「つぶやき」タグアーカイブ

恋人の母親に部屋まで案内させた21歳男の立てこもり事件、 80歳男が新幹線車内で放火未遂事件

○21歳の男の立てこもり事件、過去の交際相手にもストーカー問題で警察に相談された前歴もあったようである。プライドも恥も捨てて異性にしがみつくストーカー気質の相手との恋愛・結婚は命懸けだが、『執着心・支配欲』は若い頃の交際前のコミュニケーションでは分かりにくい。

しかし、自分を避けて避難している彼女の母親を脅して、彼女の住んでいる部屋にまで案内させるというのは前代未聞のストーカー事件というか、完全に元恋人としての一線を越えた何をするか分からない型の犯罪である。

マンション立てこもり、男を確保 元交際相手の母人質

恋愛の別離でも結婚の離婚でも『トラブル(別れたくない側のしがみつき)』はつきものだが、相手に暴力を振るったり脅迫行為をしてでも別れを拒絶するのは、相手が好きなのではなく『自己愛・支配欲・所有願望の変形』に過ぎない。嫌われて怖がられてまで無理に一緒にいても仕方ないが、孤独恐怖で正気を失う人もいる。

ストーカーになる人は、基本的に『相手の好きか嫌いか(付き合うか別れるか)の自己決定の選択権』を認めないので、まともな話し合いは難しい。『嫌い・恐怖・別れてほしい・危険人物と思われて避難』となれば、普通は苦しんでも別れを受け入れるが、ストーカーは懇願・激怒・脅し・不法侵入などへと過激化しやすい。

結婚は法的責任や子供の養育も関わってくるので恋愛よりは別れにくいが、それでも『暴力を振るった・完全に嫌われた・不安や恐怖を与えている』となれば、それ以上の付き合いは不可能だ。嫌われれば終わりというと冷たいようだが、嫌われるには何らかの理由があるもので、徹底的に嫌われたり怖がられたりしての復縁は無理であることを受け入れるしかない。

いったん付き合ったり結婚すると、『嫌いになる・一緒にいたくなくなるという感情の変化』をどうしても受け入れられない人はいるが、自分の側にDVや金・女(男)のだらしなさなどの問題があっても『別れ・避難』を受け入れず、更に暴れたり脅したりつきまとうのは論外である。初めに嫌われて見捨てられて当然の行為をしないこと、相手から自分を求められるほどの魅力的な人間に成長する努力を続けることだろう。

続きを読む 恋人の母親に部屋まで案内させた21歳男の立てこもり事件、 80歳男が新幹線車内で放火未遂事件

年金受給開始年齢を71歳以上に引き上げようとする自民党の社会保障政策:高まる社会保険負担と年金不信

年金制度は80代以上の人なら納付以上に支給される大きな恩恵があったが、『人口動態・給付水準・税収規模による年金給付の持続性』が元々考慮されてなかった。長寿化・高齢者増加に長期の対応ができない。

年金受給開始、71歳以上も=自民、「1億活躍」で提言

年金給付開始年齢の設定はぐだぐだで曖昧だが徴収はしっかりしてる…5月1日にきっちり通帳から1年分の国民年金(193,730円)が引き落とされていて、もはや確定申告で控除する税金として諦めるしかない境地になっているが庶民にとって約20万の年間負担はやはり重たい。国民年金基金も合わせると結構な金額になってくる。

続きを読む 年金受給開始年齢を71歳以上に引き上げようとする自民党の社会保障政策:高まる社会保険負担と年金不信

貧困で病院に行けない中高年の問題、 ロシア贔屓のトランプ大統領の捜査妨害の疑い

○中高年の貧困は『病気・孤立(離婚)・うつ・食事の乱れ』と結びつく。お金が心配で病院に行けないもあるが、原疾患・うつの悪化でゴミ屋敷になったり健康管理する気力がなくなる影響も大きい。

貧困で病院に行けず、気づけば末期がんに 民医連調査の悲惨な事例

貧困に負けず高額治療費のかかる慢性・重症の病気に立ち向かえる人は、『身体さえ健康になったらまた働いて稼いでやる(医療費くらい元気なら払える)の気迫』がある事が多い。医療費の不安で病院に行けない人は『病気が多少良くなってももう年で稼げない・守るべきものもない』など悲観的認知に落ち込みやすい。

『(経済事情と関係なく)医療を受ける権利』と『生存権』をセットで考えるならば、医療は公共インフラとして無料に近いサービスにならなければならないが、『常備薬程度の最低限度の薬の処方』くらいは無料化できても、『入院や手術・研究開発コストの高い先端高度医療・精密検査』までも無料に近づけることは不可能かもしれない。

医療は社会福祉とビジネスの二つの側面を持っているが、医師や看護師の国家免許取得までのコスト、医療機関の設備・装置のコストなどを考えると、どうしても他の一般的なサービスと比較して高額になる。最低限の医療や軽症の薬・措置なら数千円だが、医療が進歩するほどやれることが増えて追加コストも嵩む。

続きを読む 貧困で病院に行けない中高年の問題、 ロシア贔屓のトランプ大統領の捜査妨害の疑い

『ふるさと納税』は返礼品を廃止すると寄付が集まらない、 資生堂パーラー銀座本店のフルーツサンドウィッチは豪華だ。

○ふるさと納税自体が年収400万以上の中流層の『実質的な減税策(返礼品も貰える減税策)』として機能しているものであり、『お世話になった市町村に感謝・寄付の納税をする趣旨』は軽視されている。

