「コミュニケーション」タグアーカイブ

女性同士の人間関係はなぜ面倒臭いものになりやすいのか?:男同士と女同士の人間関係の差異

“記念日・土産・プレゼント・外見変化のホメと比較”は好きな女性も多いが、「女性ジェンダーの型にはまったライフスタイル・人間関係」は「牽制する見られる性」に同一化し過ぎて窮屈にはなる。

正直、ウザイ!! 女性同士のめんどくさいオンナの習慣「悪口大会」「中身のない会話に付き合う」

女性でも「女同士の関係・会話」が好きな人、「男との関係・会話」のほうが得意な人は分かれる。男性は嫌ってない女性に対してはちやほやしがちだから、居心地がいいのはあるが、男(女)ばかりに行く女(男)というのは、男女問わず同性間では印象が悪くなりやすい。同性と異性では関係調整法がかなり異なる。

男でも女でも同性間では「潜在的な同調性と競争性の兼ね合い」が働きやすく、性の要素が原則介在しないので、合う相手と合わない相手がくっきり分かれやすいケースがある。円滑な同性関係の成立は「相手との均質性・同調性の高さ」が元々高くて自然体でいける相手か、相互の差異に配慮し目立たないようにしているかが多い。

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琵琶湖で16歳少年が先輩に突き落とされて水死:お互いのためになる友達を選ぶことの大切さ

『友達を選ぶ大切さ・断る勇気』の言い古されたスローガンを思う。『嫌がる事を強制される関係・人格や自由が虐げられる場』を見抜いて離れ『類友にならない自己形成・環境調整』ができるか否か…。

琵琶湖の16歳水死、泳げぬ少年落とした疑い 3人逮捕

中学時代からいじめられ、嫌々呼び出されていたような関係なら避けるのは難しかったかもしれないが、「コワモテの先輩への憧れ・同調(外部への示威)」や「やりたいことがない故の不良集団への参加」などで、思わぬ不幸や犯罪に巻き込まれてしまうケースも多い。少年問題に限らず反社会的勢力の人間関係にも共通する構造である。

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女性の男心をくすぐる「うまいわがまま」というのは何か?:接点や甘えの機会を作るわがまま(お願いごと)

女性側も好意のある『うまいわがまま』というのは、『それほどの大きな負担・面倒事』ではないお願い事であり、その女性を気に入っている男にとっては『メリット(接点・交流)』になるわがままでもあるのがポイントなのだろう。

大きな負担・要請を持ってくる場合には、利用されてるだけの可能性も有り得るが、女性が好きな人にいうわがままというのは、『自分の方に注意・関心・労力を少し傾けてくれる程度のお願い事』であることが大半だろう。

結婚後の生活・育児が中心になった関係性においては、もはや遠慮なく『生活費以上の収入』がダイレクトに求められたり、失業・減給においては手厳しい愛情のない反応がかえってくるリスクも少なからずあるわけだが(汗)

男心をくすぐる「うまいわがまま」5選

実際、カバン程度の重さのものを持ってあげることは、平均的な体力の男にとっては何ら負担ではなく、『気楽に話せる関係の近しさ』として受け取られる。『一口ちょうだい・ジュース貰うよ』はあざとい親密さのアピール(生理的拒絶なし)でもあるが、若い時は特に好きな女性に間接キスのようなことをされて、嫌な気分になる男(食べ物・飲み物のほうを惜しいと思う男)は殆どいなさそうだ。

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きょうだい(兄弟姉妹)の不仲の原因はどこにあるのか?:親の愛情・関心・支援の偏りとお金の絡む問題

子供時代のきょうだいの不仲の原因は『親の愛情・関心・評価・お金のかけ方の偏り』が多く、大人になってからは『金銭・介護・遺産の絡む利害や負担の差』から不仲になる事が多い印象がある。男兄弟で優劣・損得を張り合うタイプは概ね不仲になりやすい等。

