感染リスクの公衆衛生と合わせ、日本では『刺青のアウトロー文化圏』の認識が強く、看護学校・看護師への適格性を疑われやすい。偏見は問題だが個別の人間性・履歴をその都度精査するのは不可能だ。
「入れ墨で休学処分は不当」 賠償求め看護学校を提訴
刺青があれば看護学校で学ぶ権利を否定されても良いのかは裁判で争点になるが、『刺青を入れることによる偏見差別・不利益』は『既存社会の職業人・サービス業・サラリーマンの現状』で刺青がありふれたものにならない限り変わらない。日本では企業の採用基準や顧客の印象から、対人サービスの仕事で刺青はまず禁忌である。
刺青を入れていてもコワモテの見せかけだけで本当の性格は温厚・善人という人も確かにいるが、顧客・患者からすれば初めから『コワモテ(過去に反社会性・前科・粗暴=機嫌を損ねたら危ないの疑念)の印象』を与える人為的な外見自体がNGなのだ。刺青だけで、日本人の第一印象は悪く過去の所属・前科等を疑われる。
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本気で行こうとすれば誰でも一人で行ける所ばかりだが、『一人でどこまで行けるかどうか?』より『一人でそこに行って楽しめるか?』や『現在の状況や関係に悩んでいないか?』の方が重要だろう。
焼肉、カラオケ、遊園地……「お一人様」どこまでいけますか?
一人でどこにでも行ける人、一人でどこに行っても楽しめる人は、確かに精神的自立度が高く、自分の世界や指針を持つ人である可能性が高い。だが一人で行けないというか行きたくない人(一人なら極力出かけない人)も、精神的自立や行動力は低いかもしれないが『集団協調・社会適応・もてなし』に優れている事もあるだろう。
一人行動の最大の魅力は『自由・気楽(他者の反応や都合に振り回されない)』なことであり、決まった同行者がいないことで『現地でのふれあい』もしやすい。一人が好きな人の中には『他人に対する興味・情の薄さ』がある事も多いが、逆に他人と一緒の共同・共感を求めているのに無理に一人で行くと、行けても楽しみづらい。
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好かれやすさと嫌われやすさの傾向的な特徴はあるが、大人になれば『浅い付き合い』なら礼節のある相手を一方的に嫌って傷つける人は、まともな人には少ない。『深い付き合い』というのも、『相手の選択・相手との相性・時間や気持ちのキャパの問題』であって、『単純に人から嫌われる』というのとは異なることが多いものだ。
例えば、恋愛や結婚は『まずまず好きな相手』がいても、『ひとりだけを選ばざるを得ない関係』であり、嫌われていなくても誰かひとりに相手を決めれば、その異性とは疎遠になっていかざるを得ないところがあるわけである。
「嫌われ恐怖症」と脳の関係。嫌われたくない心理は恋愛にどう影響する?
全員に好かれることは不可能だが、『自分から意図的な不快感や傷つきを与えない常識的な配慮』ができていれば良い(嫌なことを指摘されて改められることなら改めて)。親しくなれそうな人とは親しくして、攻撃してきそうな人とはやや距離を置いて牽制・融和し、離れていく人はまたいつかねで送る自然なスタンスが心地よい。
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○今の自分とかけ離れていて今見て格好悪いと感じる『外見・センス・交遊・価値観』を『黒歴史』と呼ぶが、『当時の自分・友人・流行の世界』ではそれが良かったのである。
あのときはどうかしていた…83%もの女性が誰にも言えない“黒歴史”を抱えている!?
『今の自分』が何歳かにもよるが、今の自分が『若者世代の趣味・好み・価値観・遊び方』に共感できなくなっているのと同じで、『昔の自分は当時の流行に乗ったり背伸びしたりする若者だった』という事でもある。逆に中高年の自分から見て、すべてが調和して成熟している昔の自分である方がおかしいという話にもなる。
若い時期の黒歴史には『当時の時代と流行とジャンルにおける格好良さの感覚』が反映され、実際の自分以上にリア充や悪者ぶったり経験者ぶったり格好つけたりの傾向が少なからずある。後で見ると『見せかけの虚勢・演出・作り物感』が目立ち恥ずかしいとなる。虚勢でなくても、時代や流行に乗れない黒歴史の感もあるだろう。
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ASKAさんが釈放され警察署から出てくる時の余裕綽々な態度と鼻で笑って会釈する表情が『ダークヒーロー』を気取った感じでその路線でいくのかと思ったが、『尿検査』を悪魔の証明で欺こうとする策士のようだ…
ASKAさん不起訴=覚せい剤使用「立証困難」
ASKAさんが直前にこの『お茶とすり替えるロジック』を発想し実行したとしたら、提出したものが『少量の尿(+お茶)』にせよ『少量のお茶』にせよ、事後的な証明の困難さを踏まえていて、覚せい剤使用者にしては保身の咄嗟の思考力があるな…ブログも伏線を引いて書いているが、やり過ぎるとマークが厳しくなるだろう。
続きを読む ASKAさんが覚醒剤使用の証拠不十分で不起訴に:尿検査で検体を『お茶』とすり替えたというトリック… →
現代人に一人が増えた理由は『地縁血縁=義務的な縁が多く失われたこと』と『自分が関わりたいと思う好きな相手としか付き合いたくない人が増えたこと』だろう。
“たまたまひとりでも大丈夫”と思えれば、世間の目なんて気にならない/月読寺・小池龍之介さん(後編)
独りが嫌という人も『誰とでもいいから一緒にいたい人』『色んなタイプのいる大きな群れ・集団の一員にいつもなっていたい人』は、今は滅多にいない。むしろ気が合わない人や魅力・楽しさを感じない人と会うよりも、『一人でやりたいこと(趣味・娯楽・教養・文化)をしたい人』が多数派を形成しているように思える。
一人は嫌といいつつ、家族・地縁血縁を軽んじたり、職場の飲み会・社員旅行を辞退したり、自分が気を遣う場・相手を避け、気になるメンバーのいない集まり、上司・先輩の誘いは敬遠したりしていないだろうか。大勢で賑やかにやる場には『望まない相手・役割・力関係』もつきもの、楽しいばかりともいかないので遠ざかる人もでる。
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