○日本の大学進学率は約55%、東京では約65%あり、大卒は高学歴ではなく平均学歴に近づいた。学歴による同類婚増は「学校・職場・家庭環境の近似,話題・文化の相性」の影響だろう。
高学歴同士の「同類婚」増加 子育て世帯の約18%は両親ともに大学・大学院卒
日本の格差拡大要因の一つとして、ゼロ年代以降の「同類婚増加(高学歴高所得の夫婦増)」や「高所得男性と専業主婦女性のカップリング減少」があり、1990年代まで女性が高学歴でも結婚後に家庭に入る慣習が経済格差拡大を抑えていた面もある。かつて妻を働かせないことが男の甲斐性とされたが今やアナクロである。
学歴によって男女の性格・恋愛・結婚の相性が決まるわけではないが、大卒者と中卒者が高校・大学以降に「同一コミュニティに属する機会・コミュニケーションする機会」が極端に狭まる社会階層の分化の影響が大きい。学歴単体というより教育環境・交遊にも影響される「人間性・話し方・常識・話題と教養・雰囲気」の総和か。
単純に学校や会社、知人関係で出会う機会が多いか少ないか、教育機会による最低限度の文化・教養・情報・作法の共有があるかということで、自然に似たもの同士が集まりやすいとも言える。「温かい人柄・魅力的な外見・穏やかな話し方・学ぶ知性・常識と礼節」があれば学歴・知性の相対差はさほど意味はないが。
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10代の恋愛に安定感はないし、性格や恋愛観によっては交際数ヶ月で相手を乗り換えるのもザラなわけで、相手が気楽に変わるタイプなのに自分だけシリアスに思い詰めてもバカらしいと気づけるか否か。
<a href=”http://mixi.at/aeALZVL”>「彼女取られ殺そうと」=高校生死傷、逮捕の高1―埼玉県警</a>
加害者がそんな性格だから振られたの意見も多いが、浮気にせよ不倫にせよ、ただ別にもっと気に入った人(条件の良い人)が出てきたからそっちに変えるというような人はいくらでもいる。特に若くてそれなりにモテて思慮深いタイプでもない女性は、一般に切り捨てる男の内面まで深く思いやるほどの感受性はないのが普通だろう。
女性はリアリスト。特に複数の力ある男性をいつでも魅了できるだけの自信と美貌・若さのある女性はハイパーリアリストであると理解しておけば、女性を逆恨みすることはなくなる。切り捨てられる時には『自分の魅力・経済力・将来性のいずれかが他の男に劣っていた可能性』を考えれば、新たな男ができても理由は分かる。
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当初報道ではキャバクラ経営の加害者から交際を強要され断って暴行を受けたようだったが、雇用した頼るものがない若い女性の弱みにつけ込んで、公私混同した要求を突きつけるろくでもない経営者もいる。
<キャバクラ暴行死>未婚10代母、遠い自立 娘残し無念
水商売・風俗で働く、特に倫理観のない経営者が借りたマンション寮などで住み込みで働く子供のいる20歳前後のシングルマザーというのは、社会的偏見・差別を抜きにしても『社会的弱者としての要素』を多重に持っていると言えるだろう。お店に『頼れる親もいざという時の貯金もないこと』を筒抜けで知られている弱さがある。
お店で雇った弱い立場にいる若い女性を気に入れば、自分の女にしようとする倫理観のない粗暴なキャバクラ経営者でも、『バックボーンのある小遣い稼ぎの学生のような女性』にはそこまで無茶はしない。親が機能している女性に無茶をしても女性はただ無断欠勤してやめるだけだし、後で法的手段を取られる恐れもある。
この事件のような悪質なキャバクラ経営者でも、自分が雇っている女性が『ここで働いても働かなくても良い社会的弱者の女性』かは冷静に見極めているはずだ。『親元から通勤できない寮住まい・10代で出産で貯金なし(絶対お金がいる)・頼れる親族も彼氏もなし・学歴なく法律知識なし』の情報で経営者が偏見で足元を見る。
