○本気でバッシングしている人や僻んでいる人がいるかは知らないが、前澤友作と剛力彩芽の芸能ゴシップは「年齢・履歴・雰囲気のアンバランスさ」と「巨額資産のある女好きな社長の本心」がエンタメとして消費・言及されやすいというだけだろう。
中居正広、剛力彩芽騒動「貧乏がひがんでるだけ」
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貧乏人が僻んでいるだけという側面は全体構造の一部としてはあるが、別に叩いている人がみんな、「金持ちになって好みの若い女を連れて自家用ジェットで遊び回りたい(逆にお金持ちのおじさんにチヤホヤされて何でも買ってもらって特別なセレブ体験もしたい)」のにそれができないから僻んでいるというわけでもない。
ただ現実社会の男女関係は、結婚統計でも「年齢差3歳以内の夫婦」が全体の約6割を占めているように、同世代周辺の異性と親密になってその一人?数人との恋愛や婚姻だけで終わる人の方が多い。10~20歳以上も年齢差のある相手と浮かれて遊んだり、結婚離婚を繰り返して時々の恋に燃える前澤さんは標準からはズレている。
標準からズレていることは悪ではないが、「異質・異端」は金持ちであるか貧乏人であるかを問わず、基本的には懐疑・批判・不安・苛立ちの対象になりやすく、前澤さんのような異性関係の持ち方は妬みやひがみを抜きにしても「感情的な反発・道徳的な不快(真面目さの不足)」を受けやすい。数の論理の批判は不可避である。
先進国の富裕層や美貌層において、一夫一婦制を偽装したような「時間差のある一夫多妻制」が指摘されることもある。ハリウッドでも時間差のある離婚・再婚(年齢差婚)が多いが、ジョニー・デップにしてもブラッド・ピットにしても、その時々の自分の好み・欲に流されたセレブはトータルで見れば後半で苦しんでいたりもする。
続きを読む 前澤友作と剛力彩芽の恋愛はなぜネタになるのか?、スーパーボランティアの尾畠春夫氏について雑感、ウェブビジネスで個人メディアは稼ぎにくくなったなど