先週の1500円以上の暴落から今週は日経平均が反騰。昨日に続き今日も200円以上上げている。マイナス金利の煽りを受けた第一生命は2000円から1200円まで下げて塩漬けだが、好決算で二日連続で上げ1400円近くまで戻した。すかいらーく、トリドール等外食系は損失が殆どないが来年の消費増税が懸念される。
金融株は就職先としては安定しているが潰しの効かない職場とされる。株式市場では世界経済や公定金利、市場利回りの影響をダイレクトに受けるため、メガバンクや大手生保は値動きが荒く安定感は乏しい。長い石油安で三菱商事・三井物産等の資源系の大手商社も軒並み利益減だが、商社は配当が良いので買い場とも見れる。
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長期的な年金財政・人口動態・金融市場の要因による「年金減額・給付開始年齢引上げの可能性」は高いが、GPIFの株式投資で確定給付が望ましい公的年金に確定拠出型(401k)の性格が出て来る。
年金給付減額あり得る=GPIF運用悪化なら―衆院予算委・安倍首相
GPIFの年金積立金を株式に投資してはいけないという話ではなく、世界的にどこの国でも現金だけで年金積立金を保有し続けることはまずないが、「世界市場の中長期の予測成長率」に不透明な要素が増えており日本経済もGDPのマイナス成長に陥りやすい状況に陥っている。低成長でも持続的に成長するなら投資は有効だが。
社会保障制度の年齢別人口ピラミッドと賦課方式に基づく構造的問題としては、『50代以下の現役世代の負担と給付のバランス』が大きく負担増に傾き、20代の若年層では人生でマイナス3000万超とも言われる負担増に人生設計が圧迫される。社会保険が毎月の税金としてのしかかるのに、給付の時期・金額の保証はない。
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アウトバウンド(架電営業)とインバウンド(顧客対応)の電話業務を高レベルで安定してこなせるコールセンターの人はコミュニケーション力と学習意欲の高いスペシャリスト。しつこい等の問題もあるが電話で売れる能力の市場価値は高い。
離職率は9割! 知られざるコールセンターの実情とは
電話営業は一般に嫌われるが、「(一方的に切るのが悪いと思う)常識的な受け手の心理的・時間的なコスト」が大きくなりやすい。電話をかけてこられるのは、話したい者同士でない限り負担を感じやすいが、「人の用事・疑問・都合・不満等の丁寧な聞き役及び解決役」に徹して電話後の満足度を上げるのは大変な仕事ではある。
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妊娠を親に相談できる親子関係や家庭環境がなかったようだが、逆に何でも話せる家がなかった事で恋愛・性への依存が高まった背景も想定される。妊娠すれば出産か中絶かの選択が不可避との知識も必要だろう。
<乳児遺棄容疑>自宅で出産、放置か…高校生男女を逮捕
女子生徒に良好な親子関係、特に友達のように話せる母子関係があれば、妊娠して悩めば相談すると予測されるが、相談できない親にも「性観念や教育方針が厳格過ぎて相談できないタイプ(どうするかの冷静な相談ができず激昂するだけ)」と「子供放置のネグレクトのタイプ(子供が何していようが興味なし)」の違いはある。
性教育をして性行為をすれば妊娠の可能性があることを教えておけば足りるという問題でもなく、恐らくこの男女の高校生も最低限の性・妊娠の知識は持っていただろう。しかし現実には成人の既婚者でも避妊を怠ったり失敗しての妊娠・中絶はあり得るし、避妊の徹底度(性行為中の理性の高低)・妊娠しやすさの個人差も大きい。
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答弁しづらい状況で病気になる政治家は多いが「睡眠障害」は各種の眠れない症状群であって「正式な精神疾患名」ではない。眠れないと訴え睡眠薬が処方された状態で、精神病と異なり回復しやすい。
甘利氏、「睡眠障害」で1カ月休養 辞任以降、国会出ず
甘利明氏がここで「うつ病・パニック障害・適応障害」など具体的な精神疾患名を上げて議会を休むと、再登院した時に「そんなにすぐに精神疾患が治るのか・うつ病は難治だが元気で思考力も保たれているのはおかしい』との詐病疑惑を受けやすいが、睡眠障害なら一過性のストレス反応が投薬治療で治ったに整合性が成り立つ。
甘利氏はこの収賄疑惑で議員人生を退くわけではなく、安倍政権が参院選後にも継続する可能性は高い。『スキャンダル収束後の次の入閣機会』を伺って暫くは雌伏しなければならず、迂闊な答弁をして自分の責任を重くしないためにも、ストレス性の回復しやすい睡眠障害は暫時の診断名として手練な選択ではある。
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加古川市のアルバイト女性殺人や入院中に知り合った40男に大学生が殺された事件では、共に『約100万の金を貸した側』が返済を求め殺されている。後ろ楯のない人が金を貸す場合はよほど信頼できる相手でないと『徴収不能と逆恨みのリスク』がある。善意で金を貸して、その金が返済されないどころか殺されるのはバカらしいことだが、殺人では結構多い動機である。
金貸しは返せない相手に無理矢理に返済を求めて、執拗な督促と恫喝で追い込む悪徳なイメージが強いが、貸し手が強いのは『相手に返せる能力・返す意思』があり、『逆ギレの暴力・無視で踏み倒されない実力や後ろ楯』があったり裏切りも納得できる深い関係がある場合に限られる。個人間では徴収力や強制力を甘く見られやすい。
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