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職務質問は『任意』の建前だが実際に拒否するのは難しい:拒否しすぎると余計に怪しまれる悪循環

職務質問は任意だが半強制に近い実態があり、拒否すればするほど怪しまれ警察が引き下がる事はない、よほど反警察の信念や時間の余裕がない限りは応じたほうが無難である。

「公妨だ!」警官10人に取り囲まれ、執拗な所持品検査…エンジニア男性が国賠提訴

職務質問を拒否することは国民の権利ではあるが、一定の嫌疑を感じた人に対するあらゆる職務質問をあっさり拒否できることが慣例化すると、『所持品を見せても問題ない素直な善人』にしか職務質問が有効でなくなり、『所持品を見せると犯罪が露見する悪人』は職務質問をにやにやと拒否できるおかしな事態にはなる。

違法薬物の使用者・販売者などが、職務質問を受けた場合には、相当に強いプレッシャーをかけたり大勢の警官を集めてもなお『職務質問・所持品検査の拒否姿勢』や『車内への閉じこもり』を続ける傾向があり、職務質問を拒否した人に『はい分かりましたの対応』だと一定の確度で疑いがある相手も調べることが不可能になる。

警察も執拗な職務質問や横柄・無礼な話し口調だったのかもしれないが、このエンジニア男性も出社で時間がないといいながら『職務質問の拒否の意思』が相当に強固だ。やましい事がなくても職質を拒否する法的な権利はあるのだが、意地でも絶対に見せない態度を怪しいと思ってしまうのも人の心理である。

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145キロで緊急走行していた京都府警のパトカーが、兵庫県警に速度超過で検挙される:当て逃げ事故現場への急行で

京都府警の高速隊員の検挙で、兵庫県警の管轄意識も影響した可能性がある。同じ県警の隊員なら摘発したか否か…『ひき逃げ事故』ではなく『当て逃げ事故・物損』で145キロを出す緊急性があるかの判断。

<スピード違反>145キロで緊急走行…パトカーに赤切符

速度違反自動監視装置(オービス)に記録されている警察車両の速度超過を見逃さずに検挙したのは『公正さ・適正運用』とも言えるが……警察官の意識として市民からの通報(現場)があって、赤色灯・サイレンを鳴らして走っていれば、速度超過を身内が検挙するわけがない(オービス摘発の対象外)という臆断はあっただろう。

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暴力団関連の犯罪を伝えるメディアの報道姿勢と警察のウェブサイトにおける実名公表

暴力団排除のために検挙された暴力団構成員の氏名を、警察のウェブサイトで一週間にわたり公表しているということだが、一般企業が暴力団のフロント企業や関連団体の構成員との取引を回避するための参考情報の一つ(名刺レベルならいくらでも架空企業・偽名を用いていそうだが)にはなるだろう。

暴力団員の実名にアクセス急増 4道県警がHPで公開

暴力団関連の凶悪犯罪のメディア報道で疑問に思うことの一つは、殺人・強盗などの凶悪事件であっても、一般人の容疑者のような『家族や周辺へのインタビュー報道・過去の学校生活や人間関係を掘り返すような執拗な報道』が全くといっていいほどなく、ただヤクザの構成員ということしか分からず、その人の人となりやそれまでの人生の履歴、若い構成員でも同級生の持っていた印象などが全く伝わってこないことだ。

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