ふるさと納税返礼品、やめたら寄付ゼロ「でも良かった」

現実問題として『選択的納税が民主主義の参加ケンという建前・正論』は機能しておらず、所沢市への寄付はゼロになったわけである。『返礼品のないふるさと納税』をわざわざ面倒くさい事務手続きまでして納税先を変えたい人などは極めて限られている。そもそも特定の自治体に強い愛着・郷愁がある人が都市部では少ない。

ふるさと納税は返礼品があってもなお、かなりの人が『節税目的』もあって事務手続きをしているわけで、『メリットのない善意・感謝・寄付だけに動機づけられるふるさと納税』がまともに機能しないからこそ返礼品を準備するものに変えたわけである。全自治体に返礼品を提供することを禁止すれば、制度は有名無実化する。

生まれ育った自治体に特別な思い入れがある人を除けば『どこの市町村に寄付するかの区別の条件』がイコール返礼品(特産品)になりやすい。全国の市町村一覧を見ても、どの市町村に寄付したいか選別基準はない。しかし地場産業・地域特産品のPRになるふるさと納税やその人気ランキングは一定の広報・活性化の効果がある。

続きを読む 『ふるさと納税』は返礼品を廃止すると寄付が集まらない、 資生堂パーラー銀座本店のフルーツサンドウィッチは豪華だ。

一人っ子政策をやめても中国人も子供を産みたがらなくなっている問題、 ブックオフが中古品売買の高級路線も開拓

○中国も農業から工業・情報産業に産業構造が転換し、子供に教育投資が必要な都市部居住・サラリーマンの雇用が急増している。農村・都市の格差が大きいが、人口・家族が多くて貧しい環境を中国人が受容しなくなりつつある。

日本人だけじゃない! 中国人も「子どもを産みたがらなくなっている」

中国の都市部、特に香港の女性特殊出生率は日本よりも低く、物価・生活コストも少子化率も世界最高水準になっている。シンガポールや韓国、台湾といった教育・経済が発展して競争も激しいアジアの国の出生率も日本より低く、アジアも経済成長した国ほどかつてのような農業国的な大家族・人口増加はない。

続きを読む 一人っ子政策をやめても中国人も子供を産みたがらなくなっている問題、 ブックオフが中古品売買の高級路線も開拓

17歳少女の交際相手による放火殺人事件、医学生が歯科医を刺した事件:恋愛・男女関係のトラブルが過激化する危うさ

放火殺人を犯した高3加害者が悪いのは前提だが『人の気質性格・環境によっては男女関係(恋愛・結婚)のトラブルは生死・暴力に関わるリスク』も孕む。人を見る目を培うにも、高校生では限界がある。

部屋に放火、17歳少女殺害=容疑で交際の高3逮捕―警視庁

思春期の恋愛は『恋愛感情・別離・浮気の重みづけの落差』が大きなトラブルになりやすい。学生は『付き合ったけど1週間で別れた・他に気になる人ができた』のライトな恋愛感もある一方、『いったん付き合ったからにはしがみついても別れない・どんな理由でも裏切る相手は許せない』など激しい執着に駆られるタイプもいる。

この男子高校生による放火殺人事件の動機は現状では不明であるが、周囲のクラスメイトの証言では『暴力を振るったりかっとくるようなタイプではない・女性には優しく接していた』などが多く、恋愛で何のトラブルもないのに(ささいな喧嘩くらいでは)放火殺人を意図的に引き起こすとは考えにくいようには思う。

男女関係が上手くいかなくなったり不本意に別れなければならない時には、誰しも心理的な苦痛・抑うつを感じたり将来を悲観したり相手を非難したりといった『ストレス反応』を示しやすいが、精神・人格が正常である限りは『相手への不満・怒り・未練』はあったとしても『物理的な暴力・殺傷』までエスカレートしない。

家庭環境や成育過程で『親の愛情に恵まれなかった・ずっと孤独感を抱え続け恋人への依存と独占が強い(恋人だけが心の支え)・恋愛初期に既に結婚などずっと一緒の前提が固まる(他の選択は全く頭にない)』などの人は、『突然の別れ・拒絶に対するストレス耐性』が弱くなり興奮・激怒・暴力に逸脱するリスクは高まるが。

少年の男女関係のトラブルからの殺人は、『無差別殺人・猟奇的な快楽殺人』と同列の凶暴性・反社会性があるわけではないのが難しい所だ。根っからの悪人というよりは『自己中心的・幼稚なしがみつく恋愛観』を前提とした『依存性・愛情飢餓(見捨てられ不安)』が強く、心の支えが他にない近視眼的な人だろう。

少年に限らず大人の男女でもそういった人はいるし、実際、大人の男女・夫婦のトラブルで殺傷事件は少なからず起こるが、『自分の思い通りにならない異性との付き合い方・どうにもならない決定的な別離や拒絶の受け入れ方(諦め方)』を学べなければリスクが高まる。関係が良い時は純愛・熱意として受け取られたりもするが。

続きを読む 17歳少女の交際相手による放火殺人事件、医学生が歯科医を刺した事件:恋愛・男女関係のトラブルが過激化する危うさ