オーディオブックが月1500円で聴き放題のAmazonの“Audible”が気になっているが、定額サービスは幾つか加入してるので、更に契約しても実際に使う時間がないかも…固定費も嵩む。Huluはまずまず使ってて先ほど『掟上今日子の備忘録』を見たが、日経BPサービスは読めずにポイントが貯まっていく……。
オーディオブックは洋書で英語(外国語)のリスニングの練習をする人も多いが、小説・新書・ビジネス書とかでも『朗読する声の質』が気に入れば、エンターテイメントとしても秀逸で好き。昔は相当に高かったし、アイテムが少なかった。Audibleのラインナップがどのくらい充実しているかにも依るが。
続きを読む Amazonのオーディオブック読み放題の“Audible”が気になる。 →
2045年のシンギュラリティー(特異点)は科学技術のユートピアをもたらすか、デジタル失業の苦難をもたらすか。知的にはエキサイティングだが雇用・仕事の面の不安も大きく、世の中の仕組みや常識の劇的な変化についていけない個人は、相当な負担・苦労を強いられることにもなりかねない。
人工知能の進歩と職業(ホワイトカラー)の構造的変化
人工知能は『感情・直感』を持っていないので、人間の苦悩や絶望、ストレスに寄り添って、温情的な処遇をしてくれる保障がないというのが大きな問題だろう。
基本的には、管理者・所有者から与えられたミッションを効率的かつ正確にこなす役割で、高度な人工知能やロボットを沢山所有できる資本家がより豊かに強くなる時代が当面続くことになるのだろうか。
国家や人類をシステマティックに強制的に管理できる(その代わりに私利私益・不正行為のモチベーションもない)ビッグブラザーのような人工知能が出現すれば、人類の生き方や価値観は変わるだろうが、それはそれで新たな人類の家畜化に他ならないとも言える。召使いのようなロボットが、人を労働から解放して自由にしてくれる事を期待しても、期待外れに終わりそうだ。
続きを読む 人工知能(AI)の進歩によって、ホワイトカラーの職業はどう変わっていくのか?:文明社会の進歩と人間の本能の衰退 →
ノーベル経済学賞が、アンガス・ディートン米プリンストン大教授(69)に授与された。『消費と貧困・福祉の分析』が受賞理由だが、インドのアマルティア・センと同じ経済活動を通した社会的な公正・改善を模索する『公共経済学』の学者だという。
貧困の削減と福祉の増進を図る経済政策の根拠として、利用可能な消費選択の経済指標を作ったのだが、当時の経済学では『生産の量・効率』ではなく『消費の量・選択』に着目する視点がとても斬新なものであった。
アンガス・ディートンは、先進国よりも途上国の貧困・福祉の問題を改善する政策提案に役立つ経済指標を確立した功績が大きい。GDPを人口で割った個人の平均所得(一人当たりGDP)だけを見ると『格差の問題』は見えづらくなるが、具体的な消費データの品目・量の変化を把握すれば貧困度が見えやすくなると指摘した。
国力の指標とされてきたGDPや個人の平均所得よりも、『消費行動の定量的な分析』の重要性を示した経済学者である。消費税率の引き上げが、家計の消費支出に与える影響についての研究もある。消費税の逆進性及び低所得者対策の必要性などとも関係する研究だが、貧困でも生存の為に必要な最低限度の消費水準がある。
続きを読む アンガス・ディートンのノーベル経済学賞受賞,ドラマ『エンジェルハート』など。 →
アップデートでスマホのGoogle検索のロゴが「新しいロゴ」に変わった。シンプルなゴシック体のロゴなのに、ポップなインテリジェンスを表象する存在感がある。シンプルな「デザインの力」か。久々に音声検索を試してみたら、1年前と比較して格段に精度が上がっている。単一の検索ワードなら殆ど聞き間違えがない。
スマホ検索の便利さは位置情報をGPSで提供できて、タクシーやホテル、レストラン・カフェなどと検索するだけで、『現在地近くの情報』が地図・電話番号つきで瞬時に検索できる事。天気アプリ・時刻表は現在地に合わせ自動で切り替わり、映画館も一回の検索で近場の公開時間が全て表示…10年前の情報環境とは懸隔の感がある。
チリ地震死者11人に、岩手で70センチの津波観測
地球規模で地殻変動と火山の活動期に入っているようで、立て続けに地震・火山噴火が起こっている。現生人類以外のホモ属が絶滅した原因の一つは、成層圏の太陽光を遮断した噴火だったが、大規模な地震・噴火はグローバルな生態系の危機にもなる。
続きを読む Googleのロゴのデザイン変更,チリの大地震,“an・an電子版”の佐々木希グラビアの省略など →
○Netflixが日本上陸
定額動画サービスの最大手“Netflix”が上陸した。現状は日テレ経営で邦画の強い“Hulu”、月額500円で安い“dTV”より特別に魅力があるほどではないかもしれない。Huluはデスノート等の『テレビドラマの見逃し視聴』が魅力であるように感じる。
Netflixは自社制作のオリジナル作品と4K画質に強みがあるようで、Huluと比較すると海外ドラマのタイトルも結構違っていたりして、それぞれのユーザーの好みによってどちらの動画サービスが良いのかは変わってくるのだろう。
個人的にはストリーミング再生のスムーズさで、回線速度が遅くても『画面のカクつき・時間指定時の停止・前回停止時の狂い』が殆ど発生しないHulu(の動画プレイヤー)が使いやすいと感じる。
Netflixはこれからの作品タイトルの増加・充実に伸び代があり、資金力があるのでオリジナルコンテンツ作成では優位に立っていると思うが、既にHuluなりを契約している層に乗り換えを促すほどのインパクトがあるかどうか…。
続きを読む 最大手の動画サービス“Netflix”が日本上陸、マイナンバーカードを使った給付つき税額控除の問題 →
FirefoxやChromeなどPCブラウザにも何年も前から『広告ブロックのアドオン』はあるが実際に使う人は多くない。iPhoneが広告ブロック・アプリに対応しても市場全体への影響は限定的だろう。
iPhone新製品に広告ブロック機能、広告一辺倒ビジネスの終わりの始まり?
ある程度の質・量のあるコンテンツを持続的に作成するには『完全無料(フリーライドな閲覧)』では限界がある。閲覧者が直接お金を支払わないモデルでは、企業・事業者が広告費を負担する『メディア型ビジネスモデル』しかなく、それ以外だと『有料閲覧方式(電子ブック等の購入型)』で殆ど読まれずウェブの意味がない。
続きを読む 次期iPhone6Sに『広告ブロックのアプリ』が導入、その影響はどんなものか? →
政治経済・社会・思想の少し固めの考察から、日常の気楽な話題まで!mixiの日記・つぶやきのログも兼ねてます。