「自動車」タグアーカイブ

AT車とMT車のどちらが安全なのか?MT車の魅力と面倒くささ:アルトワークスのMT車の売上が好調

MTは車を操る楽しさはあるが、毎日乗っていれば作業記憶でクラッチとギアの操作が自動化するので、MTでもATでも大差なくなる。MTのスポーツカーのパワーは別物だが逆に自意識過剰な加速・改造をする危険運転も増す。

マニュアル車で異例の購入率9割! アルトワークスの快挙でMT人気が復活? (05月26日)

スズキのアルトワークスとかホンダのS660とかは、基本的に『MTの軽自動車に乗りたい人向け』に開発された経緯のある車だから、MTに乗りたい人が敢えて選ぶ傾向が強い。アルトでATに乗りたい人はワークス以外を選ぶし、同じ軽でも質感・快適・内装を重視するなら今流行りの中が広いボックス型を選ぶだろう。

続きを読む AT車とMT車のどちらが安全なのか?MT車の魅力と面倒くささ:アルトワークスのMT車の売上が好調

群馬県・軽乗用車とバイクが衝突して高校生ら4人が死亡, 滋賀県・少年が速度超過でRV車横転の事故

バイクはブレーキの制動距離が車より長く、車重のある大型バイクなら更に急には止まれない。バイクの速度は不明だが対向バイクの加速感は見誤りやすく、相手の車が来るか来ないか曖昧な状況で速度を落とさずに突っ切ろうとするライダーもいる

軽乗用車とバイクが衝突、高校生ら4人死亡 群馬・太田 (朝日新聞デジタル – 05月29日 11:17)

信号のない交差点とあるから、軽乗用車はバイクを視認した時点の距離で『このタイミングなら右折できる』と判断したが、バイクが加速しながら直進してくる場合には『数秒間での予想以上の接近』に驚く事は多い。ライダーが直進優先を過信して加速、軽が安全の為にゆっくり右折で、ちょうどぶつかるタイミングになったか。

法律上は直進優先だが、自分が法定速度以上に加速しようとしている状況では特に(本来は急加速はダメだが)、『相手が自分のスピードを把握してない可能性』を考えなければ危ない。交差点での死亡事故では『車とバイクの体感速度の違い(バイクが思ったより速い)』が原因になりやすく、バイクは車をとろく感じやすい。

法律上も『交差点は緩やかに進入しなければならない(加速して通り過ぎてはならない)』とされており、それだけ他の車・バイクの次の行動やタイミングの取り方に『個人差』が生まれやすく事故が起こりやすい。右折は無理のないタイミングで曲がり、優先の直進でもウインカーを出した右折車があれば少し注意して進みたい。

続きを読む 群馬県・軽乗用車とバイクが衝突して高校生ら4人が死亡, 滋賀県・少年が速度超過でRV車横転の事故

日産が第三者引当増資を引き受けて三菱自を傘下に入れる, 首都高速を200キロ超で走った4人を逮捕

○三菱自を格安で入手するためのカルロス・ゴーン社長の経営戦略の一環だった可能性もある。ルノー・日産・三菱自は世界の自動車産業では弱者連合の観もあるが、自動運転技術・EV等では将来性もある。

三菱自、日産の傘下入り発表「信頼回復へ重要な道筋」

日産はルノー傘下に入ってから、デザインを無難にグローバル化して、車種の個性・ブランド力が落ちたとも言われる。だがSUVの利益率の高いエクストレイルが中国市場でかなりシェアを伸ばし、燃費不正問題が発覚するまで軽自動車も順調に売れていた。

自動運転技術の分野ではトヨタと引けを取らない水準にあるとも言われるが、ノートなどコンパクトカーに対するオールアラウンドビューや自動ブレーキの標準搭載も他の企業よりかなり早かった。三菱自には軽開発のノウハウとPHVの技術があり、パジェロとエクストレイルで四駆分野のブランド力を二枚看板で強化できる。

株式市場では日産の迅速な三菱自への巨額出資によって三菱自の株価暴落を食い止めた。日産の株価も現状を維持できており、カルロス・ゴーンは特別価格で三菱自を手に入れ事業戦略の選択肢を広げた。ルノーは大した車種・ブランドを持っていないが、金融市場での戦術が日本の経営者より上手い、格上企業でも呑み込む。

