日本文化の暗黙の了解で『知らない相手とは会話しない』があるので、日本人のナンパの多くは『男側の下心丸出し か女側の鉄壁の防御(無視)』に陥りトークそのものを楽しむのは難しい。
イタリアに8年住んだ日本人美女が語る、「イタリア男はナンパが上手」の真相
日本人がナンパできるのは『集団でいる時・酒を飲んだ時・非日常的な場面(旅先とかリゾートとか)』等に限られイタリア男のナンパの事例のような『日常生活の中で知らない異性との気軽な会話を楽しむ・話題のきっかけやもてなしの姿勢を自分から作る』というスタンスは取れない。公共圏での男女の距離感の文化・歴史も違う。
続きを読む イタリアの『ナンパ文化』と日本の『傷つきたくないシャイな文化』:知らない異性とのコミュニケーション機会の少なさ →
若い女性店員が結婚指輪をしているかどうかを気にするのは、その女性が気になる男くらいではないかとも思うのだが、女性でも同性の指輪の有無を気にして、更にそれを口に出して言う人もいるものなのか。反対に、男性で知らない同性の指輪の有無を気にする人は余りいないのではないかと思うが。
「年下の店員が結婚指輪するのは不快。外させろ」 このクレームは理不尽なのか?
嫉妬感情からくるクレーマーということになるだろうが、嫉妬の感じ方や表現の仕方が珍しいタイプではあるだろう。
通常、嫉妬感情というのは見ず知らずの他人や自分とかけ離れた立場の相手に対しては抱きにくいもので、『身近な友人知人・自分の比較対象として意識される相手』などに抱きやすいものだが、『過度の孤独感・疎外感』がプライドを捨てさせるような攻撃性(八つ当たり)を生み出すケースというのは少なからずある。
その場で事務的にレジのやり取りをする同性の相手が指輪をしていようがいまいが普通は気にならないものだがそれが気になって仕方がない、言えば自分が惨めになるだけなのに一言いわずにいられないというのは、よほど結婚(既婚者)に対する憧れ・劣等感が強いかそれが上手くいかなかったことの裏返しであるが、この相談が実話だとすればかなり精神的に追い込まれているとも言える。
続きを読む 嫉妬感情や被害妄想によるクレーム:自分で自分の人生や人間関係を楽しくなるようにする(腐らないようにする)のは半ば義務でもある →
小松菜奈は映画『渇き。』の女優ですね。山下智久は映画だと『クロサギ』『あしたのジョー』くらいしか知らないが、ポップな恋愛ものには適役感がある。『壁ドン』は初めて見た時に検索して調べた…w
山下智久が壁ドンからのチュー!『近キョリ恋愛』での憧れのシチュエーションを絶妙に再現
『壁ドン』は隣に住む人がうるさい時に壁をドンと殴り威圧するような物騒な言葉かと思ったが『漫画起源のロマンティックな恋愛用語』だった。不意に壁にドンと手を付き距離を縮め、逃げ場のない状況で強引にキス、自分の雰囲気と相手のベタ惚れへの自信がないと間抜けだが、二人だけの世界のイデアな妄想は少女漫画の燃料……。
続きを読む 山下智久の『壁ドン』からのキスがある『近キョリ恋愛』とロマンティックラブへの憧れ →
『適度に節制のある生活で作られた健康的な体型(ナチュラル)』『メリハリと量感のある性的刺激が強い体型(グラマラス)』『運動・努力で作り込んだ体型(ストイック)』、一般に魅力的とされる体型の類型化。
男性が本当に好きな女性の体型⇒なんと第1位「標準体型」第2位「ぽっちゃり」!
標準体型やぽっちゃりは、上記の分類では『適度な節制のある不健康・怠惰ではない生活+その人らしい遺伝的骨格に見合った肉付き』のナチュラルに相当する。大部分の人はこのナチュラルで満足するというか、好きになった人の体格がよほど好みから外れていない限り、ナチュラルな女性的身体の魅力として認知される事になる。
続きを読む 男性の好きな女性の体型(スタイル)を類型化してみた:ナチュラルとグラマラスとストイック →
リベンジポルノ問題も提起した残酷かつ卑劣なストーカー殺人事件だったが、無期ではない懲役22年は元交際相手という要素もあるのだろう。『男女間の痴情の縺れ・未練と執着』への対処の仕方は未成年では難しい部分もある。
元交際相手が控訴=三鷹ストーカー殺人
『相手の執着心・嫉妬心・攻撃性の度合い』を見誤れば、ストーカー殺人までいかなくても別れ際のトラブルは免れない。恋愛が上手くいっている間は、執着や嫉妬も『愛情・誠実』と誤解されるが、相手と別れたい時には『話し合いや常識が通用しない執着心・独占欲』は時に狂気的なしがみつきや加害性に変質し得る。
男は女と恋愛感情ありきの肉体関係を持つと、割り切った関係でもない限り、一定の『所有感覚・独占欲』を持ちやすく、『別離や自分以外の男との関係』に嫉妬や苦悩を抱くものだが、『ダメなものはダメと最終的に諦められる性格・嫉妬を悪意とリンクさせない潔い性格』かどうかという見極めは困難な部分もある。
続きを読む 三鷹ストーカー殺人事件の池永容疑者が控訴:交際相手のストーカー化・加害者化の回避と独占欲の危険な変質の恐れ →
総合評価 88点/100点
『眠れる森の美女(眠り姫)』をディズニー映画がアレンジして作成したファンタジー映画。自然の美が溢れる妖精界と中世風の人間界を舞台にしているが、妖精王・マレフィセントの飛翔と魔法、人間と妖精の軍隊の激しい戦闘、オーロラに掛けられた呪いの具現化など映像と音楽の調和したクオリティは素晴らしい。
“愛・共感”を覆い尽くす“強欲・支配”という人間の原罪に直面したマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は、強烈な憎悪・呪詛の感情に身を焦がし、かつて愛した男(ステファン)に最大の不幸を与えるための呪いを掛ける。
マレフィセントは妖精の森で知り合った青年のステファン(シャールト・コプリー)と親密になりやがて恋に落ちるが、ステファンは成長するに従って権力と富裕に強い執着心を見せるようになり、次第にマレフィセントと疎遠になっていった。人間の王は妖精界の自主独立を認めず、執拗に侵略のための軍勢を差し向けてくる。
だが、妖精王マレフィセントは翼による飛行能力と自然を操作できる魔法によって、人間の軍勢をことごとく打ち破り妖精界への侵攻を許さない。人間にとって『妖精界の守護者』であるマレフィセントは厄介な邪魔者であった。人間の王は、マレフィセントを討ち取った者を、次代の王にすると約束した。
国王の後継ぎになりたい野心を高ぶらせるステファンは、昔からの親愛の感情が変わっていないように見せかけてマレフィセントに接近し暗殺しようとするが、良心の呵責から殺すことまではできず、安心して自分の隣で眠り込んだマレフィセントの翼をナイフで切り取ってしまった。
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