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一方的好意に基づく身勝手な理由による男子大学生の女子大生刺殺事件(埼玉県入間市)

容疑者は『誰でも良かった・たまたま被害者の女性を見かけた・女性なら反抗されないと思った』などと被害者と無関係であるように装っていたが、実際にはコンビニで働く被害者に好意を寄せていて面識もあったようだ。凶器も一週間前に購入、犯行前にコンビニの防犯カメラに長く映っている等、通り魔ではなく女子大生を標的とした計画的犯行だろう。

<女子大生刺殺>容疑者の部屋に「死」や「人体」の複数の本

被害者の女子大生と食事をしたとかいう情報もあるようだが、常識的にはコンビニで見かけて一目惚れした容疑者が、接客業の愛想の良さ(女子大生の社交的な性格・サービス精神等含め)を自分への個人的好意と勘違いしてアプローチし、交際を拒否された事を逆恨みしたと推測される。

好きになった女性が思い通りにならなければストーカー行為や殺害をするというのは、自己中心的なストーカー気質、他者への共感がない反社会的パーソナリティーだが、端的には『人を好きになる資格がない・初めから人と関わるべきではない人間性』である。被害者が好きなのではなく自分が好きなだけ(他者のモノ化)である。

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岡山県倉敷市の女児監禁事件と“妄想体系・自尊心の肥大・人生の挫折感”が絡む被告の心理的要因

不気味な欲望や幼稚な妄想を感じさせる事件だが、藤原武被告(49)は博士号取得の大阪大学大学院で就職に挫折してから大学の知人とは没連絡となり、離婚後に更に社会・他者から遠ざかったともいう。

「夫婦の時間楽しんだ」=女児支配、日記で克明に―49歳男、7日初公判・倉敷監禁

就職が難しい人文系(哲学科)の博士課程ではあるが、一種のポスドク問題による就活の失敗と自尊心の崩れ、女性関係の不遇、脱社会的環境による現実認識の異常から生じた事件か。

勉強次元のエリートが挫折後に自意識と生き方を立て直せかった事が背景にあると思われるが、勉強・仕事での成功欲求(条件面の付加価値)と理想の女性が結びつき過ぎていた結果でもある。

藤原被告は学生時代には女っ気のない真面目一辺倒な人だったという印象が語られるが、それは20代まで女に興味・欲望がなかったからではなく『学歴・仕事での成果を上げれば理想の女に相手にして貰えるという通俗的な希望』 で(みんなが遊んでる時に)今必死に頑張れば後で良いことがあるという人生設計(先憂後楽の戦略)があったからだろう。

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北海道南幌町で発生した女子高生による母・祖母の殺害事件:しつけと虐待、家族関係の風通し

しつけと称する虐待(暴力的体罰・家からの締出しや隔離・恐怖を伴う精神的萎縮)の問題はあるが、暴行・殺害に発展する前に『家族関係の悪化・負の感情の鬱積・会話不能』の兆候は必ず出てくる。

<北海道祖母と母殺害>高2女子「しつけ厳しく逃れたく…」

親の子供に対する威厳と恐怖は異なる。過度の暴力や罰則によって子供を恐怖させたり激怒させたり従属させたりする状況は『親が子に慕われている・子が親の注意に納得している・親子で話し合いができる』わけではなく将来の精神疾患・人格障害・復讐(犯罪行為)・絶縁などの潜在要因を子供時代に積み重ねているだけである。

『親が好かれているか嫌われているか』も親子関係の質に関わるが、しつけの必要性を強調する人は『嫌われるくらい(近づきにくい関係)が良い』と考え、信頼関係を強調する人は『好かれるほう(仲良く語れる関係)が良い』と考える傾向がある。しつけ重視は舐められるのを恐れ、信頼重視は対話不能を恐れる。

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ロト6の当選番号を教えるという詐欺の急増、ノーリスクの儲け話はない。

ロト6の当選番号はみずほ銀行のサイトでは当日の夜の発表だが、新聞では翌日朝刊での発表。インターネット(情報端末)を使えるか使えないかのデジタルデバイドによる被害の典型的な事例ではある。

ロト6「当選番号教えます」 詐欺急増、半年で15億円

インターネットが普及して毎日当たり前のようにスマホやPCに向き合っている層には、『インターネットで情報を確認できない中高年層(ラガード層)』の姿は不可視になりやすい。同様に、テレビ・新聞からしか情報を得ない生活が当たり前の中高年層には、無関心によって『インターネットの存在』自体が不可視になりやすい。

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小学校1年の男児が、長野県松本市のアルプス公園で行方不明に。

突然子供が行方不明になる神隠しは近代以前は件数が多く、信州・飛騨をはじめ地形が複雑な山岳地帯で多かった。現代では『道迷い・事故・事件(誘拐等)』の可能性が高いが、子供が無事に帰ってくる事を願います。

小1男児が公園で行方不明に 長野・松本

外では子供から目を離さないようにしなければいけないというのは、乳幼児期の年代では徹底している親が多いが、小学生(児童期)になると低学年でもずっとつきっきりという感じにはならないだろう。どういった造りや地形の公園なのか、人混みができるような規模の公園なのかにもよるが。

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『まんだらけの万引き報道』のネットでの注目度(話題性)と転売した50代容疑者の無関心さ

まんだらけの万引き報道であれだけ騒動になったにも関わらず盗品を古物商に転売したというのは、普段ネットやニュースの情報を殆ど見ないような閉じた生活(というかネットを使わないオフラインだけのライフスタイル)をしていた人なのかもしれない。

「怪獣フィギュア買いたかった」=逮捕の男、鉄人28号売却金で―警視庁

50代男性であれば、スマートフォンやタブレットを日常的に使わない人がいてもおかしくはない、家でパソコンをしない人も比率として多い。『まんだらけの万引きの報道』にしても、テレビだけならそこまで集中的に報道されておらず、『騒動・注目度の体感的なリアリティや危機感』の個人差は大きいだろう。

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