仕掛ける古典的手段でもこれだけの規模のサイバーテロを引き起こせるのは脅威である。

「ウィンドウズ」狙ったサイバー攻撃 被害100カ国に

1995年にはWindowsによるPCの職場・家庭(個人)への急速な普及があったが、現在はその時代とは比較にならないほど社会インフラや企業システムの基幹情報の多くが、インターネットにも接続したコンピューターネットワークのデータベースによって管理されている。サイバー攻撃の混乱と損失が巨大化しやすい。

ランサムウェアで身代金を要求する目的が明確なサイバー攻撃で、国家・民族レベルの国家・社会の機能麻痺を目的にしたものではないが、場合によっては生命に関わる『医療機関の受診予約システム』も無差別的に破壊するようなやり方は卑劣だろう。イングランドとスコットランドの医療機関はシステム回復できたのだろうか。

身代金目的というが、医療機関や公共機関、営利企業などで『短時間でシステムダウンの回復』をしなければ大きな実害や損失が生まれる場合、数万円程度なら要求に応じてテロ集団に不本意ながらも資金を援助してしまう恐れもある。しかしお金を払ったとしてもサイバーテロ集団が即時にウイルス解除してくれる保障はない。

続きを読む Windows XPを狙ったランサムウェアの被害が拡大、 アニメの『ベルセルク』をhuluで見た感想

夫がゲームばかりして夫婦の会話がないという問題:会話・ふれあいを求める頻度濃度が違うとすれ違いやすい

会話の好き嫌い・頻度密度の個人差は大きいが『何を置いてもその人と話したい欲求』は結婚したり交際が長くなれば落ちやすい。ゲームやネットは他をシャットアウトする孤立的依存性が強く、ふれあい欲求に差があるとトラブルになる。

夫がゲームに熱中して構ってくれない…寂しさ抱える新妻の悩み

『他者に構われず自分の好きなことをしていたい欲求』と『自分の存在を認識してくれる他者に構って欲しい欲求』のバランスだが、部屋に閉じこもってずっとゲームばかりしているような人は極端に前者の欲求が強く、単純な刺激?報酬の反復に対する依存性も強い。家に誰かいればいい、関係・役割さえあればいい価値観に近い。

続きを読む 夫がゲームばかりして夫婦の会話がないという問題:会話・ふれあいを求める頻度濃度が違うとすれ違いやすい

ダウン症の子供の自立性と自己承認を高める子育て:現代で子供を持つことは重いけれど。

ダウン症でも金沢翔子さんのように母親の指導・応援もあって、一芸に秀でる生き方が得られれば自己承認・一定の自立を培えるが、多くの親は現実の受容に悩み、子の成長後の人生を心配はするだろう。

<ダウン症>「自立した人生」伝える母子写真展 表参道駅で

親子関係はダウン症がなくても親にとっても子にとっても、『不可避な現実・完全には切りにくい縁』として機能するもので、真剣に考えれば考えるほど現代人にとって子(親)は仕事と並んで最大の安心になることもあれば不安になることもある。どちらかがどちらかを完全に疎ましく嫌だと思わない事が、切れない縁では大切だ。

続きを読む ダウン症の子供の自立性と自己承認を高める子育て:現代で子供を持つことは重いけれど。

Instagramと自撮り文化(セルフィ―文化)の隆盛:現代人は自分のビジュアルが好きなら自己愛は拡張する

精神分析家の故・小此木啓吾氏が随分前に『自己愛人間』を書き、現代人の自意識は社会・他者から離れ自己愛化したと指摘したが、SNS・プリクラの『自撮りのセルフィー文化』はその先鋭でもある。

インスタ投稿「より美しく」 自撮り対応カメラが続々

スマホのカメラが高機能化して撮影後の修正も簡単になったことで、インスタグラムには『モデル・芸能人のようにばっちり決まった一般人』や『仲間と盛り上がる場面を切り取ったカット』が溢れている。自撮りのためのカメラ性能の向上で、『自分が満足のいく自己像・楽しい場面の撮影の公開と蓄積』は自己愛的な快楽を煽る。

続きを読む Instagramと自撮り文化(セルフィ―文化)の隆盛:現代人は自分のビジュアルが好きなら自己愛は拡張する

自転車・傘を罪悪感なしで盗む人は『他者への想像力が欠けた人』だろう:損失金額もあるが大きな不便を蒙る。

歩くのがきついから自転車を盗む、雨に濡れたくないから傘を盗む『自分の利便性』の為の犯罪は、正当な持ち主が受ける不便・損害・憤慨への想像力が欠如している。

自転車や傘を盗む人に罪悪感はない? 常習犯の言い分にTwitter騒然 「最低すぎて意味分からない」「今でも呪いの標的にしてる」

何十年も昔から『傘・自転車・バイクの窃盗』は多い。自転車窃盗などは今のほうが昔よりは盗まれなくなっているが、『借りるつもりの罪悪感の薄い個人の盗み』は減っても『盗んで転売する組織的な窃盗犯罪』は車・バイクで深刻化している都市部もある。人の物を借りるには本人に断って承諾を得るか対価を払う必要がある。

続きを読む 自転車・傘を罪悪感なしで盗む人は『他者への想像力が欠けた人』だろう:損失金額もあるが大きな不便を蒙る。