稲田朋美防衛相は軍閥首領のように自衛隊を私物化した発言をしたが、自衛隊を『憲法・国民主権の下にある軍隊』でなく『防衛大臣・自民党の私兵』として扱おうとする人物が9条改正を語る不安は大きい。
自衛隊は政権を握った政党や首相・防衛相が自由に指揮命令できる軍隊ではなく、自衛隊員が全員政権与党を選挙で支持しなければならないわけではない。自衛隊は『野党』を叩く道具であってはならないし、国家(政府・与党)と非武装の国民が対立した時に国民を攻撃する命令に従うようであれば、民主国家の軍隊ではなくなる。
稲田朋美防衛相は軍閥首領のように自衛隊を私物化した発言をしたが、自衛隊を『憲法・国民主権の下にある軍隊』でなく『防衛大臣・自民党の私兵』として扱おうとする人物が9条改正を語る不安は大きい。
自衛隊は政権を握った政党や首相・防衛相が自由に指揮命令できる軍隊ではなく、自衛隊員が全員政権与党を選挙で支持しなければならないわけではない。自衛隊は『野党』を叩く道具であってはならないし、国家(政府・与党)と非武装の国民が対立した時に国民を攻撃する命令に従うようであれば、民主国家の軍隊ではなくなる。
共謀罪法案はテロ・殺人・強盗など『重大犯罪』を実行しようとする『組織的犯罪集団』を計画段階で逮捕できるようにするものだが、組織的犯罪集団と一般人の集まりの混同で解釈的な議論が混乱した。
現時点での政府の解釈は、組織的犯罪集団とは『暴力団・テロリスト・特殊詐欺グループ・窃盗団』などであって、『一般人のその場限りの集まり・勢いでの犯罪的な宣言や考え』は共謀罪の対象にはならないとしているが、組織的犯罪集団の定義に関する明文規定(組織構成のない一般人除く)を設けるべきだった。
○カシオの時計も色々なブランドやグレイド・価格帯があるが、G-SHOCKは一万円前後の普及品でも十分な耐久性があり、チタンバンドでフォーマルな感じのモデルもある。登山・アウトドアに特化した多機能なカシオの『プロトレック』も長持ちする。
アナログ電波時計のオシアナスなどの価格の高い時計もあるが、最近出たアウトドア用のプロトレックのスマートウォッチなども各種機能・地図・画面表示が面白い。ただスマートウォッチは『カラー液晶表示』が最大の売りであるにも関わらず、常時カラー液晶にしてると1日もバッテリーが持たないのが弱点だろう。
上品な(小さめな)アナログ時計が好き、フォーマルでシンプルな時計が良いなどのニーズには応えられないが、日常用途の頑丈な時計でコストパフォーマンスで選ぶならG-SHOCK以上の商品はあまりない。黒・シルバーで無骨さを抑えたアナログ時計もあるので、スーツ系の服装にも合わないわけではない。
続きを読む 中国でカシオのGショックが人気・カシオの時計についての感想、 クレジットカードでの現金購入を政府が禁止の方針
日本国憲法の三大原則『国民主権・基本的人権の尊重・平和主義』は人類の理性や啓蒙精神にとって普遍的価値を持つが、戦争の記憶が薄れて他の不満が増えた現代では再び国家中心の統制論が勢いを得る。
現行憲法は平和主義の戦争放棄の理想を掲げながらも、自然権の一部である個別的自衛権の行使は可能であり、現実には日米同盟を基軸とした集団的自衛権も機能している。国家の存立危機や国民の生存危機にあっては脅威度に応じた武力抵抗ができる以上、個人の尊厳原理に立脚した三大原則を覆すレベルの改憲の必要性は薄い。
○公衆トイレの屋根裏は盲点だが『屋外で合法的に無料・長期に寝泊りできる場所』がまずない。就労意欲のないホームレスになれば、好むと好まざるとに関わらず公有地か私有地の不法占拠になるだろう。
結局、近代社会は初期まで住宅のない乞食を『浮浪罪』で犯罪者として処遇したように、『お金・住宅・家族・労働意欲』がなく『行政から保護される為の交換条件』も拒絶すれば合法的な生活拠点の確保が困難になる仕組みになっている。ホームレスになる自由、世俗・労働社会と絶縁する自由はあるようでないのが現実である。
マクロな視点で見れば、現代人(近代人)はよほどの資産でもない限りは、身体も行動も生活拠点も国家権力(法治主義)・市場経済に雁字搦めに管理されていて、原則お金を稼ぎ続けないと合法的に生きられない。不自由だけれどもその管理・義務の目から完全に抜け落ちれば『一箇所で寝る・食べる事自体が犯罪の針の筵』に…。
自転車事故や自転車の法的な軽車両扱いが最近やたら取り上げられるが、近年になって自転車事故が統計的に急増したわけでもなく、自動車事故減少で減った警察の道路行政の権限と必要・違反金などを自転車にもシフトしたいようにも見える。
自転車を歩行者と区別すべき軽車両と解釈する場合に『歩道通行禁止・車道の左側走行の原則』があるのは殆どの人が知っていると思うが、狭い二車線道路・夜間の国道(車の数が多く速度も速い)で自転車が車道を走る危険性は非常に高い。運動エネルギーや衝突時の損傷を考えれば自転車が車道を走りづらい場所が圧倒的に多い。
続きを読む 自転車は『車道走行(歩道通行禁止)』が原則とされるが、日本の道路事情では逆に危ない:歩行者に配慮した運転を!