○筋力・言語・空間認識などで男女の先天的な差異・傾向はあるが、人が後天的な環境・学習で変化して同性内の個人差もある以上、『女性全員=不向き・制限』は差別的であり事実誤認でもある。
グーグル社員「男女能力差は先天的」発言で解雇 男女の違いは先天的?
仮にITエンジニアとしての能力・適性が平均で女性より男性のほうが高い統計的な実証ができても『平均的に男性の方が数学が得意・女性の方が語学が得意』と同じで、数学のテストで満点を取る女性の存在や評価を否定するものではない。適性の違いに見えるものの多くは『男性と女性の興味や努力の範疇の違い』も反映する。
人が常に社会環境や人間関係(男女関係)、成育家庭の影響を受けて成長し変化するあり方を考えれば、性器・性徴・筋骨格以外の生物学的性差と社会的性差の厳密な区別は不可能である。社会的性差に基づく不当な差別や強制は是正すべきだが、男らしさ・女らしさの全てをフラットに無くすべきという当為(規範)が正しいわけでもない。
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高額なコース料理の価値は高級料理や贅沢空間が好きな人でなければ低いが、『一緒に行く人・喜ばせたい人』で価値が変わる。
コース料理に1人4万円!形の残らないものにお金を使うのは無駄? 匿名ブログで議論「自分の偏狭な価値観に閉じこもるのはよくない」
1食1万円以上する高級料理、1泊2万円以上する高級な旅館やホテルなどは、元々『セレブな食事の時間・贅沢で快適な空間』を疑似体験したいような人でないと、それだけの価格の価値があるかは微妙だし、一人でもそういった高い料理やホテルを敢えて選ぶ人は少数派ではないかと思う。
男性と女性で高級コース料理の捉え方は違うが、女性でもそこまで外食の高級料理に興味がない、他に使いたいという人も多くいるわけで、経済的余裕とお互いの価値感次第だろう。男だと『これから親しくなりたい惚れた女性』には、見栄を張ったり女性の価値を高める喜びを得る為に敢えて高級店に行きたがるケースはある。
結婚していて十分長い付き合いがあるのに、奥さんの誕生日とかに『高級なコース料理がでる人気店』を自ら予約してまで一緒に食べたいという夫は、経済的余裕と伊達・風流な気質があり、奥さんを異性として見る感情がかなり残っている可能性が高いとは言えるかも。金持ちでも新鮮味を感じる浮気相手だけ高級店に連れていく家族軽視・妻軽視の良からぬ輩は多いわけで。
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『旦那を捨てたい人』だけでなく『嫁を捨てたい人』もいるはずの意見もあるが、男女の欲望の差異として『十分な金銭・生活保障+子供』だけで本心から満足できるのはやはり女性が多い。
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シングルマザーの女性が3億円の現金を持った時、大半は『結婚の選択』をせずに自分と子供の人生設計を男抜きですると推測されるが、離婚した男が3億円の現金を持った時、『より良い女性』を探そうとする者の割合は相当なものになるし、もう一度再婚する者も多い。中には美人に騙されてすっからかんになる者さえ出る。
旦那を捨てたいと思うような人は、旦那のDV・モラハラ・犯罪・借金・無職・浮気などの問題がないのであれば、初めから『家庭生活を維持するために稼いでくれる人』の部分に重きがあり、『人間・異性としての愛情や欲望の度合い』は低かったと思われる。その相手でなければならない唯一性や惚れた運命性が初期から弱い。
続きを読む 『夫の悪口・切り捨て』に対して、なぜ『妻の悪口・切り捨て』は少ないのか?:男性そのものへの必要性や愛情の弱まりやすさ →
○19歳までは夜の街が危険で、20歳になれば急に犯罪に巻き込まれなくなるわけでもないが、水商売は別として一般女性でも『夜に出歩くか否か』は個人差が大きい。
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夜勤もある看護師・介護士などは、夜更かしのカラオケや飲み会とか好きな人も多かったが、早寝早起きのリズムでないと仕事ができない人や家庭がある人はやはり夜は外にでない傾向がある。学生時代のバイトでも終わった後に女の子とファミレスとかカラオケとかで朝までおしゃべりして過ごしたりとかも楽しい思い出にはなる。
未成年者ではない大人でも『夜に外に出るのは危ない・余り良くない行為である』といった教育方針や価値観の人は一般に多数派であり、特に女性は男性よりも犯罪に巻き込まれるリスクは高い。夜中のウォーキングやランニングもする人と絶対にしない人は分かれるが、真夜中までいくと住宅街を歩けば警察から職務質問されやすい。
『夜遊びは非行の始まり』といった標語は、ネット社会になってからは物理的に夜に出歩く非行少年が激減してあまり意味を持たなくなったとも言われるが、学校・家庭からドロップアウトした未成年者は風俗業で稼ごうとする大人の罠にひっかかりやすい。家庭教育・意識転換がなければ同じ行動の繰り返しになりやすいが。
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人は決定的な苦境や欠乏に落ち込まなければ、プライドと自己洗脳によって『後悔しない知的動物』だが、子供は人生の価値観競争になりやすい。80代になれば尚更『今になって後悔することの意味』はないものだ。
81歳の今だから語れること「子どものいない人生に一度も後悔はありません」
『子供のいない人生に意味はない・寂しい』というのも、『子供のいない人生で後悔・寂しさがない』というのも、それぞれのやり直せない選択の自己補強であり、共感者・賛同者を増やしたいとする洗脳合戦でもあるが、あまりに強い(違う人を全否定する)自己主張だと逆に『自己信念の揺らぎ・不安』の漏出になってしまう。
客観的に80代にもなれば、生命の炎がか細くなり、自己意思を貫徹する土台の脳・健康そのものが揺らいできて、頑固になる人もいるが、かなりの割合の人は『まぁまぁ、あなたも頑張ってきましたねというこだわりの無さの境地』に至る。年を重ね『自分らしさへの過剰なこだわり』が緩む方が精神的に余裕のある人になる。
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個人の幸福追求は人並み(世間体)とセットになった『宗教なき近代の信仰』だが、どんなに良い状態でも自分の納得がなければ『幸福実現の終着点』はない。維持も変化も手間がかかる。
恋愛で何度も失敗する女性は、いつか幸せになれるのか?
『これ以上のものは要らない、もう別の事はしなくても良い(もう別の誰かにアプローチすることもない)』と納得できれば維持(保守)のモードに入れる。就職・結婚・子供は維持のモード(別の選択を捨てやるべきことが明確に)の一つの踏ん切りになる。変化(探索)のモードと維持(保守)のモードは、人間の心と人生の振り子で、人に完全な幸せの固定がないことの現れだろう。
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