不祥事や株価下落を待って、相手からの援助要請によって友好的に経営権を掌握するカルロス・ゴーンのやり方は、無理やりに資本の力でねじ伏せて現経営陣を追い出す敵対的買収よりも格段にスマートかつ怨恨を残しにくいやり方ではあるが、その後の経営合理化で従業員にしわ寄せが来る可能性は低くない。

続きを読む 日産が第三者引当増資を引き受けて三菱自を傘下に入れる, 首都高速を200キロ超で走った4人を逮捕

三菱自動車の燃費不正と断ち切れない隠蔽体質

不正な検査方法によってカタログ値を実際よりも良く見せかける捏造は、少し前にも独VW(フォルクスワーゲン)のディーゼルエンジンの排ガス不正問題の事例があった。排ガス不正問題は、トヨタと世界トップの販売台数を争っていたVWの世界販売台数に大打撃を与え、高額な賠償金・制裁金による損失も数千億ドルの莫大なものになった。

燃費不正の誘因として『燃費・今風を売りにしたハイブリッド車の普及率増加』があり、トヨタのアクアとプリウスが常に国内販売台数のトップを占める中(プリウスは車格が大きく本体が高いため新型発売からしばらくすると若干順位は落ちるがアクアはほぼ不動のトップにある)、非ハイブリッドのガソリン車(特に新車市場)は燃費競争において非常に苦しい位置づけにある。

軽自動車にはハイブリッドはないのだが、ここ数年は軽自動車の大型化・ラグジュアリー化(質感アップ)が進んでおり、本体価格(ホンダのNボックスなど高いモデルにオプションをつけると軽でも200万を超えてくる)がハイブリッド・普通車よりも圧倒的に安いというメリットを失ったため、『軽自動車間の競争激化』と『ハイブリッド・普通車との競争激化』の二つの波に晒される。

続きを読む 三菱自動車の燃費不正と断ち切れない隠蔽体質

4人のグループによる17歳殺害事件、金銭トラブルか、 ミラーレス自動車の登場

喧嘩・いじめの場所は『河原』は昔の漫画のお約束だが、意外と現代でも早朝・深夜の河原で少年・青年のリンチ事件が起こるな。トラブルのある複数の男から川に誘われたらとにかく断る・逃げるべきか……

<17歳殺害容疑>4人を逮捕、同僚「金銭トラブル」…千葉

一方的ないじめを除き、類は友を呼ぶ傾向は強いが、『揉めたら面倒そうな集団・機嫌を損ねたら何するか分からない人物・暴力や犯罪の雰囲気のある集まり』には、自分の自衛力・危機回避によほど自信がない限り、男も女も近づかないが吉。知人間の金銭トラブルが殺人にまでつながる短絡さは愚劣で自滅しただけだが…。

続きを読む 4人のグループによる17歳殺害事件、金銭トラブルか、 ミラーレス自動車の登場

男性モデルのセクシーショットが増えた“an・an”、福岡県久留米市の立体駐車場での転落事故

“an・an”はいつも旬の男性アイドルの肉体を使ったSEX特集が多いイメージだが、男性向けメディアに置き換えれば、漫画雑誌に載る位のセミヌード系のソフトな写真に過ぎないわけで、女性向けメディアの禁忌の薄れ、生々しい欲求の解放の面もあると思う。男女のジェンダーや性道徳の差異が縮小している。

玉森裕太が表紙 7日発売an・an

昭和中期くらいまで、男女の経済格差・家父長制の秩序・役割的ジェンダーなどによって、女性が男性の外見・肉体・セックスの好き嫌いに言及する事自体がある種の恥じらいの無さとしてタブーであり、この種の女性向けの視覚刺激の娯楽は殆どなかった。

『妻子を真面目に養う勤勉さ・扶養能力のある男』と『あなただけですの貞節・従順な女』という男女ジェンダーのステロタイプの崩壊プロセスが進んでいると見ることもできるか。

続きを読む 男性モデルのセクシーショットが増えた“an・an”、福岡県久留米市の立体駐車場での転落事故