「女性」タグアーカイブ

きつい仕事を辞めたくて専業主婦になりたいと思う女性の心理とリスク

仕事を早く解放されたい軛(くびき)のように捉える人はいるが年収1000万の人と結婚でその軛が簡単に外れフリーになれるはずもない。子やローンで働く必要が増したり、一度失った稼得力を惜しむも多い。

「仕事がしんどい」だから専業主婦に逃げようとしている貴女へ

稼ぐ人と結婚すれば、労働から解放され自由な人生をエンジョイできる甘い話はまずない。生涯賃金以上の資産(適切に運用されてインカムのある金融資産)があるケースを除き、仕事から中途半端に逃げようとすればするほど資本主義社会の労働者は後で苦しみやすい構造がある。相手の収入全額が自分の管理下に入る保証もない。

続きを読む きつい仕事を辞めたくて専業主婦になりたいと思う女性の心理とリスク

『男性がいなければ性犯罪はほぼゼロ』は極論で、『男性保育士に一切女児の着替え・排泄を介助させない』も極論だが……

「女性なら社会問題になる事案」 “男性保育士に女児の着替えをさせない”は差別か、千葉市長が問題提起し議論広がる

1980年代頃まで、乳幼児の保育・幼児教育(子供の世話)・看護介護・接客接遇などの『心理的・身体的なケアの仕事』は、女性がすることが望ましくて普通(それらの女性向きとされる仕事をしたいという男性は一般的な性格・価値観ではない)とされる『男目線のジェンダーバイアス(男性の大半がやわらかい感じの女に優しくケアされたいとか丁寧なケアと合わせて性的満足も感じられるとかいう潜在的願望を持つことからの投影)』のかかった仕事であった。

しかし、男女雇用機会均等法や男女平等の原則を固めるジェンダーフリー教育などによって、看護婦が看護師、スチュワーデスがキャビン・アテンダントとなったことを典型的な変化の始まりにして、『あらゆる職業の男女平等化』が進んだ。

一部の過酷な肉体労働や女性(男性)であることそのものが売りの接客業などを除いては、『男性向き・女性向きの仕事』という固定観念が覆されることになり(実際には暗黙の了解で男性が欲しいとか女性が欲しいとかが求人段階で分かることも多いが)、事業者はどちらかの性だけしか雇わないという性差別的な雇用を禁じられることになった。男性保育士という表記自体が、『保育士=女性が圧倒的に多い職業という固定観念』の現れではある。

平常業務の遂行の一環として女児・女性の身体に必要な範囲でふれたり裸体を知覚したりすることになる職業は確かに保育士だけではなく、看護師も学校の教諭も医師もそうであるが、保育士の仕事は『自意識・言語能力がかなり未熟な乳児・幼児の日常生活全般に関わる』という特殊性はあり、性被害(男性の内面)に敏感な親御さんによっては『乳幼児の段階で非常に無防備な自分の娘+もしかしたらのリスク』を結びつけやすくなる。

続きを読む 『男性がいなければ性犯罪はほぼゼロ』は極論で、『男性保育士に一切女児の着替え・排泄を介助させない』も極論だが……

野崎幸助氏の『紀州のドンファン~美女4000人に30億円を貢いだ男』……若い美人・性への過度にこだわる人生観

27歳愛人に6000万相当を盗まれた和歌山の資産家・野崎幸助氏(74)が『紀州のドンファン~美女4000人に30億円を貢いだ男』を出版した記事。色ボケ貫くぶっ飛んだ爺だが、戦後の赤貧からいい女を抱きたい欲だけで数十億の資産を築いたシュールな変則の一代記。

ニュースは結局、好きな若い男に貢ぐためのお金を女性が野崎氏から盗んでいったという話になっていたが、『本心の部分での男性に感じる魅力』では若くて(若くなくても同世代前後の)格好いい男には通常勝てないものである(苦笑)

昭和には小指を立て『私はこれで失敗しました』のテレビCMもあったが、女(不倫・飲み屋・風俗)にのめり込んで金銭・職業で深刻な挫折や犯罪(背任横領等)に陥る男は昔からいる。約30億円も女に浪費して資産が続くのは異常だが、70代で27歳に『(カネならやるのに)なぜ裏切ったのか』と本気で思うのは如何か…

