職務質問は任意だが半強制に近い実態があり、拒否すればするほど怪しまれ警察が引き下がる事はない、よほど反警察の信念や時間の余裕がない限りは応じたほうが無難である。
「公妨だ!」警官10人に取り囲まれ、執拗な所持品検査…エンジニア男性が国賠提訴
職務質問を拒否することは国民の権利ではあるが、一定の嫌疑を感じた人に対するあらゆる職務質問をあっさり拒否できることが慣例化すると、『所持品を見せても問題ない素直な善人』にしか職務質問が有効でなくなり、『所持品を見せると犯罪が露見する悪人』は職務質問をにやにやと拒否できるおかしな事態にはなる。
違法薬物の使用者・販売者などが、職務質問を受けた場合には、相当に強いプレッシャーをかけたり大勢の警官を集めてもなお『職務質問・所持品検査の拒否姿勢』や『車内への閉じこもり』を続ける傾向があり、職務質問を拒否した人に『はい分かりましたの対応』だと一定の確度で疑いがある相手も調べることが不可能になる。
警察も執拗な職務質問や横柄・無礼な話し口調だったのかもしれないが、このエンジニア男性も出社で時間がないといいながら『職務質問の拒否の意思』が相当に強固だ。やましい事がなくても職質を拒否する法的な権利はあるのだが、意地でも絶対に見せない態度を怪しいと思ってしまうのも人の心理である。
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安倍政権の改造内閣は『サプライズのない閣僚経験者・年配の重鎮中心の無難な組み換え』だが、安倍長期化で一般の関心が低下していること、『政権交代可能性(力ある野党の対立軸)を前提とする民主主義の緊張感』が弱まっていることは懸念される。現実、自民党の連立政権以外の選択肢は野党の縮小自滅で消えかかっている。
安倍政権を独裁体制として揶揄する声もあるが、これは安倍首相と自民党・公明党が意図的に独裁に近づけているというよりも、『二大政党制の崩壊以後の日本政治』が方向性と対立軸のダイナミズムを失って、投票率も政治的関心も低下していることによる副作用のようなものである。敵がいなければ自公政権は自然に続くだろう。
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楽しくなくても働くしかないのが大多数の人の現実ではある。『衣食住の欠乏や社会的孤立の不安・標準的な人生設計や自他比較』の方が人を動かす力が大きいというだけの話。長時間労働のサラリーマンをするなら、仕事や学習そのものに遣り甲斐を見出せないと厳しい。
絶望だ!「仕事して寝に帰るだけの生活」って何が楽しいんですか?
そもそも楽しみや面白さだけのために生きられる人はよほど幸運な人か数億円以上を持つ資産家でもない限りいないが、現代社会では幼少期から大学生時代までが『擬似貴族的な楽しいことが多い生活環境・交遊関係』になりやすいため、『一日の大部分を拘束される自由度減の会社員生活』との大きな落差に不適応を起こしやすい。
現代人にとって『時間』は『貨幣(お金)』と並ぶ希少資源だが、時間資源ばかり優先すれば無職・無収入で『お金のない苦痛・惨めさ』を味わいやすく、金銭資源ばかり優先すればワーカホリック・仕事して寝るだけの生活リズム、健康を壊す過労で『時間不足の苦痛・長期雇用の拘束感・健康悪化』に苦しむで一長一短はある。
続きを読む 長時間の仕事をして家に帰って寝るだけの何が楽しいのか?:その質問は大多数の人にとって現実に選択可能な問いではない →
共同体は『嫌なら抜ける・落ちた個人は切る・自腹を切らない』では長く続かない。『人の選別・価値観・哲学でつながる共同体』は余裕ある時期の拠点に近いだろう。
作家が4人で同居?渋谷で始まった共同体とは。「一人でも生きていける」40人が19部屋に
『愛情がないのに金銭や子どもを理由に離婚できない仮面夫婦』は嫌なものだが、『常に好きな人・刺激を受ける人だけに囲まれて相互扶助も機能し続ける共同体構想』というのは非現実的なユートピアニズムだろう。『理念・哲学・価値観』だけの共同体構想の多くは長期持続性を持たず内部対立か自然消滅の経緯を辿りやすい。
続きを読む 現代における共同体(コミュニティ)と共同生活の可能性:生活の必要や強制・責任の弱いコミュニティは長く維持できるか? →
現実が過酷で寿命が儚った昔は『死後の世界(天国・復活・浄土等)』や『因果応報(悪人は死後苦しむ)』は人の心の救済だったが、唯物論の科学主義は死を無意味化しやすい。
【夏はオカルト】死後の世界は本当に存在するのか 死にかけた祖母が三途の川を見た話
死後の世界が存在するのかしないのかは『今の自意識を持った自分と他人の間』では、客観的証拠に基づく答えはでない。死ねばあの世に生き、先に死んだ人と再会でき子孫を見守り、物語的・歴史的な意味が継続すると考える事が心の救いになるか、死ねば全て無になり何も残らないが良いとするか、生命観や意味解釈の差である。
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金髪までしなくても、少し明るめの髪色には『気持ちが軽くなる(意識が外向き・前向きに)』心理効果はあるとされる。派手な髪色・変わった髪型は『自己主張・承認欲求の強さ・気分転換』もあるだろう。
街で金髪の人に聞きました!「なぜ金髪なんですか?」
ファッションもヘアスタイルも、『同じ見た目やスタイルで大きく変えない人』と『細かく見た目やスタイルを変えたがる人』では、気質性格や生き方の違いもあるかもしれないが、金髪の人もずっと明るめの髪色にしやすいように、『大きく変えることは面倒』だ。自分の外観や印象に無頓着になりすぎるのも問題だが。
続きを読む 『なぜ金髪にするのか?』のインタビューと非日常性・装飾的な変化を求める心理 →
政治経済・社会・思想の少し固めの考察から、日常の気楽な話題まで!mixiの日記・つぶやきのログも兼ねてます。