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交通トラブル(運転マナー違反)は、本当に事故にならない限り、車を下りての言い合いや謝罪要求等はしないほうがいい。危険なマナー違反・挑発をする相手にまともな受け答えはまず期待しづらい。
速水もこみちさん弟、傷害容疑で逮捕 幅寄せめぐり殴る
速水もこみちさんは弟の傷害罪に非近代的な連座をした格好になったが、もこみちさんの弟というだけで、身長が高くてガタイが良さそう(イケメンだが悪い方向で表情・態度を作ればかなり威圧感もありそう)なイメージにはなる。幅寄せで言い合いになっても手を出せば負け、警察を呼ぶか静かに立ち去ったほうが良い。
大声で威圧をかけたり脅したりしてでも謝罪をさせたい(相手の落ち度を認めさせて反省させたい)とかいうような気持ちで車を降りれば、マナー違反や違法運転の度合いが酷い相手ほど『強い非常識性・反発と暴力性』を持つ可能性が高いので、興奮しやすい人は言い合いになって胸ぐら掴んで…のお決まりパターンになりやすい。
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別れを切り出す恋人を憎悪する惨めな感情はありふれたものだが、殺傷事件まで起こすのはある種の愛着障害・情動制御障害に近く、自分の精神的自立ができていない為に相手に人生を依存し過ぎている。
「好きで好きで」少女刺した容疑、逃走していた少年逮捕
自分が切り捨てられたようなケースで(DV・無職・借金など自業自得な理由も含め)、別れた相手の幸福を願う無償のアガペーに到達できる人は男女共に少なく、回復や整理に時間もかかるかもだが、究極的には『他人の心・選択を思い通りに動かすことはできない』というのは交際していても結婚していても同じと気づけるか。
男性でも女性でも『誰と付き合って誰と別れるかの自己選択権』を持つ。本人が最終的な意思決定したならば、それを無理やり暴力や脅しで覆させることは一時的に可能に見えても、結果として不可能であるか犯罪になるだけである。『近しい他者の自由意思・自己決定』を認められる人になれるか否か、大人でも大きな課題だが。
本当に好きなら、別れても利用されても『相手の幸福のため』に何でもできるかというと、現実的には別れて別の男(女)と付き合って生活のお金が足りないから貸してくれと言われて、それで貸してあげるかというと大半は貸さないだろう意味では無償のアガペーにも限界があり、各人個別で分かれて自己責任で進む道がある。
好きな相手なら傷つけず守ってあげるべきという意見もあるが、男女の仲の別離というのは『別れの後も友人的な関係』を引きずることもあるが、基本的に『二度と会わない・連絡も取り合わない・親しく話す機会もなくなる』ということを含意するので、守る云々でなく関係・接点がない人になってしまう可能性が高い。
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部活動の顧問による指導と称した犯罪的暴力によって命を奪われた高校生…昨夜ニュース特番で少し見たが、『部活と企業+犠牲になる人』には一定の共通点はある。近代の規律訓練と集団適応が『上下関係・秩序への絶対服従』となって現れやすいハードな部活・企業で、真面目・責任感・根性のある非個人主義の子ほど危ない。
文化部・帰宅部を選び部室・家で好きなことをしようとかいうタイトな上下関係を嫌う個人主義者、規範や秩序、強制から距離を置いて全体俯瞰で頭を使うタイプは、組織適応はいまいちな人も確かに多いが、一面では『部活・企業で殺されない人(理不尽な上下関係・暴力に堪えない、場所やルールを上手く変える)』かもしれない。
真面目・責任感・根性があっても、根の部分で『私は私、あなたはあなた(究極的にあなたとの間で上下関係はなく一定以上の暴力・侮辱を容認しない)』の不遜な個人主義者というのは、殴られっぱなしにならないというのもあるが、固定された上下関係や同調圧力・身分区別のある集団を居心地が悪いと感じて、するりと距離を置くのかも。
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