続きを読む 野崎幸助氏の『紀州のドンファン~美女4000人に30億円を貢いだ男』……若い美人・性への過度にこだわる人生観

なぜ若い女性はスマホ画面が割れても修理しないのか?:スマホや車に興味が薄いだけかも

なぜ若い女性のスマホ画面は割れているのか?統計的根拠はないが、女性のほうが『スマホ(携帯電話)・機械・車の傷』に寛容で気にしない人が多い印象はある。女性はそれらのモノに初めから強い関心・欲求がなくただ使えればいいの人も多そうだが。

http://blogos.com/article/194771/

スマホ・携帯電話は確かに自分の周囲の女性も、画面こそ割れてはいなかったが、本体や画面が『小さな擦り傷』だらけでも余り気にしない人が多かった。僕も神経質なのかスマホにほぼ傷がないのだが、妹・知人の女性のスマホは擦り傷が沢山入っていても気にしてない、スマホの扱い方・置き方も結構雑な感じだが個人差だろうか。

自動車の傷も男は神経質な人が多く、洗車やワックスもこだわる人は強くこだわる。女性が車の『ボディの傷(線傷)・光沢』に過度に神経質だったり、少し傷がついてずっとくよくよ気にしている姿も余り見ない。男だと本当に小さな擦り傷に過ぎなくても、延々と愚痴って傷を見たり触ったりしている人は結構見た事がある……

続きを読む なぜ若い女性はスマホ画面が割れても修理しないのか?:スマホや車に興味が薄いだけかも

看護師にストーカーするようになる人の心理:孤独感・人恋しさを抱えた男は、愛想の良い職業人のサービスに勘違いしやすい

看護師・マッサージなど身体接触と一定の会話が可能な職業や接客業で、容姿と愛想の良い女性はストーカー被害に遭うリスクは高まるが、仕事中にプライベートな雑談まで深くしてくる人は誘いたい気持ちもあるだろう。

「看護師ストーカー」になってしまう患者たち

まぁ、女性看護師でも入院中の患者と親しくなって(自分から積極的に交流を図って)結婚した人もいるし、同じ職場の看護師・医師と結婚する人もいるので、『プライベートで誘う行為』自体が悪いわけでなく、結局『気に入られるか否か・年齢や魅力のバランスが取れているか』の話にはなる。踏み込んで迷惑そうなら諦めるべき。

ストーカーは昔はもっとひどかったが犯罪概念がなかった、押しに負けて付き合ったり結婚したりもあった。男性心理として『それなりの容姿・雰囲気』の女性が笑顔で愛想よく会話したりスキンシップしてくれれば、大抵『悪い気分』にはならない。仕事の必要を越え過度に愛想良く何でも答えるような人は勘違いされやすいかも。

仕事とプライベートの区別も近代的概念で、『職場以外では患者さんとの関わりを持たない』の記事にある原則も、完全に履行するのは意外に難しい。入院や通院を長くしている患者さんと親しく何度も話していて、休みの日にばったり顔を合わせ患者から笑顔で挨拶された時、『院外では一切お話しません』の対応もしづらくなる。

続きを読む 看護師にストーカーするようになる人の心理:孤独感・人恋しさを抱えた男は、愛想の良い職業人のサービスに勘違いしやすい

子供を産んだ後に愚痴をいう人に『じゃあ産まなきゃよかったじゃん』というのは正論なのか?:未来・人生は計画通りには進まないもの

皆がいずれ子供を一人は産む前提が成り立たなくなり地域・同世代の育児の連帯も薄れた。『自由意思+能力・機会+自己責任』のロジックで、子供に限らず多くの分野で『本人の自己選択の結果』に矮小化され共感・支援を受けづらくなった。

「じゃあ産まなきゃよかったじゃん」という正論の残酷さ

記事のテーマについては、愚痴・不満をぶつける相手を選べば良いという話になる。『愚痴・不満の内容が相手にどのように受け取られるかの想像力』も働かせると良い。だが『自由意思+能力・機会+自己責任』は、本人に結果を納得させ周囲が罪悪感を抱かなくても良いための現代の因果関係のフィクションの面が強い。

出産後に『嫌なら子供を産まなければ良かった』、就職後に『嫌ならそんな会社で働かなければ良かった』、結婚後に『嫌ならそもそも結婚しなければ良かった』というのは、今後悔しても意味のない『後付け(後知恵)の自己選択の否定』に過ぎない。その行為をした時点では良いと思ったが、結果が違っていた等は幾らでもある。

問題は『結果』をどうこれからの人生や行動にポジティブにフィードバックしていくかであって、『嫌なら産まなければ良かった』など現実を否定しようとする発言は意味がない。本人は『産んだのだからきついけど頑張って育てよう・子供の可愛い所や子育てのやり甲斐を見つけていこう』と発想を切り替えるしかない。

続きを読む 子供を産んだ後に愚痴をいう人に『じゃあ産まなきゃよかったじゃん』というのは正論なのか?:未来・人生は計画通りには進まないもの