精神的な危害を加え自尊心・自立心を貶めるモラルハラスメントは記事の自己愛性パーソナリティーとも関係するが、『他者の操作性・共依存・相手の弱み(立場・経済等)の発見や掌握』も影響している。主従関係を繰り返し刷り込む暗示でもある。
身近にいる? モラルハラスメントの加害者、被害者になる人の特徴
モラハラは大きく分ければ『相手の能力・外見・人生・属性等を馬鹿にし否定して自分を上位にする型(自分がいないとダメと思わせる)』と『自分の怒りや不快を言動・態度でほのめかして相手に察せさせる型』に分けられる。モラハラ概念がなかった時代には陰湿・粗暴で性格が悪いとか気分屋で扱いにくいで済まされていた。
モラハラをする人は、家族・恋人・親友など距離の近い関係において『フラット(対等)な関係・話し合いで合意する関係』を築けないか意図的に築かない傾向がある。猫かぶりすることもあるが、『相手が自分の思い通りに動いてくれないといじける・拗ねる・怒る・無視する』等の幼児的な反応(間接的な要求と攻撃)が多い。
モラハラをする人も、誰でも彼でも意地悪・乱暴な反応や相手を馬鹿にしたり侮辱したりする言動をするわけでは当然なく、『自分が見下しやすい相手(抵抗されても大丈夫そうな人)の見極め』に長けている。一般社会では逆に世俗的な権力・肩書き・財力・学歴等にへつらい、その基準で配偶者等を馬鹿にしやすい。
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思慮し反省できるなら殺人未遂を起こさず、本当にその女性が好きなら断られたら粘着・激高せず身を引く。好きな女性を数十回も刺し傷跡を残した罪業を自省できる人なら、殺せでなく自害も有り得る。
「じゃあ殺せ」被告、被害女性に怒鳴り退廷 小金井刺傷
法廷で衝立があるとはいえ、証言に立った被害女性の勇気は賞賛に値するが『自分の生命を危機に晒した上での必死の訴え』も、『自己愛(自己憐憫)・妄想と執着・所有欲・逆恨み(責任転嫁)などの業を積み重ねすぎた加害者』の耳には届かない。加害者はむしろ自分を被害者のように思って居直っているからこそ怒鳴り暴れる。
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○電車・バス・雑踏の中でマスクをしている姿に違和感はないが、風邪でもないのに『接客業・レジ・窓口』などで毎日マスクをしているのは声が聞き取りにくく機械的な対応(丁寧でない等の誤解を招く)になりやすいデメリットはある。
「いつもマスク」の生活でうつ病を引き起こす恐れあり
『伊達マスク症候群』などの概念も生まれたが、『社会・他者に自分個人の姿(存在)をできるだけ認知・評価されずに最低限の仕事・用事だけこなしたい消極的・防衛的な心理』が影響しているとされる。コミュニケーションが苦手、今以上に人に興味を持たれたくない(外で他人と深く関わったり知り合ったりしてもメリットなしの)心理はあるだろう。
伊達マスクがうつ病を引き起こすのか、うつ病的・対人不安的なメンタルが先にあってマスクをするのかは『鶏と卵』で因果関係は逆転している可能性もある。現代は表情や態度、話し方も含め『高度なコミュニケーション能力・感情労働』を求められる場面が増えており、元々目立ちたくない非社交的な人は外で疲れやすいのかも。
ストレス過多や対人コミュの疲れ(人に笑顔で愛想よく振舞う余裕がなく無表情・疲れた顔を見せたくない)があり、外でも『自分の世界・私的領域を作りたい動機づけ』が働く。その自己防衛規制の現れの一つでマスクやイヤホンが使われる。現代の全般的風潮として『自分が興味ある人以外からの干渉』を嫌う傾向も出ている。
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○喫煙・飲酒・賭博など長年続けた習慣をやめるのは一般に難しいとされるが、かつて10年続けた喫煙を一日でやめた。『君子豹変す』ではないが、過去に続けた行為が今を縛る因果律は容易には逃れがたい。習慣・依存や惰性・しがらみなりを決断と共に一瞬で断ち切る豹変は、自由意思であり変わる人の無常な寂しさでもある。
喫煙のように身体の鍛え方や心身休養の考え方も変える必要を感じ、一週間前から筋トレと長距離の有酸素運動をほぼやめストレッチと軽いウォーキングに切り替えた。筋量が若干減ると体の重たさ・だるさが少し改善した。過労・ストレスや筋肉・神経の緊張を和らげる為、『何もしない時間・睡眠の時間』の価値も見直しますか。
身体を鍛えれば鍛えるほど強くなるとか、歩けば歩くほど体力が強まるとかいった、30代までの直線的な鍛錬法が通用しづらい身体感覚が出てきた。人の身体や生命に限りがある無常の寂しさはあるが、40~50代以上になって今以上に漸進して健康・頑健になっていくはずはなく、自然の摂理の平等と無常を改めて思う。
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反社会的な猟奇性・嗜虐性が強い前頭葉機能に障害のあるサイコパスやソシオパスの疑いがあるが、『人の死・人生を狂わす干渉』に執拗に興味を持つのは先天的な気質嗜好か、何か過去に契機があったのか。
<元名大生公判>「人の人生を狂わすのは面白い」メール示す
妹に『タリウム投与の実験・殺人未遂の経験・殺人願望』について何度も話しているようだが、姉妹の関係はどのようなものだったのか、犯罪心理・嗜虐趣味の共有で妹に悪影響が及んでいなかったかも懸念される。10代女性のサイコパスの事件では『毒物投与+症状観察』のケースがあるが、人を実験するモノと見なす傾向がある。
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配られた所与のカードは人生の進展と共にシャッフルされ切り替わるが、思春期の学生で孤独・虚無・いじめ等があると今が固定され死ぬまで続く感覚に陥りやすい。周囲の理解や支援で自殺回避もあるが。
愛知の中3男子が飛び降り自殺 グランフロント大阪
中学生から高校生くらいの年代は学校生活・仲間関係・異性関係が楽しいか苦しいかの落差が大きく、残酷な集団主義や弱肉強食に追い込まれ自殺までいかなくても精神的なトラウマがその後の人生を呪縛することもある。死ぬしかないと思う極限状況に追い込まれた不運から立て直すには、自分一人だけでは厳しいケースもある。
続きを読む 中学生の自殺問題から人生を生き抜くことについて考える,配られた所与のカードの呪縛とそこからの自力他力の展開 →
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