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大阪維新の会の山本景府議、『中学生とのLINEトラブル』で府議団を除団される処分

LINEのグループから外されたからといって、女子中学生に怒って脅迫メールを送りつけるのは、府議という公人ではなくても、一般の30代男性でもかなり稚拙な行為である。LINEのグループの設定権は本人にあるので、誰を外すのかは本人の勝手である。また中学生は本格的な支持者でもなく、ずっと山本府議とコミュニケーションを取りたいと思う動機づけは弱いだろう。

<大阪維新>山本景府議を除団…LINEで中学生とトラブル

mixiでマイミクを外されたからといって怒る人やfacebookで友達から外されたといって不機嫌になる人とも似ている。しかし、『コミュニケーションの相手・情報公開の範囲』を設定したり選択する権利は誰にでもあるし、一度追加した友人を絶対に削除してはいけないと言われたら息苦しくてとてもやっていられない。

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三鷹ストーカー殺人事件の池永容疑者が控訴:交際相手のストーカー化・加害者化の回避と独占欲の危険な変質の恐れ

リベンジポルノ問題も提起した残酷かつ卑劣なストーカー殺人事件だったが、無期ではない懲役22年は元交際相手という要素もあるのだろう。『男女間の痴情の縺れ・未練と執着』への対処の仕方は未成年では難しい部分もある。

元交際相手が控訴=三鷹ストーカー殺人

『相手の執着心・嫉妬心・攻撃性の度合い』を見誤れば、ストーカー殺人までいかなくても別れ際のトラブルは免れない。恋愛が上手くいっている間は、執着や嫉妬も『愛情・誠実』と誤解されるが、相手と別れたい時には『話し合いや常識が通用しない執着心・独占欲』は時に狂気的なしがみつきや加害性に変質し得る。

男は女と恋愛感情ありきの肉体関係を持つと、割り切った関係でもない限り、一定の『所有感覚・独占欲』を持ちやすく、『別離や自分以外の男との関係』に嫉妬や苦悩を抱くものだが、『ダメなものはダメと最終的に諦められる性格・嫉妬を悪意とリンクさせない潔い性格』かどうかという見極めは困難な部分もある。

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佐世保市高一殺害事件と加害者のパーソナリティー形成:マンションの一室・大金(現金100万円)を与える親子関係の問題

小動物の殺害・虐待は共感性や道徳観念を欠く行為障害(反社会性人格)の兆候で、サイコパスの生活歴に含まれやすいが、『親子間の愛着・対話・感情の共有』が欠如した家族歴の問題も想定される。

<高1同級生殺害>冷蔵庫に猫の頭部 現金100万円も所持

弁護士・資産家とされる父親は、謝罪文の文面を見ると法律家・常識人としてまっとうな文章を書いているが、父親の『生活態度・女性関係・妻や子供との向き合い方』などを見ると『子供のためにできる最善のことをしてきたつもり』の部分には疑問も感じざるを得ない。社会的地位や公的言動を踏まえた外面はしっかりしてるが。

海外のサイコパスや大量殺人犯の生育歴は様々ではあるが、経済的には比較的裕福な家庭で育った者もいて、『金銭と愛情を混同させるような育て方・親との愛着(アタッチメント)や共感感情の欠落・虐待や差別感情(世の中には生きる価値のない人間がいる等)の正当化』が人格形成に一定の影響を与えたと推測される例もある。

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笹井芳樹副センター長の職場での死:小保方晴子氏のリケジョのキャラをメディアで押し出した理研の杜撰さ

STAP細胞研究は小保方晴子氏というリケジョなキャラを全面に立てて発表したため、研究不正の発覚後に『悪目立ちの副作用』が大きく出たが、『理研の意図的な研究プロモーション』に慎重さが不足していた。

<理研>笹井芳樹副センター長が研究棟で自殺 現場に遺書

STAP細胞という科学研究の画期的な成果を、マスメディアを通して一般向けにわかりやすくプロモーションするために、理研は小保方氏というタレントを利用したが、『小保方氏の研究者としての能力・誠実さ及び論文内容の査定』が甘すぎた。感情も大きく関与する『人と人の関係』では科学的視点も鈍りがちだが、指導者としての笹井氏の甘さも含めて、研究不正を後押しする形になってしまった。

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理研・CDBの笹井芳樹副センター長の自殺。バッシングによる心身の疲労と科学者としてのアイデンティティ(組織内のスタンス)の揺らぎ

科学者として最高のキャリア・実績を積みノーベル賞候補とも評された笹井氏だが、今まで目立った挫折がないだけに『CDBでの立場の変化・推薦したSTAP研究の否定』に対応できなかったように思える。

「心身とも疲れていた」=笹井氏自殺で会見―理研の広報室長

笹井芳樹氏は日本を代表する科学者であり、理研CDBの実質的な創設者でもあるが、自身が指導した小保方晴子氏の研究不正の認定により、『CDBの副センター長の地位・論文指導者としての評価・STAPを支持する再生科学の方向性』を失った形になり、メディアからのバッシングや下卑た憶測記事の攻撃も激しかった。

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“非常識な日本語”と“現代の日本語の語感”:正しい日本語の使い方は難しい

日本語は『身分関係の上下・立場の高低』を前提とした尊敬語・謙譲語・慣用句が多い。『与える』の物言いが失礼というのも、下位者が上位者に与えられる物・権威などない事に由来するが、『下賜=上位者から与える・献上=下位者から捧げる』は現代ではアナクロ(時代錯誤)だろう。

「耳ざわりのいい音楽ですね」という言葉、実は失礼って知ってた?

与えるが失礼なのは、『貧しい者・格下の者に余裕のある者(格上の者)が恵んでやる』というような立場の差違の語感があるからという事だろうが、現代では『感動(心理的なもの)を与える』と『モノ(財物的なもの)を与える』とでは語感が違ってきている。『何かをして上げるの物言いが嫌という感覚』と似ているのかも。

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