きょうだい不仲になった原因TOP10

きょうだいが典型的な不仲になるパターンとして、真面目に頑張っている自分だけ損や負担をしているように感じるという事例は多い。学業・生活・仕事の面などでいい加減というか自立力が弱い人ほど、逆に親や周囲の評価・扱いが甘く優しい、援助されやすい傾向もあるが、対等であるべきと思うきょうだいが不満を覚える等。

依怙贔屓というかきょうだい間の扱いの違いがある事例でも、一律にみんなが兄弟姉妹の仲が悪くなるわけではない。『あいつはダメな所もあるけど憎めない奴のキャラ』を親と一緒にきょうだいも認める人(ダメな所ばかり責めずそれなりに話せる関係)なら険悪にはならないが、子供時代からの差別待遇の不満も出やすい。

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他人の行動にイライラしないためにはどうすれば良いか?:自分と他人の間にある不公平感・理不尽さ

全ての人に共通のルールやマナーを当てはめすぎる人、自分と他人を比較して他人がズル・楽をしていると思い込みやすい人は、『自分だけ損をしている(不当な扱いをされている)という不公平感』からイライラしやすい。

他人の行動にイライラしなくなる思考法

『他人の行動が気になりすぎて我慢できない・少しのルールやマナーの違反にイライラする』のは、自分自身が暴言・侮辱などの直接的な被害を受けているか、他の人に差し迫った危険や迷惑が及んでない限りは、『自分の精神的な余裕のなさ・真面目にやっているのに報われないとの思い』に影響されていることも多い。

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若者の自殺と誰にも相談しない心理:相談に乗れば他者を救済できるか?共感・援助の難しさ

自殺を忌避・断罪すべき絶対悪と見なして自殺者を責めるような意見もあれば、自殺を個人の自己決定権の一部や生命力の希薄さによる運命と見なして自殺者を容認するような意見もある。

■高1女子が転落死=飛び降り自殺か―新潟

大半の人は差し迫った『自殺願望(消えてしまいたい衝動)』に今の時点で囚われているわけではないので、実際に自殺企図をして死んでしまう人の本当の心理や衝動、苦悩について十分に共感することができない。

共感も受容もできないから、その自殺衝動を抑制する方向に誘導する話し合いを粘り強くすることは極めて難しい。自分の人生や人間関係で忙しい大半の人は、第三者の自殺願望の心理を短時間であれば聴くかもしれないが、毎日毎日延々と嫌なことを聴き続けるストレスフルな作業からは逃げ出してしまうだろう。

自殺が起こった後で人々は『相談してくれていたら・誰かを頼ってくれていたら』とはいうが、実際には差し迫った自殺願望や終わりのない希死念慮を抱えた人の話し相手になるということは生半可なことではなく、非常にストレスフルでうざったくて面倒な作業である。

金銭的対価を貰う精神医学やメンタルヘルスの専門家でさえ、筋金入りの自殺志願者や境界性パーソナリティーのしがみつきからは逃げ出してしまうか、感情移入を控えた機械的な対応(投薬)だけをして境界線を引いて巻き込まれないように自衛することは少なくないくらいなのである。

大半は途中から我慢できなくなって聴いている側の人間のほうが『甘ったれるな・誰だってつらくても頑張ってるんだ・いつまで意味のないことを考え続けているんだ・現実を見てやるべきことをやれ・人を暗くさせるような話ばかりするな(私の人生までつまらなくなる)・死にたいなら私に宣言せずにやってくれ』という叱責や説教、諦めになっていくのが関の山である。

あなたが死んでしまうくらいなら、私は何日間でも、何ヶ月間、何年間でもあなたが訴える『人生がつらくて死にたい・生きることに意味がなくて苦痛なだけだ・自分には価値がなくて他人にも社会にも興味がない・誰かが憎くて憎くて仕方ない・生きていくのが面倒だから何もしたくない・学校も会社もずっと行きたくない(ありのままの無為な私でずっといいよと言って欲しい)』といった内容のネガティブな話題を粘り強く聞いてあげると言える人、更に実践できる人がどれだけいるだろうか。

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