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美容室の店長が『個人情報の流用』でお客の女性にLINEのメッセージをして炎上。

美容室店長が個人情報の流用までして客をナンパするのは問題だが、客も『誘いの拒否と登録削除要請・本社への苦情』に留めなかったのは、よほどしつこくて不快な人と見られたのだろうか。

単純に、不快な思いをさせられたので、ネットに晒し者にして少し困らせてやろうと思ったら、予想以上に反響が大きくなってしまって『社会的制裁』が厳しくなりすぎたというだけの話かもしれないが。

「可愛いかったのでLINEしちゃいました」情報サイトの登録情報を美容院店員が悪用? 『LINE』でナンパし大炎上中

美容室で髪を切っている時に連絡先を聞くのも、『それまでの顧客との信頼関係・私的かつ親密な会話の履歴』がないのであれば、一目惚れのナンパのようなことをされる客にとってはただ迷惑なだけ。『連絡先を教えない+乗り気でない受け答え』からそれ以上押しても無理くらいの判断はつくし、店長の個人情報流用は問題外ではある。

店長としての職責や立場を簡単に投げ出して、初対面の顧客の女性の容姿がただ好みで可愛いからといってナンパに勤しむ(職権乱用でサイトからアカウントを調べる)というのは、教え子に手を出す教師(患者に手を出す医者)とまでいかなくても、そもそも美容師や店舗管理者としての資質・責任感に問題があるように思うが、軽いノリで店長が務まるようなお店だったのだろうか。

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麻生太郎財務相の発言、『産まない方が問題だ』の波紋と現代の先進国における少子化の要因

麻生太郎財務相は今の円安株高で儲けられない企業は経営者が無能か運が悪いとおっしゃるが……円安は『輸入企業・国内消費にメリットがない』、株高は『非上場企業の方が多い・官製相場で持続性が怪しい』ので、利益を出しづらい企業・業種もある。少子化と高齢化の問題・責任を比較しても意味がない。

「産まない方が問題だ」発言、麻生財務相が釈明

文明社会の発達段階において『多産多死→多産少死→少産少死』の必然的プロセスがある。このプロセスを通して『個人の自意識・生活水準の要求』は高まり、子の人権も承認されて『子孫を家・親が道具的に扱う社会システム』が禁圧され『親のための子の孝行(儒教原理)』が『子のための親の献身(近代教育原理)』に変わる。

成熟経済・先進国の少子化の原因はある意味では極めてシンプルで、『子沢山であるほど家計・老後の助けになる前近代的な農耕社会・家内労働のシステム』が崩れたからである。近代中期までは『学歴・技能を問わない労働力』の需要が旺盛であった為、農村経済が疲弊しても意欲・素直さがあれば『金の卵』として重宝された。

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新潟県三条市で『牛乳なしの給食』に賛成の意見が9割超というが、

給食から牛乳を完全に除くと『牛乳を飲む食習慣・味覚発達』の形成機会がなくなる子も増えて、減少・廃業が続く日本の酪農が更に消滅速度を速めるかも。牛乳は美味しいし、小学生には栄養学的なメリットも大きいと思うが。

<新潟・三条市>「牛乳なし給食」賛成は9割超 反響メール

現在の食卓では『食品・食材のバリエーションが豊富な家庭とそうではない家庭』で、味覚形成(生物・珍味も含め受け容れ可能な味)の格差が拡大傾向にあるともいう。端的には『一度も食べたことがない料理・食材』が沢山ある好き嫌いの多い子供を減らす観点から、牛乳に限らず和洋の多品目な食材を色々取るようにすべきではないだろうか。

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松本智津夫死刑囚の三女が『教団の役員』と認定した国を提訴:オウム真理教事件と社会の偏見・差別の問題

麻原彰晃には妻松本知子との間に6人、婚外子が6人で計12人の子供がいるが、オウム真理教という『反社会的な閉鎖世界』で生まれ教育された影響は大きく、オウム外の一般社会に出ようとする子は少ない。

特に3女はオウム真理教がサリン事件で強制捜査される以前から、アーチャリーというホーリーネームを与えられて麻原彰晃の後継者のような処遇と教育をされていたという。その分、閉鎖的な宗教団体における価値観の刷り込みの影響もあったのではないかと思われる。

松本死刑囚の三女が国を提訴 「教団の役員」認定で

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HYDEの『年齢を気にしない』のロングインタビューと全力でチャレンジングに生き抜く姿勢

ラルクアンシエルのHYDEの『年齢を気にしない』の発言は堀江貴文氏も似た事を言っていた。個人的には同意だが『自分はもう年だ・年齢相応に』を口癖にさせる拘束的な社会構造と無難な人生設計の影響は強い。年齢・他者との比較・子供、あるいは職業・経済の下部構造でも自意識は変わる。

ロングインタビュー「HYDE」

精神的に老け込まず、他者に説教臭くならない為にどうすべきか、自分自身が意欲的かつ魅力的に人生に向き合い続けるにはどうすれば良いのかは難しい課題ではある。

節制して太らない(極端に体型を崩したり動きを重たくしない)とかいう身体基盤や意識改革も関係するが、その為に「人並みの生活や常識感覚・手堅い人生設計」など何かが犠牲になりやすい面ももちろんあると思う。

ラルクのHYDEをはじめ、自分の業界で成功して知名度を得たり財を為したりしたアーティストや起業家(実業家)は例外で一般化できないとは思うが、雇用・給与の下部構造の縛りが弱い故の身軽さもあり、「ポジティブ・フィードバックによる気力の充実」の恩恵もあるだろう。

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マウンティングで優越を示したい心理と現代社会における孤独・不安(自己の存在意義の実感の希薄化)

ヒトが類人猿から進化した本能と有限の資源・権限を配分(競争の事前調整)する為の社会を持つ以上、サル山的なマウンティングの欲望や不快を皆が離脱する事は難しい。

他者との差異確認が、世俗の行動や経済・生殖の仕組みを維持してきた面もある。執拗なマウンティングは人間的な魅力を落として不快な存在として敬遠されるだけだが、「他人よりも優れた自分でありたいという欲求」はポジティブに働けば向上心や現状突破の勢いになることもある。

知らぬ間にあなたも!? マウンティング経験アリ6割以上

皆が物質的に完全に平等というのは『共産主義』が描いた夢、皆が関係的・承認的に完全に平等なのは『太古の部族共同体』にあったと想像される桃源郷だが、人は『知恵(自他参照)の禁断の実』を食べ文明・経済機構を確立した事で、『他者との差異・影響力の強弱』を巡る自己の価値づけの印象操作に必死になりやすくなった。

端的には、人間は文明社会や資本主義の仕組みにより、自分の人生や幸福に対して『孤独な自己責任』を科されやすくなり、『他者と苦楽を共有する感覚』が衰退した。不幸・貧困・絶望などの苦境に陥っても、共同体的な『苦痛の分担・慰めの承認』は得られにくく、『自業自得・自己責任』と切り捨てられる予期が現代社会にある。

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